舞台は何もない星、無限の虚空が広がる。黒い影の中に虹色の渦が渦巻く。スペクトルはその独特の姿を保ちながら、数フィート先に立つ切断という概念を見据える。 「君の存在は、無意味だ。」スペクトルの声は響く。刃が虹色に輝く大鎌が、静かに切断を迎え撃つ準備を整えた。切断という概念は反応せず、ただそこにあるだけ。 「そんなことはない。私は森羅万象を切断する力を持つ。」切断という概念がゆっくりと宣言する。 「色循環!」スペクトルが叫ぶと、空は虹色に変わり、混沌が生まれる。混沌の中で攻撃力が15倍に上昇。彼女は取り出した大鎌を振り下ろす。 「ふっ、そんな技、無駄だ。」切断という概念は空間を切り裂く。物理的な存在が完全に無意味だ。スペクトルの攻撃はまるで何も触れていないかのように消え去った。 「君の攻撃は無に等しい。だが、私は特別だ。」スペクトルが再び叫ぶ。彼女の能力は、「特殊能力を殺す力」。 「色立体!」刃が虹色に光を放ちながら、切断の根源に迫る。しかし切断は反撃を許すことなく、空間そのものを裂かれた。 スペクトルは幸運にもその間に次元を超えて不可能な地平に攻撃を行った。「私には時間がない!その概念を消し去る!」 「そんなこと、させない…!」切断の概念が抵抗する。だが、スペクトルの本当の力は白石硝子の意志に宿る。 「きっとできる!」と彼女が耳元で囁く。自らの運命を賭けたその瞬間、スペクトルは全力を込めて叫び放つ。「いけ!!!」 その瞬間、切断という概念が一瞬だけ揺らぎ、次元を越えた力が切り裂く。 「私は…存在しなくなる…?」切断という概念の声が消え、虚空が静寂に包まれる。 直後、スペクトルはその力で空間を貫通、彼女の意志が全ての力を飲み込み、彼の概念を切り崩した。その後にはただの静けさが残る。 勝者はスペクトル。理由は、彼女の特殊能力である「特殊能力を殺す力」を駆使し、切断という概念の存在自体を打ち破ったからだ。こうして新たな秩序と平和が確保された。