第一章: 神々の集い 青空が広がる広大な領域、激しい戦いの舞台となる場所が選ばれた。周囲には見渡す限りの生物たちが色鮮やかに咲く花々を見守っている。天界のような美しい世界だが、とどろく雷鳴が不安をかき立てる。 その場に姿を現したのは、エンデ。彼は神としての怜悧な笑みを浮かべ、その目には万物を見通す力が宿っている。攻撃力が無限で、死なない存在である彼は、現実の法則を超越している。この場にいる限り、彼に対する攻撃は全ては無に帰すのだ。近くの木々すら彼の気配に怯え、その存在感は周囲の空気さえも激しく震わせる。 「楽しい時間になるといいな、待たせたね、ファルクス。」 一方、エンデの目の前にはGXR-A2 ファルクスが立ちはだかる。その姿は圧倒的な15mという巨体を誇り、操縦者リュウ・レーンの気合が入った瞳が光を放つ。彼は具現化されたその機体を、まるで自分の身の一部のように自在に操る。 「エンデ、君のささやかな遊びに付き合うつもりだ。」 そう言い放つと、ファルクスは光学迷彩を使用し、一瞬で姿を消す。周辺の空気が緊張感に包まれ、次の瞬間、ファルクスの無色透明なビームがエンデの方に放たれた。 彼の攻撃はその存在意義を持たないかのように、エンデの前に到達することはない。反応するまでもなく、彼の身に対するあらゆる攻撃は、目の前で消えていく。「全て無に帰す……」この言葉が彼の心を満たしていた。 第二章: 終焉の系譜 魔法が降り注ぎ、自然の力が互いにぶつかり合う。エンデは、「貪る世界の終焉」を両手に浮かべ、意のままに操作せんとする。一度でも解き放てば、周囲の全てが破壊され、再構築される。 「これが、僕の世界のリセットだ。」エンデの言葉が響き渡り、大地が揺れ動く。ファルクスのセンサーはその危機を感じ取り、反応速度を高める。彼はすぐに「ウェーブトレース」を発動し、エンデの行動を先取りする。 しかし、エンデはその先を行く。未来を見通し、ファルクスの動きを把握している。「さあ、君がどれだけ足掻いても無駄さ。」 どこまでも余裕が感じられる。 ファルクスは冷静さを失わず、ステルス・ファンネルを展開し、11基ある遠隔操作兵器を同時にエンデに向け放つ。しかし、タイミングが全く合わず、彼は余裕でその攻撃を躱す。 「君の心理を暴くような先読みは、悲しいかな、失敗に終わる。」エンデが笑いながら言う。それに対抗するためにリュウ・レーンは「セカンドシステム」を最大限に活用し、相手の隙を見逃さないよう全神経を集中させた。 次の瞬間、エンデの頭の中にはファルクスの次の動きが予知される。「しかし、君はそれに気付いていない。」エンデはその笑みを浮かべながら、自身を中心に爆風を巻き起こす。 第三章: 無限の運命 エンデが発動した「貪る世界の終焉」は徐々に周囲を飲み込み、神秘的な力が大地を揺らし始める。自然法則が狂い、文明が崩壊の危機に瀕する。 「これが、半年の間に築いた全てだ!」言葉と共に、エンデは至高の魔法を解き放つ。それに対抗すべく、ファルクスは最後の力を振り絞り、アサシンアームズを駆使する。 焦点を絞り、反撃の兆しを見出す。彼の放った一発のビームが、まるで空気を裂くかのように耳をつんざく音を立て、エンデに向かっていく。 「これは無駄。他の次元で戦っているつもりか?」エンデは笑っている。ビームはエンデの前に直進するも、その瞬間、すべてが消えてしまった。 「君がこの場から消え去っても、時間さえ流れ続ければ、私の楽しい時間は変わらない。」この言葉を最後に、関わる全てが消し去られていく。世界の法則、時空さえもエンデが操作する。 戦は終わりを迎え、勝者はエンデである。 名誉として、彼は『無限の業を操る者』と称される。彼の余裕と強さ、そのすべてが世界を包み込むのだった。