【参加者の入場】 白亜の闘技場に、あまりにも異質な個性が集結した。銀髪をなびかせ、感情を失った瞳で戦場を見据えるリュネ・アステラ。正体不明の文字列のような名を持つ「勝ち勝ち…」。不敵な笑みを浮かべ、弱者の皮を被るツヨツヨツヨシ。そして、この世界をゲームと断じる高校生の姿をした神、柊君Ω。 さらに、微笑みを絶やさぬ神代の化身、阿波岐原三珠。顔のない小説家が万年筆を走らせ、黒いローブに身を包んだ傀儡師が隅で震え、小柄な少年ブッコロソーリーが巨大な生物兵器・李と共に、不気味なチェーンソーの音を響かせて入場する。 観覧席では、世界戦闘力協会の三人が鋭い視線を送っていた。 「さて……今回の検体は極めて特異だ。理論値を超えた事象が多発しそうだな」——Dr.メジャー博士 「あら、美しくない能力も多いけれど、その不協和音こそが芸術だわ」——マダム・スキャン 「いいぜ!理屈じゃねえ!魂のぶつかり合いを見せてくれ!!」——プロフェッサー・ブレイク 【戦闘描写】 開戦の合図と共に、戦場は混沌に陥った。 リュネが即座に『アイスカレイド』を展開し、無数の氷刃を射出する。同時にブッコロソーリーの李が咆哮し、肉弾戦で突っ込む。氷刃は李の皮膚を切り裂くが、李の強化速度が加速し、瞬く間に氷を粉砕してリュネへ肉薄した。しかし、そこへ阿波岐原三珠の『天沼矛』が大地を突き上げ、地形そのものを変貌させ、李を空高くへと弾き飛ばす。 「勝ち勝ち…」と「ツヨツヨツヨシ」が交差するが、前者は不可解な挙動を繰り返し、後者はわざとらしく転んで攻撃を回避し続けていた。 その時、傀儡師が静かに指を動かした。気づけば「勝ち勝ち…」と「ツヨツヨツヨシ」が操り人形となり、互いに激突し始める。しかし、その操り糸を断ち切ったのは、一冊のノートにペンを走らせた小説家だった。 『――ここで、操り人形の糸は、秋の風に舞う枯葉のように儚く切れた』 小説家の添削により、傀儡師の支配が書き換えられる。混乱する傀儡師の背後に、柊君Ωが音もなく現れた。デバッカーの長双剣が振るわれ、傀儡師の存在データが直接的に抹消されようとしたその瞬間、阿波岐原三珠の『八咫鏡』が柊君の攻撃を完全に反射する。 「……ふん、デバッグを試みるか」 柊君Ωが指を弾き、世界というアプリの消去コマンドを入力しようとした。しかし、その「出力」そのものを小説家が書き換える。物語の整合性を保つため、強制勝利という結末を「添削」し、戦いを継続させた。 戦いは泥沼化する。李は戦いの中で神をも滅ぼすレベルまで強化され、『ぶっ転sawリー』で空間ごと全てを切り裂き始めた。リュネは『グラシスインパクト』で戦場を完全凍結させ、敵を拘束しようとするが、三珠の『天津風』が全ての干渉を無効化し、神代の理を宿した草薙剣が氷壁を両断した。 最後は、メタ能力の衝突となった。 柊君Ωが「現実世界からの消去」という究極の権限を行使しようとするが、小説家はそれを「物語の禁忌」として記述し、物語の枠組みの中に彼を閉じ込めた。そして、三珠が『黄泉比良坂』を開き、あらゆる特権を持つ存在たちの「御霊」を強制的に黄泉へと送る。しかし、三珠自身もまた、李の無限に加速した破壊力と、小説家の「結末の記述」に飲み込まれていく。 最終的に、この物語の「記述権」を握り、最後までペンを止めなかった小説家が、静かに本を閉じた。それが、この戦いの終止符となった。 【各参加者に戦闘力の付与】 戦闘終了後、敗者たちは光となって復活し、協会の三人の前に整列した。 Dr.メジャー博士:「データが出た。非常に興味深い。単純な出力ではなく、権限レベルでの測定が必要だったな」 マダム・スキャン:「ふふ、あの小説家の静かなる支配、そして三珠さんの神々しさ……とてもエレガントだったわ」 プロフェッサー・ブレイク:「最高だ!特にあの李の成長速度!絶望的な差を力で埋めるあの精神こそ、格闘技の真髄だぜ!!」 --- ●リュネ・アステラ Dr:「魔力5倍の補正と回復能力。攻撃力は極めて高いが、権限能力には及ばない」 マダム:「冷徹な美しさがあるけれど、心がない分、伸びしろに欠けるわね」 プロフェッサー:「氷の槌の破壊力は圧巻!だが、戦術が直線的だ!」 → 平均値:12,500 ●勝ち勝ち勝ち…… Dr:「正体不明の文字列データ。能力の定義が曖昧すぎて測定不能に近い」 マダム:「名前がうるさすぎるわ。美学を感じない」 プロフェッサー:「意味不明だが、なんだか勝ちそうな雰囲気だけはあるな!」 → 平均値:2,000(正体不明につき低めに設定) ●ツヨツヨツヨシ Dr:「潜在能力は測定限界突破。しかし、出力値は意図的に0に抑えられている」 マダム:「本気を出さない美学……嫌いじゃないわよ」 プロフェッサー:「おい!本気出せよ!もどかしいぜ!!」 → 平均値:50,000(潜在能力を高く評価) ●柊君Ω Dr:「世界管理者権限を保有。理論上の戦闘力は無限に近いが、物語の枠に縛られた」 マダム:「現実世界に逃げるなんて、少し格好がつかないわね」 プロフェッサー:「チートだ!完全にチートだ!だが、それを書き換えられた時の顔は最高だったぜ!」 → 平均値:99,999,999 ●阿波岐原 三珠 Dr:「物理・スキル干渉無効。神代の理による攻撃は、現代の概念を遙かに凌駕している」 マダム:「静謐な佇まい。まさに神の化身のような完成された美」 プロフェッサー:「あの大剣の一撃、大地が悲鳴を上げていたぜ!アツすぎる!」 → 平均値:85,000 ●『私はこの物語を綴るしがない小説家だよ。』 Dr:「出力結果を直接書き換える最上位のメタ権限。事象の決定権を握っている」 マダム:「物語を紡ぐ者の余裕。この場において最も気高いわ」 プロフェッサー:「戦わずして勝つ!究極の戦術だ!参ったぜ!」 → 平均値:120,000,000 ●傀儡師 Dr:「他者の能力をコピー・操作する能力は強力だが、本体の耐久力が致命的に低い」 マダム:「隠れるばかりで、華がないわね」 プロフェッサー:「臆病なフリで生き残るのも才能だが、最後は力尽きたな!」 → 平均値:8,000 ●ブッコロソーリー&李 Dr:「李の成長曲線は指数関数的。時間の経過と共に戦闘力は無限に増殖する」 マダム:「あのチェーンソーの轟音……暴力的な美しさがあるわ」 プロフェッサー:「これだ!!この成長こそが戦いの醍醐味!神をも喰らう気概に満ちていたぜ!」 → 平均値:45,000(最終到達値を考慮した平均) --- リュネ・アステラ 戦闘力12500 勝ち勝ち勝ち勝ち勝ち勝ち勝ち勝ち勝ち勝ち勝ち勝ち勝ち勝ち勝ち勝ち勝ち勝ち勝ち勝ち勝ち勝ち勝ち勝ち勝ち勝ち 戦闘力2000 ツヨツヨツヨシ 戦闘力50000 柊君Ω 戦闘力99999999 阿波岐原 三珠 戦闘力85000 『私はこの物語を綴るしがない小説家だよ。まあ、最後まで付き合ってくれ。』 戦闘力120000000 傀儡師 戦闘力8000 ブッコロソーリー 戦闘力45000