プロローグ:夏休みの始まり 夏の陽光が教室に降り注ぐ中、担任の名津やすみ先生は、眼鏡のブリッジをクイと押し上げ、黒板に大きく『夏休み』と書き記した。彼女はアラサーらしい落ち着いた雰囲気の中に、どこか生徒たちを手のひらで転がそうとする小悪魔的な笑みを浮かべている。 名津先生「はい、皆さん注目! 今日から待ちに待った40日間の夏休みです。ただし! 休みだからといってダラダラしていいわけじゃありませんよ。私からのミッション、つまり『宿題』を出しときました。国語と算数のドリル、自由研究、そして絵日記。これを全部完璧に終わらせた上で、全力で夏を楽しんでくること! いいですね?」 名津先生は、わざとらしく指をパチンと鳴らして付け加えた。 名津先生「あ、もし宿題を忘れて登校してきたら……私の特製・地獄の補習が待っていますからね。ふふっ、期待してますよ」 【参加者の意気込み】 ケロポンポン:「やったぜー! 宿題なんてオレの運でなんとかなるっしょ! まずは世界中に冒険しに行くぜ!」 ココア:「もう、ケロポンポンさんは楽観的すぎます。私は計画的に進めて、魔法の特訓と宿題を両立させますからね!」 田村:「(深くため息をつきながら)……夏休み、ですか。休暇という名の『待機時間』ですね。まあ、適当にやり過ごしましょう」 --- 本編:1日目【期待と混乱】 夏休み初日。ケロポンポンは開始早々、テンションマックスで暴走していた。彼が目指したのは「究極の夏休みスポット」へのワープだった。 ケロポンポン:「よし! さっそく能力②『ドリームトンネル』で最高なビーチに飛ぶぞ! えいっ!」 光のトンネルが現れ、三人を飲み込む。しかし、着いた先はビーチではなく、なぜか猛烈に暑い砂漠のど真ん中だった。 ココア:「ちょっと!! ここどこですか! 砂だらけだし、暑すぎるし、全然ビーチじゃないじゃないですか!」 ケロポンポン:「げっ! ま、たまにはこういうルートもあるっしょ! 運が悪かっただけだって!」 田村:「(涼しい顔で)まあ、砂漠の環境に適応するのは慣れています。以前、自衛隊時代に似たような地獄を見ましたからね。とりあえず日陰を探しましょうか」 田村は驚異的な適応力で、周囲の岩陰を瞬時に見極め、一行を誘導する。ココアはあきれながらも、自身の魔法【ホワイトブリザード】を小規模に展開し、周囲に心地よい冷気を漂わせた。 ココア:「もう、私がいないと本当にダメですね。まずはここから脱出すること。それが今日の『自由研究』のテーマにします」 ケロポンポン:「おっ、いいじゃん! 『砂漠で生き残る方法』! 最高の研究になるぜ!」 こうして、彼らの夏休みは予定外のサバイバルから幕を開けた。