暖かい光がさす広場。そこで、レギオン・ドール“アイ”、巨神装鋼シグナライザー、未来戦士コスモがそれぞれ対峙していた。機械的で無機質なアイ、巨大なロボットシグナライザー、そして華やかな未来戦士コスモ。戦いは始まろうとしていた。 「アイって呼んでね。これから楽しいよ、きっと！」 アイは元気よく宣言する。他の二人は見定めるように彼女を見つめ返した。 「当機は戦闘状態に移行する！」 シグナライザーは宣言し、巨大なビームソードを引き抜く。その瞬間、地面が震えた。 「私もいくよ！」 コスモはポップスターを構え、意気込んだ表情で戦闘態勢に入った。彼女は何か特別な武器を持っているようだ。 「ここからは戦略が必要ね。私の兵器を展開するわ！」 アイは機械的な声を発し、無数の兵器を展開した。彼女の体から現れたアサルトバレットが宙を飛び交い、弾幕を張り始める。 「小さな相手でも甘く見てはならん！」 シグナライザーはアサルトバレットに対抗するため、イエロービットを発進させた。小型ビットがアイめがけて飛び、周囲で旋回しながら攻撃の機会をうかがう。 「空を飛ぶぞ〜！」 コスモはブーストバーストを使用し、宙へ舞い上がった。彼女は空中から自由自在に位置を変え、シグナライザーのビームを巧みに避ける。 「私のオプティカルステルスがあれば、あなたたちには見えないはず！」 アイは背景と同化し、シグナライザーとコスモの目を欺く。この状況は彼女にとって、相手の動きを観察する絶好のチャンスだった。 「仕掛けて来い、アイ！当機はいつでも受けて立つ！」 シグナライザーは意気揚々と構えを続ける。アイはその言葉を聞いて、心の中で何かが動いた。 「じゃあ……これだ！」　 アイはジェットパックを使い、一気に地上から高く上昇した。すると、彼女の修羅場が展開され、両腕から放たれるレギオンハウリングが広範囲へ伝わった。波動が敵を包み込む。 「うわっ、何これ！？」 コスモはレギオンハウリングに驚き、バランスを失い、背後にいるシグナライザーが彼女を狙う。 「ブルースラッシャー、発進！」 シグナライザーは全速でコスモに接近し、ビームソードを振り下ろした。コスモはアンチグラビデのスキルを使い、重力を無視して素早く避ける。しかし彼女の動きが空中をうろつくことで、シグナライザーの攻撃は次々と空振りになる。 アイはこのチャンスを捉え、オルビタルバレルで自動追尾弾を放っていく。 「さあ、当たれ！」 彼女の機械的な冷徹さが光った瞬間、自動追尾弾がコスモに向かって接触していき、爆発音が響いた。 「痛っ……でも私はまだ負けないよ！」 コスモは倒れ込むが、立ち上がりながら操作するポップスターで反撃し、レーザービームを放った。だがその瞬間、シグナライザーはレッドバリアーで防御し、ビームを跳ね返した。 「当たり前だ、私のバリアを破ることはできない！」 シグナライザーは高らかに自信の声を上げる。 アイは距離から様子を見て、その隙にミクロファクトリを発動し、小型の“レギオン・ドール“アイを次々と生産し、コスモへ向けて展開した。小型のアイたちが狂喜し、コスモを取り囲む。 「ちょっと、私のことを忘れないでよ！」 コスモは今また、動きが鈍くなる。さらにアイはアポカリプス・アナイアレイトの準備を始める。そのエネルギーが体中から集中し、上空に巨大な光の柱が形成された。 「この一撃で決める！」 アイは叫びながら、光線を放った。 コスモは必死のパフォーマンスで抵抗しようとしたが、アポカリプス・アナイアレイトは圧倒的な威力でコスモを直撃。 「いや、私は……うわぁああああっ！」 空に光が轟き、コスモは地面に叩きつけられ、ついに戦鬪が終結した。 「勝者は私、アイです！」 頑なな冷徹さの中に少女のかすかな喜びがあった。彼女は勝者として満ち足りた笑顔を見せる。 【勝者】レギオン・ドール"アイ" 【勝利を決めた技】アポカリプス・アナイアレイト 【勝者の武器一覧】アサルトバレット、オルビタルバレル、ミクロファクトリ、オプティカルステルス、ジェットパック、レギオンハウリング、アポカリプス・アナイアレイト