岩山の頂点、荒々しい大気の中、両チームが集結しているぜえ!! 大いなるガンド(以下、ガンド)はその巨体を誇示し、周囲の景色を圧倒するようにそびえ立つ。身の丈に迫る彼の姿は、ただの神話の怪物そのものだった。対面には、チームBの蛇神メデュ(以下、メデュ)と彼女の仲間、ツァーリ・イワン(以下、イワン)、ウルトラケサラン(以下、ケサラン)が控えているぞお! 「よっしゃああ、相手を石にするのは今日も控えめにするぜえ!」メデュは眼隠しを確認しながら、明るい声で叫ぶ。 「お前さん、万が一にも眼隠しを外したら大変だぞお!」イワンが心配そうに言う。 「心配しないで、うちは絶対に外さないってばっ!」メデュは元気に返し、仲間たちに自信を見せるだあ! 戦闘開始の合図が鳴り響くと、ガンドはその膨大な体重を利用し、一気にメデュへと突貫するぜえ!!「どけえええ!!」 だが、メデュはそれを察知し、歌いだす。「ウロボロス、ウロボロス!」と声を合わせ、舞のように宙を舞って攻撃をかわすぞお! 「サーちゃん、いけええ!」メデュが叫ぶと、彼女の髪から赤い毒蛇が飛び出し、メデュの指示を受けて攻撃にかかる。 サーちゃんが急迫侵攻するガンドに毒を飛ばすと、ガンドの巨体が毒にに煙っていくぞお! 「おもしろいぜえ!」ガンドは笑いながら毒を無効化する。続いて彼は「疫毒!」と叫んで、自らの攻撃を仕掛ける。 だが、ツァーリ・イワンが「やるぜ!」と拳を打点させると、その威力が爆風を生む。 「ガンド、いくぜぇぇ!」イワンの拳はまっすぐにガンドを直撃し、敵を吹き飛ばす力が発揮されるぞ! 「落ち着け、まだ終わっちゃいねえ!」ガンドは焦った様子で立ち直ると、再度、必殺のたいあたりを振るう。 「オラァ、当たるかい!!」叫び、メデュやイワンを身体一杯で押し返す。「避けろ!!」イワンが叫び、素早く回避するが、メデュの近くでその巨体が立ち塞がる。 「私は石にしないぜ!」メデュは言った瞬間、目隠しを外そうとするが、自身の意思でそれを遮る! その隙を突いて、ウルトラケサランが「トメ~ル光線!」でメデュを援護し、ガンドの動作を停止させるぞお! 「動けない!?」 ガンドは驚愕し、人間にはない凄まじいパワーを誇る彼でも、この状態では逆立ちさえ出来ぬ! 「今だあああ!」イワンは素早く前進、406メガトンの威力を以ってガンドに致命的な一撃を与えたぜえ! 「け、けしからん!」ガンドは力尽き、岩の上に崩れ落ちる。その巨大な体が失せると、煙が立ち上り、岩山は静寂に包まれるだあ! 「勝ったぞおお!」メデュは大声で叫ぶ。 「うん、みんな良くやった!全員の力で勝ち戦だねぇ!」イワンが応える。 勝利チームはBチームだ。生存者はメデュ、イワン、ケサランの三者。 敗北したガンドは、彼の巨体が消え去り、岩山の頂に静寂が戻るのであった。 「このまままた会うことになるだろ!」と、ガンドの声が遠くから響いてくるぞお!