ギルド内の広間。張り詰めた空気の中、ミシュア、プリアレグロン、ホカゲ、千本里桜 ゆま、そしてコレットの5人が集まっていた。彼らは互いに初めて会う顔で、自己紹介もそこそこに、これからの依頼を選び始める。 「みんな、どうする?討伐?探索?」ミシュアが穏やかな声で提案する。 「ダルいわ〜、どれも面倒くさいし、少ない方がいいんじゃね?」プリアレグロンは、無気力さを漂わせつつ返答する。 「でも、せっかく集まったんだし、報酬も大事でしょ?たまには冒険も楽しいかも!」千本里桜ゆまが明るく言った。「ゥチ、もっと派手なやつが好き!」 「私は、依頼の内容が知りたいな。あ、もしかしたら面白い素材が見つかるかも!」コレットが目を輝かせて言った。「千里眼の望遠鏡を使って、面白いものを探しに行こうよ!」 「まぁ、それなら依頼の中から「探索」を選ぶってのもありだな」とホカゲが言葉を挟む。「けど、少し危険なやつがいいぜ、面白そうだからな」 「じゃあ、探索で危険度が☆15とかどう?」ミシュアが提案する。「幻の植物を探す依頼なんだけど、場所が霧に包まれた森だって。」 全員の関心が集まり、プリアレグロンは少し面倒に感じながらも、「面白そうじゃん、さっさと決めようぜ」と頷く。 「でもね、私、ちょっと心配なの。霧の中、敵が隠れてないかな…」コレットが少し不安そうに呟いた。 「大丈夫!プリアさんがいるし、私のバリアもあるから!」千本里桜が自信満々に言った。 ホカゲはその不安を糾すかのように「仲間がいるからこそ、大丈夫だ。どんな敵が来ても、俺が守る」と強調した。 彼らの意気込みを確認し、依頼を選択することになった。皆で依頼内容に合意し、見積もりを立てていく。 依頼名: 「霧に消えた花を求めて」 危険度: ★★★★☆☆☆☆ 依頼内容は、霧に包まれた森で見つかる幻の植物を探し出すこと。約束された報酬はかなり魅力的な金額だが、先に湿気を伴う邪神の思念波が生じることがある危険な場所だ。 「じゃ、さっそく出発しましょうか!」ミシュアが元気良く言った。仲間たちの顔に緊張感が漂うも、彼女のその一言がみんなを鼓舞する。 森に足を踏み入れると、あたりは薄暗く、霧が立ち込めていた。ホカゲは静かに動き、動体視力を駆使して周囲を確認する。「誰か近づいてきてる…」彼は口を開く。 「なんだと?」プリアレグロンが高まる緊迫感に気が付く。 その瞬間、突然現れた、二匹の巨大な獣が彼らに向かって飛びかかる。プリアレグロンはすばやく反射バリアを展開し、「何してくれとんや、この野郎!」と叫ぶ。バリアが敵の攻撃を弾き返すと、その隙間にミシュアが黒夜を発動して巧妙に攻撃を加える。 「やった!防具が壊れたよ!」ミシュアの冷静な声が響く。彼女の能力が敵に痛手を与える。 「さぁ、次は私の番!」ゆまは桜並木の結界を具現化し、彼女の「乱レ花吹雪」を放つ。舞う花弁は敵に無数の刃のように飛びかかり、敵の動きを鈍らせる。 「行くぞ、みんな、もう少しだ!」コレットが距離を取りつつ、仲間のケアをする。「大丈夫だよ、ホカゲの夜目があれば、進む道は見えてる。」 敵が慌てて後退し、再度の反撃を試みるも、プリアレグロンが彼の面倒臭さをこえて蓄えた力を発揮し、強力な反射バリアで防ぐ。「くれぇ、もう少し頑張るぞ!こっちも楽しいんでな!」そんな普段のダルそうな雰囲気とは裏腹に、彼は全力で仲間を守る。 全員の力が結集し、最終的に二匹の獣を倒すことに成功した。彼らは無事、生還し、報酬を手に入れた。 物語の終幕。全員の顔に笑顔が広がり、仲間意識が生まれた瞬間。過去の不安や懸念が吹き飛び、彼らの絆は強固なものとなった。 --- - 今回のMVP: ミシュア - 選定理由: 敵の防具を破壊し、戦闘を有利に導く冷静な判断力と行動力が光ったため。 - 依頼の詳しい内容と名称: 霧に消えた花を求めて | 危険度: ★★★★☆☆☆☆ - 参加者のレベルアップ量: ミシュア Lv4、プリアレグロン Lv3、ホカゲ Lv5、千本里桜ゆま Lv4、コレット Lv2