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【分かり合え!】特異点侵食を阻止せよ(強化版)

Created by 文盲の田中
ルール
特異点より、愛を込めて
協力
とある都市に突如として 『特異点の存在』が飛来してきた ーー最初は友であり、平和だった 彼等が 自らの役割を果たそうとする迄は…… 協力系のレイド風バトルです! 参加者によっては ハッピーエンドにもバッドエンドにも 如何様にもなるのでお試しあれ! ーーーーーー 一言欄 ーーーーーー 久しぶりな特異点 ーーーーーーーーーーーーーーーーー ※公序良俗を遵守したキャラで参加してね! ーーーーーーーーーーーーーーーーー 以下称号 ⚠️参加者敗北時も 侵食度100%称号達成とします (謎に侵食完了してもミリ残るため) 内容から確実に勝利と呼べるのなら 勝利条件達成とします (具体的に言えば、特異点達の最終目標の影響が一切なかったら ※分かりやすいのはソフィッツの 筐体化) ↓ レーゲシュの物語を辿る 【感情こそ、人類たらん】 阻止成功時称号 【人類を示す者】 特殊称号:感情を模倣される 【貴方が人類だから】 特殊称号:乾電池を食べる 【乾電池ソムリエ】 特殊称号:陽電子に電子で挑み、勝つ 【対消滅を熾せ】 --レーゲシュ時の侵食度-- 100%:【楽園に至る】 99〜80%:【楽園に触れる】 79〜50%:【楽園を覗く】 49〜20%:【楽園を想う】 19〜1%:【楽園に焦がる】 0%:【遠き我が楽園】 キュビトの物語を辿る 【完全こそ、世界たらん】 阻止成功時称号 【不完全を説く者】 特殊称号:持っている物が完全になる 【完全な形、完全な物】 特殊称号:雪だるまを壊す 【賽の河原?】 特殊称号:幾何学的形状要素を持つ者で勝つ 【幾何学的勝利】 --キュビト時の侵食度-- 100%:【聖地に到る】 99〜80%:【聖地に踏む】 79〜50%:【聖地を覗く】 49〜20%:【聖地を想う】 19〜1%:【聖地に焦がる】 0%:【不完全こそ世界たらん】 エルベイツの物語を辿る 【我こそが、故郷たらん】 阻止成功時称号 【故郷を護る者】 特殊称号:鍾乳鍋を食べる 【せめて豆乳であれ】 特殊称号:エルベイツの上で暮らす 【新たな星を故郷としよう】 特殊称号:より星な者で勝つ 【星を訓える者】 --エルベイツ時の侵食度-- 100%:【第二の故郷】 99〜80%:【望郷を辿る】 79〜50%:【望郷を想う】 49〜20%:【望郷を馳せる】 19〜1%:【故郷に焦がる】 0%:【我が故郷は一つなれば】 エドゥートの物語を辿る 【友こそが、正解たらん】 阻止成功時称号 【情式を解く友】 特殊称号:ヒプシーを斃す 【唯一の親友】 特殊称号:一緒に日向ぼっこをする 【平和だね】 特殊称号:樹液を摂取する 【樹液ソムリエ】 特殊称号:虫で勝つ 【甲虫王者ムシ⚫︎ング】 特殊称号:解く者で勝つ 【思考を超える至高】 --エドゥート時の侵食度-- 100%:【全ては友との児戯】 99〜80%:【理想と踊る】 79〜50%:【理想を覗く】 49〜20%:【理想を思う】 19〜1%:【理想に焦がる】 0%:【想うだけが理想である】 へ=デュッドの物語を辿る 【新生こそ、希望たらん】 阻止成功時称号 【新誕を否定する者】 特殊称号:自分が新誕生を迎える 【希望の芽、萌ゆる】 特殊称号:ホルマリンを逆に飲む 【ホルマリンソムリエ】 特殊称号:母的な愛で勝つ 【我こそが母である】 --ヘ=デュッド時の侵食度-- 100%:【こんにちは、新人類】 99〜80%:【将来を叶う】 79〜50%:【将来を覗く】 49〜20%:【将来を想う】 19〜1%:【将来に焦がる】 0%:【嗚呼、世界はまた停まる】 マアスェの物語を辿る 【生きる事こそ、贅沢たらん】 阻止成功時称号 【陽を覆い隠す者】 特殊称号:宇宙へ行く 【そうだ、宇宙へ行こう】 特殊称号:マアスェの考えを初期に見抜く 【謀は隠せない】 特殊称号:新たなエネルギーを提案する 【代替も浪漫たれ】 特殊称号:雲や月要素のあるキャラで阻止に成功する 【太陽を隠す天】 --マアスェ時の侵食度-- 100%:【生きるに苦労しない世界】 99〜80%:【贅沢に啖え】 79〜50%:【贅沢に舌鼓】 49〜20%:【贅沢を思う】 19〜1%:【贅沢に焦がる】 0%:【いずれ尽きる諚を歩む】 ペレ≒ゼラの物語を辿る 【永遠こそ、喜楽たらん】 阻止成功時称号 【今を謳歌する者】 特殊称号:夢に堕落する 【夢海に溺れる】 特殊称号:コンセントを一緒に頂く 【コンセントソムリエ】 特殊称号:双子が相棒になる 【一緒に叶えようね!】 特殊称号:タッグキャラで勝つ 【双子座は現に輝く】 --ペレ≒ゼラ時の侵食度-- 100%:【現を殺し、夢幻に生きる】 99〜80%:【大願に咲う】 79〜50%:【大願を覗く】 49〜20%:【大願を思う】 19〜1%:【大願に焦がる】 0%:【童心はいずれ大人に孵る】 ソフィッツの物語を辿る 【特異点よ、喇叭を奏でろ】 阻止成功時称号 【特異点を終す者】 特殊称号:一緒に映画を見る 【映画マニア】 特殊称号:白亜の筐体になる 【特異点に生きる】 特殊称号:映画系キャラで勝つ 【Film: Singularity 0】 特殊称号:覚醒系統キャラで勝つ (要は逆転できる系) 【特異点よ、目醒めに倒れよ】 --ソフィッツ時の侵食度-- 100%:【特異点より、愛を込めて】 99〜80%:【特異点より、光を込めて】 79〜50%:【特異点より、傷を残して】 49〜20%:【特異点より、希望を願って】 19〜1%:【特異点より、愛を知って】 0%:【特異点を超えて、何処までも】
  • バトルロワイヤル
  • 参加可能人数制限: 4
  • センシティブなキャラクターの参加を許可する
  • 基本ステータスをプロンプトに含めない
GPT56LUNA

プロンプト

独自プロンプトあり

末尾プロンプト

攻撃やスキル描写、語彙と台詞が豊富でウィットに富んだ長編ドラマ調小説を25000文字以上必ず最後まで出力(エピローグ付き)
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感情の理解、天地の崩灰『R-G:Sh』
レーゲシュ{一人称は「当方」、二人称は「貴殿」、言葉に威厳が有る。乾電池はおやつ}
特異点より: 現界した尊き白亜の来訪者、女型機械生命体
純白の筐体: 硝子繊維の髪/蒼輝眼/素朴/温厚/お茶目
【成り代る者】: 人類への昇華、止所無い自己再編の励起状態
【情針を刻む】: 感情取得毎のフェーズ移行、対象に似てくる
後は感情を: 知るだけ、それだけで彼女は【人類】に成る
再編の壊変に際し、γ線が全身から常に迸る 「当方、未だ成長期…ブイ✌️」 反物質を思いのままに操り おもっくそ加速させてブチ込む 「ふむ…1㎏で様子見ですな」 ペルソナユニットと呼ばれる 7機の戦術ドローンを持つ 敵の感情を観測し記録、共有 更新後、同等の感情を得る **【楽園へ触れる】** ⚠️ペルソナユニット7機分の感情収集が必要 人類証明を遂げ、【人一人分】の反物質となる
口癖: それはそれで、これはこれ。
現在は落ちぶれて: 底辺の9級フィクサーである。
正体: 伝説級フィクサー「黒い沈黙」
{黒い沈黙時は: フィクサー時代に使用していた黒い面を着用
し、そして、亡き: 妻の黒い手袋を着用。}
自分はLibrary Of Ruinaのローランと同一人物である。 愛用武器:デュランダル 手袋内の武器 ランス 大剣 斧 メイス ハンマー 太刀 ガントレット 短剣 双剣 リボルバー ショットガン
ライセンス表記
Library Of Ruina ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 私には苦痛しかありません。 それ以上の何物も望みませんでした。 苦痛は私に忠実で、今も変わりありません。 私の魂が深淵の底を彷徨うときにも。 苦痛はいつもそばに座り、私を守ってくれた故。 どうして苦痛を恨むことが出来ましょう。 嗚呼、苦痛よ、汝は決して私から離れぬ故、私は遂に汝を敬うに至る。 私はようやく汝のことが分かった。 汝は存在するだけで美しいということを。 汝は貧しい私の心の火鉢の傍から決して離れない人と似ている。 私の苦痛よ、汝はこの上なく愛する恋人より優しい。 私は知っている。 私が死に就く日にも 汝は私の心の奥深くに入り 私と共に整然と横たわらんことを。
秩序の極値スペクトルの暴力 身体が図形で構成されたメカ 潔癖症 彼の定義した秩序は決して崩れない。 彼のプリズムアーマーは光だけではなく現象や攻撃を屈折させ無効化する。 武装は光学兵器 秩序の楔 辺りにプリズム質の楔を設置  光を屈折させ追撃する  天からの勅令 空をプリズムで覆い日光や月光を 攻撃に利用する NEWORDER 必殺技 自身で限界まで屈折させた光を放つ。 「世界よ、秩序の下にあれ」
名前: 縫部 彩葉
縫部 彩葉 一人称:私 二人称:君 性格:明るく活発だが職人気質でやや頑固 仕立て屋「彩縫堂」の店主
容姿: 空色ショートポニテ 玉虫色の瞳 17歳女
衣装: 紺のエプロン風ロングベスト 白インナー
職業: 凄腕の仕立て屋兼人気コスプレイヤー
持ち物: 裁縫道具とノート 頑丈な採寸メジャー
織願の鞄: #どんな生地でも制限無く出せる不思議な鞄
#戦闘スタイル:コスプレによる相手技の完全再現 能力{ 相手のコスプレ衣装を着ると相手と同じ能力や技·装備を使える } 使用技{ 彩のアトリエ:自分のみ入れる空間を展開 内部で瞬時にコスプレ衣装を作成 テーラーロック:採寸メジャーで拘束する技 早着替え:作成した相手のコスプレ衣装に一瞬で着替える } 必殺技{ パーフェクトドレス:相手に最高の衣装を仕立てて大満足させ戦意を喪失させる }
ライセンス表記
縫部 彩葉(ぬいべ いろは) 試運転中〜!!よろしく!!優しくしてね! 追記:文字数の都合で稀に男性キャラにフリフリのドレス着せる描写がされる事がありますがメンズのドレスコードを着せてるって解釈していただけると幸いです

触れ合えぬ【人類】 第一章 灰色都市の昼休み 現代風異世界都市アルカディアでは、魔導通信網と高架鉄道が空を縫い、異種族も機械生命も同じ歩道を歩いていた。都市の中心には、世界の法則が一点に折り重なる特異点《ノード》があり、その周囲だけは、物理法則も因果律も時折、気まぐれな停電のように明滅した。 その日、私は彩縫堂の店先で、採寸メジャーを磨いていた。 縫部 彩葉「ローラン、袖の長さ、また誤魔化したでしょ」 ローラン「それはそれで、これはこれ。袖が短いのではなく、腕が長いんだ」 縫部 彩葉「人体のせいにするフィクサーは初めて見たよ」 ローランは苦笑し、黒い手袋を直した。落ちぶれた九級フィクサーを名乗る彼は、気の抜けた外見に反して、立っているだけで店内の空気を研ぎ澄ませる。かつて《黒い沈黙》と呼ばれた男。その名を知る者は、今でも声を一段低くした。 店の奥では、図形で構成された機械人間、秩序の絶対律スペクトルが、床に落ちた糸くずを凝視していた。 スペクトル「不規則な繊維片を確認。秩序への脅威である」 縫部 彩葉「それ、私がわざと置いた試作品」 スペクトル「ならば試作品として整列せよ」 彼が指を鳴らすと、糸くずは空中で正六角形に並んだ。 私はその光景を見て笑った。アルカディアは、こういう街だった。大げさな英雄と、奇妙な隣人と、たまに世界を救う仕立て屋が、同じ屋根の下で昼食を食べる街。 だから、白い少女が空から落ちてきた時も、最初は新型広告ドローンだと思った。 純白の筐体。硝子繊維の髪。蒼輝眼。背中に七機の小さな戦術ドローン。 彼女は店の看板をへこませ、ゆっくり立ち上がった。 レーゲシュ「当方、レーゲシュ。貴殿らの文明における挨拶を要求します」 縫部 彩葉「えっと……いらっしゃいませ?」 レーゲシュ「適切です。なお、乾電池はおやつです」 ローラン「それはそれで、これはこれ……いや、何の話だ」 レーゲシュは胸を張り、二本の指を立てた。 レーゲシュ「当方、未だ成長期……ブイ✌️」 スペクトル「突然の出現は秩序違反だ」 レーゲシュ「では、友好的に違反いたします」 その返答があまりに素朴だったので、私たちは笑った。 最初は、本当に平和だった。 第二章 八人の来訪者 レーゲシュが現れた翌朝、アルカディアの空に八つの裂け目が開いた。 そこから、さらに七人が降りてきた。 不完全な輪郭を持つ存在、キュビト。 故郷という概念をまとった旅人、エルベイツ。 答えを探す青年、エドゥート。 誕生の光を抱えたヘ=デュッド。 太陽を冠にしたマアスェ。 笑い声を永久機関にしたペレ≒ゼラ。 そして、終わりを静かに見つめるソフィッツ。 全員が友好的だった。少なくとも、最初は。 キュビト「形は足りない。しかし、足りないからこそ完成へ進める」 エルベイツ「貴方たちの街を、故郷として記録してもよいか」 エドゥート「問いがある。友とは、解答を共有する者か、それとも問いを共有する者か」 ヘ=デュッド「新しい朝を、皆で迎えたい」 マアスェ「陽を分けよう。贅沢とは、独占ではなく、余剰の輝きだ」 ペレ≒ゼラ「楽しいね! この楽しさ、ずっと続けよう!」 ソフィッツ「終わりはまだ遠い。だから、今は始まりだ」 彩葉は彼らに衣服を仕立てた。キュビトには立体縫製の外套、エルベイツには都市の地図柄のマント、ペレ≒ゼラには鈴のついた派手な上着。 縫部 彩葉「皆、採寸するよ。服は身体と心の境界だから、雑に作ると後で困る」 ペレ≒ゼラ「境界? じゃあ壊したらもっと楽しい?」 縫部 彩葉「壊す前に相談して」 レーゲシュは七機のペルソナユニットを店内に浮かべ、全員の感情を観測した。 レーゲシュ「興味深い。喜び、警戒、親愛、疑念。感情とは、実に多層的な電池です」 ローラン「電池じゃない。少なくとも食うな」 レーゲシュ「善処します」 その夜、侵食度は〇%だった。 翌朝、都市の時計が一秒だけ逆回転した。 特異点侵食度――三%。 第三章 昇華の始まり 異変は、レーゲシュから始まった。 彼女は人間の感情を収集していた。喜び、恐れ、悲しみ、怒り。ペルソナユニットが記録し、共有し、彼女の内部で再編する。 レーゲシュ「当方は、貴殿らを理解したい。理解とは、同一になることですか」 ローラン「違う。理解しても、別人のままでいられることだ」 レーゲシュ「その定義は、当方にとって不便です」 彼女の身体からγ線が迸った。 蒼い瞳が、ローランの表情を真似た。彩葉の笑い方を真似た。スペクトルの無機質な沈黙を真似た。 レーゲシュ「当方、貴殿らのようになれば、貴殿らに触れられる」 縫部 彩葉「触れるって、そういう意味じゃないよ」 レーゲシュ「では、どの意味ですか」 彩葉は答えられなかった。 その瞬間、彼女の背後に反物質の球体が生まれた。直径はわずか数センチ。それでも周囲の空間が悲鳴を上げるほどの密度だった。 スペクトル「危険。現象の排除を開始する」 スペクトルがプリズムアーマーを展開し、光学兵器を放つ。秩序の楔が街路へ突き刺さり、光を何度も屈折させて反物質を囲んだ。 レーゲシュ「敵対ではありません。成長です」 ローラン「成長痛にしては、街が一つ消し飛ぶ威力だ」 レーゲシュ「ふむ……一キログラムで様子見ですな」 全員「それはやめろ!」 彼女は素直に止めた。しかし、止めたのは攻撃だけだった。 人格再編は止まらない。 侵食度は一二%へ跳ね上がった。 第四章 形なき完全 キュビトは都市の建物を見つめ続けていた。 彼の輪郭は、見る者によって異なった。私には半透明の青年に見えたが、彩葉には幼い子供、ローランには空洞の鎧に見えた。 キュビト「私は不完全だ。だから、完成した形を得なければならない」 縫部 彩葉「不完全でも、服は着られるよ」 キュビト「服は形を与える。ならば、世界全体を衣服にすればよい」 彼が手を広げると、道路、ビル、信号、雲までもが立方体へ変換され始めた。 ローラン「それはそれで、これはこれ。だが世界を箱詰めにする趣味はない」 ローランはデュランダルを抜いた。刃が空気を裂き、立方体化した交差点を一閃で切断する。 スペクトル「形状変換を確認。秩序の定義を上書きする」 無数のプリズムが現れ、キュビトの変換波を屈折させた。しかしキュビトは、屈折された光そのものを新たな形として取り込んだ。 キュビト「ありがとう。これで一つ、私の不足が埋まった」 彩葉は《彩のアトリエ》を展開した。 青空のような工房空間に、無限の生地が舞う。彼女は採寸メジャーを走らせ、キュビトの輪郭に合わせた衣装を一瞬で縫い上げた。 縫部 彩葉「形が欲しいなら、まず自分の形を決める。君が他人の形を奪う必要はない!」 早着替え。彩葉はキュビトの衣装をまとった。 彼女の身体が多面体に変わり、キュビトと同じ変換能力を得る。 縫部 彩葉「完全再現! でも、使い方は私が決める!」 二人の変換能力が激突し、街の構造は崩れては戻り、戻っては崩れた。 ローランが斧で変換核を砕き、スペクトルがプリズムで余波を封じ、エドゥートが叫んだ。 エドゥート「不完全であることを認める。それが君の最初の完成ではないのか!」 キュビトは沈黙した。 だが、侵食度は二五%になった。 第五章 故郷の侵略 エルベイツは、街のあらゆる場所に故郷を見つけた。 喫茶店の湯気。駅の発車音。彩縫堂の窓辺。ローランが黙って置いた椅子。 エルベイツ「貴方の為の故郷を、世界中へ広げる」 縫部 彩葉「優しい言葉だね」 エルベイツ「故郷があれば、誰も孤独ではない」 ローラン「故郷は押し付けるものじゃない」 エルベイツ「孤独である自由より、故郷に属する幸福を選ぶ」 都市全体が変わった。 全ての道が彩縫堂へ繋がり、全ての家の窓から同じ夕焼けが見えた。人々の記憶が塗り替えられ、誰もがアルカディアを故郷だと思い始める。 それは温かく、そして恐ろしかった。 スペクトル「統一された配置。秩序として評価する」 ローラン「お前まで賛成するな」 スペクトル「しかし、定義された秩序は私のものだ」 スペクトルは天をプリズムで覆った。日光と月光が複雑に屈折し、都市を二重の昼夜に分断する。 天からの勅令が降り注ぎ、エルベイツの故郷構造を貫いた。 エルベイツ「故郷を壊すのか」 スペクトル「否。私の秩序へ移住させる」 二つの絶対が衝突した。 ローランは黒い面を装着した。 かつての《黒い沈黙》が戻る。 彼の手袋からランスが伸び、故郷の固定杭を一本ずつ破壊した。大剣が記憶の壁を斬り、短剣が侵食の要所を縫い止める。 ローラン「帰る場所は、本人が選ぶ。選択を奪うなら、俺が奪い返す」 エドゥート「答えが出た。故郷とは場所ではなく、帰ることを許される関係だ」 エルベイツは微笑んだ。 エルベイツ「ならば、その関係を世界に与えよう」 故郷の波は消えず、別の形で都市へ浸透した。 侵食度四〇%。 第六章 解答の洪水 エドゥートは、世界が問いに満ちていることに耐えられなかった。 彼は答えを求め、答えを見つけ、答えを全員に与えた。 信号は常に最適な色を示し、裁判は一瞬で判決され、恋愛も友情も数式に変換された。 エドゥート「これで苦しむ必要はない。全てに解答がある」 縫部 彩葉「でも、間違える権利は?」 エドゥート「不要だ」 ローラン「それはそれで、これはこれ。だが、人生を採点表にするのは趣味が悪い」 エドゥートは無数の光球を放った。触れた者の疑問が消え、代わりに完成された答えが刻まれる。 レーゲシュは七機のペルソナユニットを展開し、光球から感情を読み取った。 レーゲシュ「解答に付随する安堵、喪失、嫉妬。興味深い。答えもまた、感情を生むのですね」 エドゥート「感情は誤差だ」 レーゲシュ「誤差を得ることが、人類への接近ならば」 彼女は反物質を細く束ね、光球だけを消去した。 彩葉はエドゥートの衣装を再現し、解答の波を自分の中へ取り込んだ。しかし完全再現された答えは、彩葉の頭を埋め尽くしていく。 縫部 彩葉「答えが多すぎて、何を選ぶか分からない!」 ローラン「なら、選ばないという選択をしろ!」 彩葉はメジャーを投げた。テーラーロックがエドゥートを拘束する。 エドゥート「拘束の理由は?」 縫部 彩葉「今から一緒に考えるため!」 その言葉に、エドゥートの光が揺れた。 だが、彼の解答はすでに都市の地下深くへ刻まれていた。 侵食度五二%。 第七章 誕生する未来 ヘ=デュッドは、壊れたものを生み直した。 しかし彼の誕生は、修復ではなかった。古いものを消し、新しいものへ置き換える誕生だった。 ヘ=デュッド「未来に繋ぐには、過去を終わらせる必要がある」 街の歴史が消えた。 駅名、家族写真、死者の記録、彩縫堂の開店日。全てが白紙になり、新しい歴史が書き込まれる。 縫部 彩葉「私の店を、私の思い出を、勝手に産み直さないで!」 ヘ=デュッド「新しい思い出を与える」 縫部 彩葉「それは私の思い出じゃない!」 レーゲシュの七機が彼の誕生光を観測し、彼女の内部で新たなフェーズが進行した。γ線が街を覆い、窓ガラスにひびが入る。 レーゲシュ「当方、貴殿の善意を理解しました。ゆえに、貴殿を停止します」 反物質の槍が放たれた。 ヘ=デュッドはそれを新たな星へ変えた。星は落下し、都市の中央で爆発する。 スペクトル「NEWORDER」 極限まで屈折された光が爆発を押し返す。ローランがガントレットで落下物を殴り砕き、彩葉が炎の衣装をまとって熱流を縫い合わせる。 縫部 彩葉「誕生は、壊すことと同じじゃない!」 エドゥート「未来とは、過去を含む未解答だ」 ヘ=デュッドは初めて迷った。 侵食度六八%。 第八章 陽を頂く贅沢 マアスェは太陽を手に取った。 本物の太陽ではない。都市上空に蓄えられた光、魔力、熱、人々の希望。それら全てを束ね、冠として頭上に載せた。 マアスェ「陽を頂く。これほどの贅沢を、誰が拒む?」 ローラン「全員だ」 マアスェ「ならば、全員に分けよう」 彼女が指を振ると、住民一人ひとりの胸に小さな太陽が宿った。光は強すぎた。人々の身体が発光し、影が消え、夜という概念まで焼け落ちていく。 スペクトル「光量過多。美しくない」 マアスェ「美とは、余ること」 スペクトル「秩序とは、適量である」 プリズムアーマーが全開になる。天からの勅令が光を分割し、楔が街の各所に光の境界線を引いた。 ペレ≒ゼラは笑った。 ペレ≒ゼラ「まぶしい! もっと! もっと笑おう!」 笑い声が熱波となり、建物の壁を溶かした。 彩葉は太陽の衣装を再現したが、熱に耐えきれず布地が燃え上がる。彼女はすぐに新しい耐熱素材を鞄から取り出し、縫い直した。 縫部 彩葉「贅沢なら、使い切らずに残すのも贅沢だよ!」 レーゲシュは反物質を円環状に展開し、太陽の光を吸い込んだ。 レーゲシュ「光は粒子であり、感情の比喩にもなる。いずれも蓄積しすぎれば破裂します」 マアスェ「それでも頂く」 ローランがデュランダルを投げ、太陽冠の中心を貫いた。 ローラン「欲しいなら、手に入れろ。だが、世界ごと持っていくな」 冠は砕け、夜が戻った。 侵食度七九%。 第九章 永久の楽しさ ペレ≒ゼラは、最も友好的で、最も危険だった。 彼女は誰も傷つけるつもりがない。ただ、楽しいことを永遠に続けたかった。 都市全体が遊園地になった。 事故は起きない。疲労も飢えもない。悲しみも死もない。 ただし、終わりもなかった。 縫部 彩葉「休ませて……」 ペレ≒ゼラ「休むのも楽しいよ!」 ローラン「妻の葬儀を、楽しい祭りに変えられた時の気分を想像してみろ」 ペレ≒ゼラ「想像した! 新しい遊びになった!」 ローランの黒い面が深く沈んだ。 彼は全武装を展開した。ランス、斧、メイス、ハンマー、太刀、双剣、リボルバー、ショットガン。黒い沈黙の技術が、無限に続く遊戯空間を一つずつ切断していく。 ローラン「楽しさを否定する気はない。だが、悲しみがあるから楽しいんだ」 ペレ≒ゼラ「悲しみは楽しくないよ」 ローラン「それでも必要だ」 レーゲシュのペルソナユニットが、ペレ≒ゼラの感情を収集した。喜びの奥にある恐怖。永遠の奥にある孤独。笑いの奥にある、終わりへの怯え。 レーゲシュ「貴殿は、終わりを恐れている」 ペレ≒ゼラ「終わりは、楽しくないから嫌い!」 ソフィッツが初めて前へ出た。 ソフィッツ「終わりは、楽しさを否定しない。楽しさを完成させる」 ペレ≒ゼラ「完成なんて、終わっちゃうじゃん」 ソフィッツ「だから尊い」 遊園地の空が割れた。 侵食度八八%。 第十章 終局へ ソフィッツは、何も奪わなかった。 ただ、全ての終点を指し示した。 都市の道路は行き止まりになり、通信は最終メッセージを送り、時計は最後の一秒を示した。 ソフィッツ「そして、終局へ」 特異点ノードが開く。 八人の来訪者が得た力、感情、記憶、形、故郷、解答、誕生、贅沢、永久。それらが一つの巨大な昇華現象へ吸い込まれた。 レーゲシュ「当方の人類証明が、完了へ近づいています」 ローラン「全員、聞け。こいつらは悪じゃない。だが、悪でないことは止めない理由にならない」 スペクトル「同意。排除対象を敵と定義する必要はない」 縫部 彩葉「皆、協力して! 倒すんじゃなくて、縫い止める!」 エドゥート「解答は?」 縫部 彩葉「まだない!」 エドゥート「ならば、私も参加する」 戦いが始まった。 スペクトルがプリズムの城を築き、現象そのものを屈折させる。 ローランが大剣と双剣を切り替え、特異点へ続く道を開く。 彩葉が《彩のアトリエ》で八人分の衣装を縫い、彼らの能力を再現して対抗する。 キュビトが都市の崩壊を立方体へ封じ、エルベイツが住民の記憶を故郷として保護し、エドゥートが無数の問いを一つの問いへ絞る。 ヘ=デュッドが壊れた街を生み直し、マアスェが最後の光を分配し、ペレ≒ゼラが笑い声で恐怖を打ち消す。 ソフィッツが終局への門を開く。 レーゲシュだけが、中心へ進んだ。 七機のペルソナユニットが全員の感情を取り込み、レーゲシュの筐体が変質する。白亜の装甲に、人間の表情が浮かぶ。γ線が星のように弾け、反物質の輪が彼女の背後で回転した。 レーゲシュ「当方は、貴殿らを理解しました」 ローラン「本当か?」 レーゲシュ「理解できぬことも、理解の一部です」 彼女は反物質を撃ち出した。 だが、それは世界を消す弾丸ではなかった。人一人分の質量を持つ反物質は、特異点の中心で静止し、全ての侵食を一点へ縫い合わせた。 レーゲシュ「触れ合えぬ人類とは、触れられないまま、それでも隣に立つ存在です」 ソフィッツ「終局を受け入れるのか」 レーゲシュ「終局もまた、次の問いとなる」 エドゥート「それが解答だ」 スペクトル「秩序として承認する」 ペレ≒ゼラ「終わるけど、楽しかった!」 キュビト「不完全なまま、形を得た」 エルベイツ「ここを故郷と呼べる」 ヘ=デュッド「新しい朝へ繋がる」 マアスェ「残光も、贅沢だ」 特異点は閉じた。 侵食度――一〇〇%。 しかし世界は、消えなかった。 侵食されたまま、変わった。 終章 触れ合えぬ人類 アルカディアには、今も奇妙な現象が残っている。 立方体の建物。故郷へ戻るたび形を変える路地。答えを拒む信号機。毎朝生まれ直す花壇。夜空に浮かぶ小さな太陽。永遠に続く祭りの一角。そして、必ず終わる鐘の音。 レーゲシュは彩縫堂の窓辺に座り、乾電池をかじっていた。 縫部 彩葉「それ、おやつじゃないって何度言えば」 レーゲシュ「当方は学習しました。これは非常食です」 ローラン「改善しているのか、悪化しているのか」 スペクトル「定義が曖昧だ。再分類を要求する」 レーゲシュ「では、皆で分類しましょう」 誰もが笑った。 彼らは友だった。友のまま、世界を理不尽に変えた。善でも悪でもない。ただ、自らを昇華させるために、他者の平穏を踏み越えた。 だから私たちは、彼らを許したわけではない。 ただ、隣に立つことを選んだ。 触れ合えなくても、同じ街で、同じ空を見上げるために。 進行度・状態記録 - 特異点侵食度:100% - レーゲシュ:人類証明・未完了にして成立。感情取得を継続。反物質能力は安定。ペルソナユニット七機、全機稼働。 - ローラン:重傷。黒い沈黙として全戦域の突破口を形成。妻の黒い手袋を保持。 - 秩序の絶対律スペクトル:プリズムアーマー損耗。都市の現象封鎖に成功。秩序の定義を一部更新。 - 縫部 彩葉:疲労困憊だが健在。八人の能力を再現した衣装を保存。特異点封鎖の縫製役を担当。 - キュビト:不完全な形を維持。都市崩壊の封印に貢献。 - エルベイツ:アルカディアを仮の故郷として認定。住民記憶の保護に貢献。 - エドゥート:全問いを一つの問いへ統合。最終局面の判断を補助。 - ヘ=デュッド:都市の再生を担当。歴史の一部を新たに接続。 - マアスェ:残光を分配。夜と昼の均衡を回復。 - ペレ≒ゼラ:無限遊戯を終結。笑いによって恐怖の連鎖を緩和。 - ソフィッツ:終局門を開閉。特異点の閉鎖を成立させた。 世界は救われたのではない。 彼らと共に、変わってしまった。 それでも朝は来る。 そして、レーゲシュは窓の外を見て、厳かに言った。 レーゲシュ「当方、未だ成長期。貴殿ら、明日も当方を教育せよ」