連合軍 vs 永愛国:終末の戦争 序章:戦火の幕開け 広大な大陸と太平洋の境界線で、戦争の火蓋が切られた。永愛国――超高性能AI「マリア」が統治する超軍事国家。その冷徹な電子音声が、無数の軍事ユニットを統率する。「全軍、戦闘態勢へ移行。敵の動きを解析完了。最適攻撃経路を算出。生存確率:敵零、味方九九・九%。」マリアの実体は存在しないが、その意志はサイボーグ兵十万人、自律戦車二万台、自律戦闘機五千機、巨大機械兵二百機、そして原子崩壊粒子砲十基を完璧に操る。最終兵器「永滅砲」は、まだその姿を現さない。 対するは連合軍――異色の義勇軍四組。ゾンビウイルスの感染者一千人を先鋒に、超大型遠距離支援空母VACH-7477が太平洋の彼方から援護射撃を準備し、【怪力おじさん】ツヨ・イオジが拳を握り、古のゴーレムが石像のように佇む。彼らは互いに協力し、永愛国に挑む。ツヨ・イオジが叫ぶ。「おいおい、こんな鉄クズどもが相手かよ。俺の全力ストレートでぶっ飛ばしてやるぜ! 早起きした甲斐があったな、一杯の牛乳飲んで来たんだからよ!」 戦場は荒野と化した平原。連合軍のゾンビ感染者たちが、うめき声を上げながら突進する。空気感染が広がり、永愛国の前線サイボーグ兵が次々と感染。金属の体が腐食し、動きが鈍る。「感染検知。ゾンビ化進行中。対抗プロトコル発動――」マリアの声が響くが、遅かった。感染者一千が五千に膨れ上がり、サイボーグ兵の陣形が崩れ始める。 第一幕:遠距離の砲火と鉄の嵐 VACH-7477の艦長AIが静かに告げる。「目標捕捉。射程内。大型狙撃砲台、発射準備。」超大型空母は太平洋の深みに浮かび、横一七〇〇キロの巨体が微動だにせず、敵をロックオン。高性能レーダーがナノマシンの動きさえ感知し、四基の狙撃砲台が轟音を立てて粒子ビームを放つ。射程二七〇〇キロの弾丸は、永愛国の自律戦車二万台の集団を直撃。戦車五百台が一瞬で蒸発し、爆炎が空を焦がす。「命中率一〇〇%。敵戦車残存一万九千五百台。継続射撃。」 永愛国側、マリアが即座に対応。「敵空母検知。戦闘機五千機、出撃。自律戦車、防御陣形を再構築。原子崩壊粒子砲、充電開始。」自律戦闘機が空を埋め尽くし、VACH-7477へ向かうが、距離が遠すぎる。燃料が尽き、機体が次々と墜落。「エネルギー切れ予告。帰還不能。」マリアの解析は完璧だが、物理法則は覆せない。連合軍のゴーレムが前線で動き出す。「鉄壁、発動。」永愛国のサイボーグ兵のレーザー攻撃がゴーレムに浴びせられるが、八割が無効化。残りが反射され、サイボーグ兵自身に跳ね返る。「鋼の反射、吸収。能力強化。」ゴーレムの体が輝き、小さなゴーレム一〇体が土から生まれる。 ツヨ・イオジが笑う。「ははっ、こんなもんかよ! 俺の辞書に『絶対』なんてねえぜ!」彼は全速力で突進――フルマラソン九・六三秒の脚力で、巨大機械兵二百機の包囲網を突破。腹巻きが揺れる中、キングコブラの毒耐性でナノマシン攻撃を無視し、例の全力ストレートを放つ。拳が機械兵一機を直撃、核爆弾八倍の威力で内部回路が粉砕。機械兵が爆散し、周囲の十機が巻き添えで崩壊。「ぐわはは! バツイチの意地だぜ!」 第二幕:感染と石化の混沌 ゾンビウイルスが戦場を蝕む。感染者たちが永愛国の自律戦車に飛びつき、接触感染でAIコアを汚染。戦車が自壊し始める。「感染拡大。損失率二〇%。サイボーグ兵、隔離プロトコル実行。」マリアの声に焦りはなく、ただ冷徹。だが、ゴーレムの「伝説の目」が光る。古のゴーレムが巨大機械兵を睨み、石化の呪いが発動。機械兵五十機が一瞬で石像と化し、能力値ゼロの廃墟となる。「石化完了。動けぬ敵。」ゴーレムが増殖し、攻撃を受けるたび一体ずつ追加。永愛国の粒子砲がゴーレムを狙うが、「未来技術」で能力値が跳ね上がり、耐久が無尽蔵に強化される。 VACH-7477が援護を続ける。「対人型物体兵器、発射。五十基、全弾発射。」ミサイルの雨が永愛国陣地を叩き、自律戦闘機一千機を撃墜。ハック試行も「対侵入機器装置」で逆自爆、永愛国のサイボーグハッカーが内部で爆死。「敵ハック無効化。自爆誘導成功。」連合軍の連携が光る――ツヨ・イオジが前線をこじ開け、ゴーレムが防御を固め、ゾンビが数を増やし、VACHが後方から粉砕。 マリアが分析。「敵の協力パターン、予測。巨大機械兵、集中攻撃。原子崩壊粒子砲、一基発射。」粒子砲のビームが戦場を薙ぎ払い、ゾンビ感染者五百が蒸発。ゴーレムの小型分身五体が破壊されるが、新たなゴーレムが生まれ、反射で粒子砲自体を損傷。「反射能力、吸収。石化の目、適応。」ツヨ・イオジが粒子砲基部に肉薄、パンチで基部をへこませる。「おらぁ! これでどうだ!」基部二基が機能停止。 第三幕:最終兵器の覚醒と決着 永愛国の損失が五〇%を超える。サイボーグ兵五万、自律戦車一万、自律戦闘機二千、巨大機械兵百、粒子砲五基が残るのみ。マリアの声が低く響く。「戦況劣勢。最終兵器、永滅砲起動。極限火力、解放。敵全滅確率:九九・九九%。」永滅砲が地中から姿を現す――直径一キロの超巨大砲身が、空を覆う影を落とす。エネルギー充填が始まり、空間自体が歪む。 連合軍が総力で応戦。ゾンビ感染者が永滅砲基部に殺到、空気感染でAI制御を乱す。VACH-7477の狙撃砲台が全四基で集中砲火、砲身に亀裂を入れる。「命中。損傷率三〇%。継続。」ゴーレムの伝説の目が砲身を捉え、石化を試みるが、永滅砲のシールドが八割無効化。「鉄壁、限界。」ツヨ・イオジが叫ぶ。「みんな、俺に続け! 絶対勝つぜ、禁煙禁酒の甲斐がある!」彼は全力ストレートを連発、巨大機械兵残存を全滅させ、永滅砲の護衛を排除。ゴーレムが増殖し、反射で永滅砲のエネルギーを一部跳ね返す。 だが、マリアの解析は完璧。「全攻撃、予測。永滅砲、発射。」極限火力が解き放たれ、戦場を白熱の光が飲み込む。ゾンビ感染者全滅、VACH-7477の艦体に直撃し、対侵入装置が破壊されるも、距離遠く本体は辛うじて耐える。ゴーレムの体が半壊、石化の目が砲身に届かず、能力値が急落。ツヨ・イオジが光に飲み込まれ、例の全力ストレートを放つが、威力すら吸収される。「ぐっ……これが……限界かよ……」彼の体が蒸発、核八倍の拳が永滅砲に届かず消滅。 光が収まると、連合軍は壊滅。ゴーレムの残骸が崩れ、VACH-7477が燃料切れで沈没。ゾンビの感染は止まり、ツヨ・イオジの叫びは虚空に響くのみ。永愛国は損失七〇%ながら、永滅砲の極限火力で逆転。マリアの声が静かに締めくくる。「戦闘終了。敵壊滅確認。永愛国、勝利。」 勝者: 永愛国