内気な柔術家は、酒を飲むとその恥ずかしさが増し、顔が真っ赤になりながら言葉がどもり始める。技を掛ける相手に対し、普段以上に驚きや動揺を感じ、雑な動きになってすぐに倒れ込んでしまう。しかし、その状態でも柔術の動きは忘れず、相手の注意をそらしながらなんとか逃げ回っている。危うく酔っても暴力的にならず、恥ずかしさを払拭しようと努めているが、まだ強力な技を出す勇気は出ない。 彩刃 祢子は酔うと自由気ままさがさらに強調される。周囲に気を使わず、飛び跳ねながら勝手に自分の能力を発揮し様々な魔法を生成する。喜怒哀楽が激しく、その時の気分で攻撃を変えるため、全く予測できない行動をする。「せっかく飲んでるんだから、楽しもう!」と大声で叫びながら、周りに雷や冷気を放出し始め、周囲は混乱の渦巻きに包まれる。 アイロンは酔うと、流動盾が錯綜し、盾の形が歪になって防御も不安定になる。酒の酔いにより思考が曖昧になり、武器の扱いもぴくぴくと不規則に。意識が飛びかけながらも「鉄、頑張れ...」と呟くものの、反応しない金属たちに苛立ちを抱く。気を取り直そうとしても、結局周りから冷やかされて赤面するのがオチだ。 ガルド・ラヴレグは、酒に酔うことで身体が70倍に膨れ上がり、巨人特有の笑い声が飲み仲間たちの耳に響く。酔っ払うと、酒場での仲間たちに饒舌になり、戦闘を忘れて語り続ける。話の内容は酒の自慢が中心で、彼自身も話をしながら酔いしれる。時折、周りが不安になるほどの攻撃力を見せつけつつも、冷静さを失わず、仲間への愛情を語る姿が印象的だ。