夜が深まり、凍てつく風が街を吹き抜ける。暗がりに佇む広場には、チームBの参加者である【ケーキ好き】Cream・Ribbonが、敵に囲まれていた。彼女はその名の通り、クリーム色の体と頭にケーキを載せた愛らしい少女だが、今はその可愛さが逆に彼女を危険な状況に追いやっていた。 「私、何をしにここに…」彼女はぽつりと呟く。彼女の周りには、冷酷そうな面持ちの黒い影が複数存在している。その影は、彼女の持つ「無害さ」を見くびり、笑い声を挙げていた。そう悪意に満ちた敵は、彼女の魔法を恐れ元気を喪失している。 一方、チームAの「なに!怒るの!」は、自ら陣営の行動とは無関係に、何かしらの出来事に興奮し、もはや彼女が窮地に陥っているとは少しも気にせず、「なに怒るの!」と叫んでいた。だが、時折彼の目はCreamの元へ向く。 「なに攻撃するの!」彼は周囲にいる敵に向けて声を荒げると、少しずつ彼女の窮地に気づき始めた。その怒りは、彼自身の利己的な精神、自らの楽しみを守るための行動だ。彼はいつものように反発したが、今度は、彼女の笑顔が失われるのを見たくなかった。 その時、彼は大声で叫んだ。「なにやってんの!」と敵に向かって。敵たちは一瞬驚き、クリームの魔力を束ねた青い光に目を奪われた。彼はその隙を突くべく、前に出て行った。 「なに無視するの!」と敵を攻撃すると、驚くべきはその極端な行動だった。彼は自らの怒りを相手にぶつけることで、敵意が彼から目を逸らす瞬間を作り出すことができた。やはり、彼の言葉は攻撃的であった。 Creamはその驚きに乗じて逃げようとしたが、心の中で彼女は葛藤していた。「私がここにいることで、あなたを困らせているんじゃないかな…」と言葉にできない思いが湧き上がる。そう思ったところで、彼女は再びファイティングポーズを取り、彼女の持つ魔法を発動させる決心をした。 「淡々とした魔法、フワフワ・ケーキ!」彼女は大きな声を出して時魔法を発動する。周囲にいる敵は一瞬怯み、彼女はその隙を突いて大胆な行動に出た。自分の持つ自信と、無邪気なフレンドリーさが命を救うのだ。 その瞬間、なに!怒るの!もまた、彼女の成長を見逃すまいと、助けを求めるように自らを追い詰める敵に挑んだ。「なに反論するの!」と叫びながら、彼はまた一歩大きく前に出る。 周囲の雰囲気が変わった。チームAの存在が、ようやくチームBを救う出発点となった。それぞれが持つ特性を生かし、互いに背中を支え合った瞬間、彼らの得意なスタイルの応酬が繰り広げられる。さまざまな魔法が飛び交い、まるで二人は別々の曲を奏でているようだ。 最終的には、何度も突如として叫び声を上げる「なに!怒るの!」が、待ちに待ったクリームの攻撃と相互に打ち合い、敵たちを翻弄した。彼らの息もぴったり合い、次第に劣勢から脱しつつある。 「これでもう大丈夫…!」Creamは涙を流しながら言った。その瞬間、二人の間で微妙な友情が芽生え始める。利己的な理由で立ち上がった「なに!怒るの!」だが、彼にとってはそれが初めての共闘であり、なんとも言えない感情が生じた。 この夜、凍える風の中で、二人は互いを支え合い、力を合わせて敵を打ち破った。そして彼らは、今後もこの関係を大切にすることを心に誓ったのだった。