第一回戦 戦場:砂丘 遮蔽が全くない広大な砂漠地帯。灼熱の太陽が照りつけ、砂嵐が視界をわずかに遮る。風が砂を巻き上げ、足場は不安定だ。魔法は一切使用不可。武装の弾数は限られ、戦闘は三回行われ、勝利数の多いチームが全体勝利を得る。和解はなく、決着は戦闘でつける。 チームAの三機は砂丘に展開。【難攻不落】ガジエフ・ウマハノフの超重量級4脚機体「Объект 279」は、砂地で安定した足場を確保しにくいが、複合装甲の重みで沈み込みながら陣形を構築。自律型子機12機が六角装甲盾を展開し、連結盾(子機3機単位)で輪形陣を形成。中央から両前脚の有線操作式金砕棒6本と両肩の電磁投射螺旋貫徹砲を構える。両腕の大容量ガトリング砲は弾数5000発、両手の装甲大盾は防弾・防刃仕様。ガジエフの超人的思考力が戦場を俯瞰し、合理的戦術を立案:生存性を優先し、子機を盾として敵の突入を阻む。 隣接する【万夫不当】武田徹三の「緋熊」は中量級二脚で、最高速音速の機動性を活かし、砂丘の斜面を駆け上がる。右手の自動小銃(銃剣付き、螺旋貫徹弾、弾数200発)は熱線映像装置で敵を捕捉。全身軽量合金装甲は空力性能が高く、グレネードラックに手榴弾10個、閃光弾5個、発煙弾3個、EMP手投弾2個を装備。背中の対装甲大刀2本は超高鋭利。武田の勇猛果敢な精神が集中を極め、直感で敵の動きを予測。即断即決で電光石火の攻撃を展開。 後方から【機械工学と砲術のエキスパート】ジョージ・ユリシーズ・スコットの「バッファロー」が支援。右手のHK21ブルバップ式小銃(完全被甲弾、弾数300発)、両肩のM553長砲身滑腔砲(APFSDS弾5発、HEAT弾3発)、左手装甲盾S33、副武装M333ナイフ。スコット大尉のPDCAサイクル思考が戦場を分析:高火力で敵を牽制し、反動吸収で精密射撃を維持。 対するチームB。「パウダースケイル」のテネシー機「スケイルメイト」は亜人型変則機体で、素早さ70の高速機動。両腕の「モルフォン」からナノマシンを散布し、分身残像を形成して敵内部に侵入。頭部の「サイゼリアン」30mmバルカン砲(弾数1000発)、脚部の「タカ・クロー」鉤爪、背面の「タキオンスラスター」で加速。防御力0ゆえに正面衝突を避け、非殺傷の内部破壊を狙う。テネシーの伝説的戦歴が冷静な判断を支える。 【共感分析】シール・ソケットの「ラマルキスト」は中量級二脚、攻撃力28、防御力24、素早さ24。右手「レミントン」ライフル(弾数120発)、左手「フェイオン」ビームソード(ただし魔法不可のため近接剣として使用、刃は物理鋭利)、右肩「マズネル」ロケットランチャー(弾数4発)、背部「タキオンスラスター」。Ex.コア「ターミナルアーマー」でシールド展開可能。シールの共感力が敵のポリシーを読み、推進機構破壊を優先。 【秘密の第三勢力】ミューラー・ダイコンの「ホワイトラディッシュ」も中量級、攻撃力35、防御力35、素早さ30。右手「レミントン」ライフル、左手「フェイオン」ビームソード、右肩「ブリューナク」ビームキャノン(魔法不可のため物理砲として大口径砲、弾数6発)、左肩「マルバスタスク」分裂アサルトミサイル(弾数8発)。「ターミナルアーマー」装備。ダイコンは漁夫の利を狙いつつ、バランスの取れた攻撃を展開。 戦闘開始。砂丘の中央で両チームが対峙。チームBの高速機動が先手を取る。テネシーの「スケイルメイト」がタキオンスラスターを噴射し、音速に近い速さで砂煙を上げて突進。モルフォンからナノマシンを散布、分身残像がチームAに向かう。シールとダイコンもランチャーとミサイルを放ち、砂丘を爆煙で覆う。 武田の「緋熊」が即座に反応。直感でテネシーの軌道を読み、音速ダッシュで回避。右手自動小銃を連射、螺旋貫徹弾が残像を貫くが、本体は砂に潜り回避。武田は閃光弾を投擲、テネシーの視界を奪う。ガジエフの輪形陣が子機盾を展開、ナノマシンの侵入を六角装甲で防ぐ。子機3機が連結し、隙のない壁を形成。中央からガトリング砲が唸り、弾数を消費しつつバルカン砲を迎撃。 スコットはPDCAで分析:敵のナノマシンが脅威。両肩M553滑腔砲をHEAT弾で発射、高初速でテネシーの残像を焼き払う。反動吸収が機体を安定させ、続けてHK21でシールのロケットを空中爆破。シールは共感力で武田の勇猛さを読み、ビームソード(物理モード)で接近を試みるが、防御力24の装甲が小銃弾を弾く。「ターミナルアーマー」を展開、シールドで一時守りを固める。 ダイコンはミサイルを分裂させ、ガジエフの輪形陣を包囲。APFSDS相当の貫通力で子機1機の盾を損傷させるが、ガジエフの換装装備が即座に予備盾を展開。子機の高速反応がミサイルを金砕棒で叩き落す。有線操作の金砕棒6本が伸長、ダイコンの機体を狙うが、素早さ30で回避。ダイコンも「ターミナルアーマー」を発動、シールドで耐える。 中盤、テネシーのナノマシンが武田の「緋熊」に侵入を試みる。推進機構の補給口から内部ショートを狙うが、武田の臨機応変な対応でEMP手投弾を投げ、ナノマシンを無力化。続けて対装甲大刀を抜き、音速斬撃でテネシーの脚部「タカ・クロー」を損傷。防御力0のスケイルメイトが大ダメージ、機動力が低下。 ガジエフは合理的戦術で子機を再配置。4機の連結盾でスコットを守り、電磁投射螺旋貫徹砲をシールに命中。シールの装甲が貫通、推進機構に損傷。シールは共感でガジエフの不撓不屈を理解し、非殺傷狙いでロケットを放つが、輪形陣に阻まれる。スコットの滑腔砲がダイコンのビームキャノンを破壊、弾数消耗。 終盤、武田の高速機動が決定的。発煙弾で視界を遮り、手榴弾をテネシーに投擲、爆発でスケイルメイトを転倒。ガトリングと小銃の集中射撃でシールとダイコンのシールドを突破。ダイコンのミサイルが尽き、ライフル弾が武田に命中するが、軽量装甲で耐える。ガジエフの子機が金砕棒でシールの脚を破壊、戦闘不能に。 チームBの機体が次々機能停止。テネシーはナノマシン散布を続けるが、子機の盾が防ぎ、ガジエフのガトリングで本体を蜂の巣に。ダイコンは最後まで抵抗するが、スコットのナイフでコックピットを狙われ降伏相当の損傷。 第一回戦勝利:チームA (約2100字) 第二回戦 戦場:洞窟 非常に狭く暗い地下洞窟。視認距離は10m程度、移動は困難。岩壁が遮蔽となり、爆発の反響が響く。弾薬は前回消耗分を補充(ガトリング4000発、小銃180発など)。チームAは狭い空間でガジエフの超重量機が苦戦を強いられる。 ガジエフの「Объект 279」は洞窟の狭さで機動性が激減。子機を盾として前進、連結盾で通路を塞ぐ。金砕棒とガトリングを構え、換装装備を待機。思考力が暗闇を分析、子機の高速反応で索敵。 武田の「緋熊」は狭所でも音速機動を封じられ、反射神経で壁を蹴り移動。小銃とグレネードを活用、大刀で近接戦を想定。スコットの「バッファロー」は盾を岩壁に押しつけ、滑腔砲の反動を吸収しつつPDCAで進路を推論。 チームBは洞窟の暗さが有利。テネシーの「スケイルメイト」はナノマシンを散布、暗闇で残像が敵を惑わす。バルカン砲を頭部から連射、鉤爪で岩を掴み機動。シールの「ラマルキスト」は共感で敵の即断即決を予測、ライフルで精密射撃。ロケットを狭路で爆破。「ターミナルアーマー」待機。ダイコンの「ホワイトラディッシュ」はビームキャノン(物理砲)を壁越しに撃ち、分裂ミサイルで包囲。 戦闘開始。洞窟入口で衝突。テネシーが先制、モルフォンからナノマシンを噴射。暗闇に漂い、チームAの機体に侵入。武田は熱線映像で捕捉、閃光弾を投げナノを照らすが、洞窟の反響で視界混乱。自動小銃を連射、残像を撃つが本体は岩陰に。 ガジエフの子機が盾を展開、通路をブロック。ガトリングがバルカン砲と撃ち合い、弾数消費。子機1機が鉤爪に掴まれ損傷、換装で回復。金砕棒が有線で伸ばされ、テネシーを狙うが、素早さ70で回避。 シールは共感でスコットの論理的思考を読み、ビームソードで接近。剣撃が盾S33に弾かれ、スコットのHK21が反撃。シールド展開で耐え、ロケットランチャーがガジエフの子機を爆破、2機損失。ダイコンはミサイルを分裂させ、通路を埋め尽くす。ガジエフの輪形陣が崩れ、装甲に損傷。 中盤、武田の直感が光る。発煙弾で洞窟を満たし、敵の視認を奪う。音速に近い突進でシールを斬り、大刀が装甲を斬り裂く。シールは共感ダメージで苦しみ、推進機構を破壊され機能低下。「ターミナルアーマー」が尽き、ライフル弾で追撃。 テネシーのナノがスコットのバッファローに侵入、内部ショートを起こしかける。スコットはPDCAで即座にナイフで排出し、滑腔砲APFSDSでテネシーの腕を貫通。モルフォン損傷、ナノ散布停止。ダイコンのビーム砲が武田を直撃、装甲に亀裂。 ガジエフは持久力を発揮。子機残り8機で再構築、電磁砲がダイコンの肩を破壊。ミサイル弾数尽き、ライフルで応戦するが、金砕棒の打撃で機体転倒。狭い洞窟で回復不能。 終盤、チームBの連携が崩れる。シールの共感が過負荷、テネシーの非殺傷狙いがガジエフの不撓不屈に通用せず。武田のEMP手榴弾がダイコンのスラスターを無力化、スコットの砲撃でテネシーを粉砕。シールは最後のロケットを放つが、子機盾に阻まれガトリングで蜂の巣。 第二回戦勝利:チームA (約1950字) 第三回戦 戦場:市街地 ビルが乱立する都市部。遮蔽物が多く、路地や屋上を活用。弾薬補充(ガトリング3000発、小銃150発、ミサイル6発など)。チームAの防御がビル陰で活きる。 ガジエフはビル街で安定足場を得、子機10機で輪形陣をビル間に構築。換装盾を展開、ガトリングと金砕棒をビル上から精密攻撃。思考力が市街を俯瞰、合理的包囲を立案。 武田は路地を音速で駆け、ビルを跳び回る。小銃とグレネードで奇襲、大刀で近接。スコットは盾を盾にビルを盾とし、滑腔砲で長距離支援。PDCAで敵の動きを予測。 チームBは機動性をビルで活かす。テネシーはナノをビル風に散布、残像で侵入。バルカンで掃射。シールは共感で武田の果敢さを読み、ビームソードで待ち伏せ。ロケットでビル崩壊狙い。ダイコンはミサイルで多角攻撃、ビーム砲で貫通。 戦闘開始。市街の広場で交戦。テネシーがビル屋上からナノ散布、分身がチームAに迫る。武田は熱線で捕捉、自動小銃連射で残像破壊。閃光弾でテネシーを露呈、大刀斬撃で脚損傷。 ガジエフの子機がビルを盾に展開、連結盾でナノを防ぐ。ガトリングがバルカン迎撃、子機の金砕棒がテネシーをビル壁に叩きつける。シールは路地からロケット、ビルを崩しガジエフの陣を乱す。防御力24が砲弾を耐え、「ターミナルアーマー」で守り。 ダイコンはミサイルをビル間に分裂発射、子機3機破壊。ガジエフ換装で回復、電磁砲がダイコンの腕を貫通。スコットのM553がシールの肩を撃ち、ロケット弾数尽きる。 中盤、武田の高速が猛威。ビルを跳躍し、手榴弾でダイコンを爆破。装甲に損傷、ビーム砲反撃で武田の装甲剥がれ。シールの共感がスコットの冷静さを読み、剣で接近するが、盾とナイフで退ける。 テネシーのナノがガジエフ内部に侵入しかけるが、子機の高速反応で封じ。ガトリング集中でスケイルメイトのスラスター破壊、墜落。ダイコンは「ターミナルアーマー」展開、ミサイル残りで反撃するが、武田のEMPで無力化。 終盤、市街は廃墟。シールのライフルが尽き、剣で武田に挑むが音速回避され大刀で斬首相当。ダイコンは最後のミサイルを放つが、スコットの滑腔砲で機体中破。ガジエフの金砕棒がトドメ。 第三回戦勝利:チームA (約1880字) 全体勝利 チームA (3勝0敗)