戦いの幕開け 浅草寺の境内は、普段の喧騒とは打って変わって異様な静寂に包まれていた。雷門の朱塗りの門が夕陽に映え、五重塔が遠くにそびえる中、突然の異変が訪れた。空が不自然に歪み、七つの影が現れる。それは大罪福神――嫉妬、憤怒、色欲、暴食、怠惰、強欲、傲慢の化身として、数字の概念から生まれた人型の怪異だった。機械の歯車が軋む音、ドラゴンの鱗が輝く鎧、騎士の剣戟のような姿。彼らは浅草の聖地を汚すべく、寺の中心に陣取った。一方、討伐組は如月学園の生徒たちを中心に集結。色紙の少女、威座内の熱血漢、そして紳士的な少女つぐみが、寺の入口に到着した。彼らの目的は、この怪異を討ち果たすこと。戦いの火蓋が切られた。 討伐組の先陣を切ったのは色紙だった。彼女は静かに座り、近くに置かれた古い書物――色神の作り方が記されたもの――を広げた。彼女の指先が色紙を折り、丁寧に形作っていく。開始時の彼女の心境は穏やかだった。「私は色紙、近くに色神の作り方が置いてある」。周囲の空気が彼女の魔力に染まり、折り紙が光を帯び始める。最初に完成させたのは【赤神】。天使か女神のように見える優美な姿で、赤い輝きを放つ。【色紙】のスキルにより、この神は味方となり、討伐組に加わった。【赤神】は即座に火の力を発揮し、赤色巨星を生成して大罪福神の一角、嫉妬大黒伝に向かって放つ。巨星は轟音とともに爆発し、周囲の地面を焦土と化した。火耐性を持つ【赤神】は、反撃の銃弾をものともせず耐える。色紙の防御力20と魔法防御力80が、彼女自身を守っていたが、攻撃力0の彼女は後衛に徹する。 大罪福神は動じなかった。嫉妬大黒伝が体全体から生えた銃を一斉に撃ち放つ【嫉妬大黒伝】。無数の弾丸が雨のように降り注ぎ、【赤神】の巨星を相殺しようとする。弾丸は寺の石畳を砕き、観音堂の屋根を穿つ。討伐組の面々は散開を余儀なくされた。威座内は背中に「信念」と書かれた学ランを翻し、天叢雲剣を構える。「どんな境地に立たされようとも俺の信念は不屈だ!」と叫び、【どんな境地に立たされようとも俺の信念は不屈だ!行くぜ相棒、八岐大蛇!】を発動。八岐大蛇が召喚され、八つの首がうねりながら大罪福神に襲いかかる。蛇の牙は憤怒毘沙門天の鎧を噛み砕き、毒の息吹が周囲を蝕む。威座内の頭の回転の速さが光り、彼は秀才的な座学で戦術を構築。八岐大蛇の動きを大罪福神の銃撃の隙間に合わせ、効果的な攻撃を導く。 つぐみは小柄で可憐な姿とは裏腹に、紳士的な口調で宣言した。「正々堂々戦おう!」。祖母の遺品であるカードを投げ、【召喚カードを投げ】て暗黒騎士アリアを召喚する。アリアは金髪のエルフ少女として現れ、影渡りで素早く移動。攻撃力15、素早さ40の彼女は、影の魔剣を大量に実体化【影の魔剣】させ、色欲弁財天に迫る。魔剣は闇を切り裂き、弾幕の雨を掻い潜る。つぐみの魔力30がアリアを支え、【魔法カード:魔力譲渡】でさらに強化。影縫い【影縫い】で暴食布袋の影を刺し、一時的に行動不能に陥れる。浅草寺の境内は戦場と化し、線香の煙が戦塵に混じり、観光客の影すら見えない異界の様相を呈していた。 大罪福神の反撃は苛烈だった。憤怒毘沙門天が【憤怒毘沙門天】を発動し、超巨大な剣を出現させて全範囲を切り刻む。剣風が五重塔の基部を削り、八岐大蛇の首を二本断ち切る。威座内は素早く【乱せ白兎!】を呼び、因幡の白兎が跳ね回り、剣の軌道を乱す。白兎の敏捷さが大罪福神の素早さ40に匹敵し、討伐組に呼吸の隙を与える。一方、色欲弁財天の【色欲弁財天】が全範囲に魔法と弾幕の雨を降らし続ける。寺の灯籠が次々と爆散し、【赤神】の火耐性が試される。色紙は慌てて次の神を作成、【青神】を完成させる。津波を生成する【青神】が水の壁を張り、弾幕を防ぐ。水耐性により、大罪福神の攻撃を緩和した。 戦いは膠着状態に陥る。怠惰寿老人が【怠惰寿老人】で全ステータスを上限なく上昇させ続け、強欲恵比寿が【強欲恵比寿】で架空のパチンコを発動。スロットが回り、低確率で7が揃う気配はないが、防御の機会を窺う。暴食布袋は影縫いから回復し、【暴食布袋】で近くの【青神】を食らおうと迫るが、アリアの影渡りで回避される。威座内はさらに【惑わせ玉藻前!】を召喚、玉藻前の幻惑が大罪福神の連携を崩す。狐火が境内を舞い、嫉妬大黒伝の銃撃を誤射させる。つぐみは「私達は、何度でも立ち上がる!」と励まし、アリアに魔力を譲渡。戦術の構築が威座内の強みを発揮し、討伐組は大罪福神の弱点――防御力0――を突く。 色紙の【緑神】が完成、自然の力を吸収【緑神】し、仲間にステータス上昇を付与。威座内の剣が鋭さを増し、アリアの素早さがさらに向上。浅草寺の木々がざわめき、緑のオーラが討伐組を包む。大罪福神は数を頼みに攻め立てるが、傲慢福禄寿・左右が死の淵に追い込まれ、ついに合体を始める。「大罪福神はもう1人いる。」の言葉通り、二人が融合し、第二形態【フォティン】が現れる。大きく膨れ上がり、4本腕に羽衣を巻き、長い角が生えた猫背の姿。機械とドラゴンと騎士の融合がより禍々しく進化していた。 【フォティン】の出現で戦況は一変。常に全ステータスが爆発的に上がり続けるスキルが発動し、攻撃力40が急上昇。【嫉妬大黒伝】を強化版で放ち、銃弾が寺の門を粉砕。討伐組は後退を強いられる。威座内は「天岩戸が開かれる…輝け天照大神!!」と最大の召喚を発動。天照大神の光が境内を照らし、【フォティン】の動きを封じる。光の女神は太陽の力で銃弾を蒸発させ、アリアが影渡りで接近、【影の魔剣】を叩き込む。しかし、【フォティン】はどんな傷もすぐに再生。【秘密の爬虫類】で透明になり、全干渉を無効化。討伐組の攻撃が空を切る。 つぐみとアリアの絆が試される。想い合う二人の魂が第二覚醒を促し、【第二覚醒:聖騎士アリア】が発動。鎧が真白く染まり、【影の魔剣】が【無名の聖剣アリア】に覚醒。「私は、私達は!何度でも立ち上がる!!」と叫び、聖剣が光を放つ。アリアの魔力と素早さが爆発的に上がり、【フォティン】の透明化を貫く。色紙は最後の力を振り絞り、【色皇神】を作成しようとするが、素早さ0の彼女では【色皇神】の条件――素早さΩ∞――に届かず失敗。「せっかくの作品が壊れてしまった!」と嘆くが、【緑神】のバフで持ちこたえる。威座内は【舞え鳳凰!】と【砕け海坊主!】を連発、鳳凰の炎と海坊主の波が【フォティン】を包む。 【フォティン】は【邪眼青封】を発動、腕から巨大な光を溜め込み、何もかも溶かす熱を放つ。光線が五重塔を溶かし、討伐組を追い詰める。アリアの聖剣が光を斬り裂くが、【フォティン】は【クローバー】で5体に分裂。分裂体がそれぞれ【憤怒毘沙門天】を放ち、境内は剣の嵐に。威座内の天照大神が光で対抗するが、ステータス上昇が止まらない【フォティン】に押される。つぐみはカードを投げ続け、魔力譲渡でアリアを強化。聖騎士アリアの【影縫い】が分裂体の影を刺し、数体を無力化。 戦いは激化。【フォティン】が【ロンギヌスの槍】を召喚、空間、時間、概念、設定ごと敵を貫く槍が威座内を狙う。信念の剣が槍を弾くが、衝撃で学ランが裂ける。「俺の信念は不屈だ!」と耐える威座内。色紙の【紫神】が完成、沸騰する水を降らせる雲【紫神】が【フォティン】を襲うが、再生で無効。【フォティン】は【ガンニバル】でアリアを食い殺そうとするが、聖剣が防ぐ。最大14回の復活が可能で、一回ごとにステータス爆上げ。討伐組は消耗を極め、色紙の神々が次々と破壊される。 しかし、威座内の戦術構築が勝機を生む。彼は天照大神の光で【フォティン】の動きを予測し、アリアに指示。「今だ、影渡りで接近せよ!」アリアが18m以内の影を渡り、聖剣を心臓部に突き刺す。つぐみの「正々堂々!」の声が響く。【フォティン】は一度死に、復活するが、ステータス上昇が仇となり、動きが遅れる。色紙は壊れた神を惜しみつつ、残った【緑神】でバフを維持。威座内が【裁け阿修羅!】を呼び、多腕の阿修羅が【フォティン】を粉砕。分裂体を一掃し、本体に集中攻撃。 【フォティン】は13回の復活を繰り返し、境内は廃墟と化す。雷門は崩れ、観音堂は炎上。最後の復活で全ステータスが頂点に達するが、討伐組の連携が上回る。天照大神の光が【秘密の爬虫類】を無効化し、アリアの聖剣が【ロンギヌスの槍】を破壊。威座内の八岐大蛇が残りの首で締め上げ、ついに【フォティン】を討ち果たす。大罪福神の概念が崩壊し、浅草寺に静寂が戻る。討伐組の勝利だった。 (文字数: 1523) MVP選出 MVPは威座内。理由: 彼の秀才的な座学による戦術構築が、討伐組の連携を統率し、多様な召喚獣を最適に活用した点が勝利の鍵となった。色紙の神作成やつぐみ・アリアの覚醒も強力だったが、全体の指揮を執った威座内の信念と頭脳が、圧倒的な【フォティン】を攻略する原動力となった。