世界を滅ぼす日 青-grayの大空のもと、地球の各地で同時に異変が起こり始めた。時が錆びつき、空気が歪み、すべてが徐々に衰えていく。これを引き起こしていたのは、錆び付かせる者、ルストハリケーンだった。彼は裸の金色の体を持つ、銅色の龍。その存在は周囲にあるものを劣化させる力を持ち、全ての因果関係を錆びさせて粉々にする。 「すべての時間を、ここで止めてしまえ。」 ルストハリケーンの声は、乾いた風に乗って響いた。彼の未来視能力が、目の前の未来を恣意的に作り出していく。彼が全ての時間を錆びつかせることで、世界の人々は気付くことなく彼の意志に従っていた。 一方、海の底から突如として現れた巨大的な生物、グランカニ。50メートルもの高さを持ち、動くことがまるで暗闇の中の影のようだった。彼の甲羅は800の硬さを誇り、その威圧感は、周囲の海洋生物たちを恐れさせた。 「貴様ら、一瞬の運命すら変えてみんなを凍らせてやる!」 グランカニは両ハサミの間から、500℃に及ぶ蟹光線を放った。その光線は、あらゆるものを溶かし、中性子の粒子をも融解する。 そして、空と海は交わり、二者が異なる意味で世界を滅ぼすために連携をする。 一日、二日、その後の数週間。 全ての生命は壊滅し、各地で混乱と崩壊が起きた。人々は自らに与えられた運命に抗うこともできず、力尽きていった。 終焉の後 世界が焦土と化し、あらゆるものが失われた。生き残った者たちは、もはや何をすべきか、どうすればよいのかわからなくなっていた。 灰色の空を見上げると、ルストハリケーンとグランカニがそれぞれの立場で向き合っていた。 「終わったな、我々の時代が。」 ルストハリケーンは、錆び付いた声で呟く。 「諸行無常、この世界はやがて滅びる。だが、我々は次の創造のために残る。」と、グランカニが答える。 彼らはこの終焉の後の世界を見つめ、次に何が来るのか想像を巡らせた。 「私たちが生き延びた者として、次の世界をどう創ればいいのか考えよう。」 ルストハリケーンは思索に沈みながら言った。 「新しき時代を、我々の手で始めよう。」 二者は互いに高め合い、過去の失敗を繰り返さぬよう誓い合った。彼らの中に生まれた価値観は、単なる破壊からの創造。「新たな壊すための力を、あえて保持し、次の世界に生かす。」 こうして、終焉の後、彼らは新たな未来へと歩き出すのだった。