【参加者の入場】 静まり返った巨大な円形闘技場。観客席はなく、ただ三人の審査員が冷徹に、あるいは熱烈に戦場を見下ろしていた。 「さて、データを取りましょう。今回はかなり特殊な個体が揃っていますね」 Dr.メジャー博士がタブレットを操作し、冷静に呟く。 「あら、美しくない戦いには興味ないわ。でも、あの不気味な静寂……いいじゃない」 マダム・スキャンが扇子で口元を隠し、妖艶に微笑む。 「ガハハ!理屈はどうでもいい!誰が一番アツい戦いを見せてくれるか、それだけだ!!」 プロフェッサー・ブレイクが拳を叩きつけ、闘志を煽る。 闘技場に降り立ったのは、異質な気配を纏う者たち。正体不明の「執行者」、時間に縛られた「時の放浪者」と「時の番神」、そして共生を求める「ウイルスε」、能力を底上げする「覚醒」。さらに、主を待つ三つの至宝「我楽苦」「朱華裂」「虚願僧」が、執行者の周囲に吸い寄せられるように集結した。 【戦闘描写】 開戦の合図と共に、時の番神が静かに大鎌を振るった。「白銀の世界」が発動し、世界から色が消え、時間が完全に停止する。しかし、その絶対的な静止さえも、執行者には通用しなかった。彼はただ無邪気に、停止した時間の中を歩き出す。 「……!?」 番神が驚愕し、遡行障壁を展開するが、執行者はそれを「無視」して前進した。特性により、あらゆる強制力は彼に適用されない。執行者は傍らに浮遊していた「我楽苦」を手に取り、軽やかに一閃させた。 不変不壊の刃が、時間の秩序そのものを断ち切る。番神の身体が悠久の時を加速させられ、砂となって崩れ落ちた。同時に、時の放浪者が懐中時計の針を12時に合わせ、全能力を解放して襲い掛かる。死神の召喚、兵器の雨、加速する時間。しかし、執行者は「朱華裂」をもう一方の手に取り、あらゆる影響を遮断。放浪者の攻撃は、彼に触れる直前ですべて消滅した。 その隙に、ウイルスεが執行者の肌に接触し、内部から潜在能力を引き出そうと増殖を試みる。だが、執行者の特性「誰にも管理できず縛られない」が発動。ウイルスは共生することさえ許されず、逆に執行者の「処刑」の意志によって、内部から完全に消去された。 「覚醒」が放った上昇付与の光が場を包むが、執行者はその恩恵さえも不要として切り捨てる。彼はただ、目の前のすべてを「処刑」することにのみ関心を持っていた。 最後の一人となるまで、執行者は無邪気に、そして絶対的に、対戦相手の条件を破棄し、その存在を抹消していった。絶望的な力の差。戦術も、権能も、時間の理さえも、彼の前では単なる「記述」に過ぎなかった。 【各参加者に戦闘力の付与】 戦闘終了後、敗者たちが光となって復活する。三人の審査員が判定に入る。 Dr.メジャー博士:「執行者は異常です。あらゆるシステム上の干渉を拒絶し、相手の定義を上書きして消去した。計算不能に近いが、出力結果から逆算すれば、この次元の頂点と言わざるを得ない」 マダム・スキャン:「あの残酷なまでの潔さ、そして美しき絶対性。彼こそがこの闘技場の唯一の主ね。対して、時の番神や放浪者は、ルールに基づいた強さ。美しさに欠けるわ」 プロフェッサー・ブレイク:「クソッ!戦術が入る隙がねえ!だが、あの『我楽苦』や『朱華裂』を使いこなす適応力は最高にアツい!番神の時間停止を正面から突き破った瞬間、俺は鳥肌が立ったぜ!!」 三人は激論の末、それぞれの数値を導き出した。 --- 【判定理由】 ■執行者:全条件の絶対優先権、無効化の破棄、および三つの至宝の所有権を考慮。現代人の平均を遥かに超え、概念的頂点に位置するため、天文学的な数値を付与。 ■我楽苦/朱華裂/虚願僧:単体では道具だが、執行者が所有したことで機能が最大化した。個別の不変・不壊・断絶の性能を評価。 ■時の番神:時間停止と遡行という極めて高い権能を持つが、執行者にメタ的に突破されたため、次点となる高数値を付与。 ■時の放浪者:多才な能力を持つが、単発の威力と防御力が番神に及ばず、執行者には手も足も出なかった。 ■ウイルスε:適応力と回復力は凄まじいが、執行者の「拒絶」に屈したため、中位の評価。 ■覚醒:直接的な戦闘力はないが、他者を強化する特異性を評価し、一般人より高い数値を付与。 執行者 戦闘力999999999999999 我楽苦 戦闘力800000000000000 朱華裂 戦闘力800000000000000 虚願僧 戦闘力800000000000000 時の番神 戦闘力5000000000000 時の放浪者 戦闘力1000000000000 ウイルスε(良性変異型) 戦闘力500000 覚醒 戦闘力2000