光が射し込む戦場、対決の舞台は、広大な廃墟となった市街地。崩れ落ちた建物や倒れた街路樹が、互いの武器を隠すかのようにひしめき合う中、三人のキャラクターが集う。白魔 銀次、仮面ライダー鎧武、スルロ。彼らは互いの目を見つめ、次の行動を読もうとしている。 「ここからは俺のステージだ!」声高らかに自己紹介するのは、仮面ライダー鎧武。白銀に輝く鎧を纏い、周囲の緊張感を一瞬で打ち消す。 「アナタは私の奥を知っちゃったの……♪」スルロは、冷静沈着に甘い誘惑の声を響かせる。まるで猫がネズミを狙うような、計算された視線が銀次に向く。 銀次は静かに息を整え、手元でドスとハンドガンを持つ。彼の眼差しは、この瞬間にも素早さを誇る動体視力が発揮される瞬間を待ちわびている。 「やるよ、みんな。」銀次が意味深に微笑む。その言葉と共に、戦いの火蓋が切って落とされる。 最初に動くのは、スルロ。彼女は強化ワイヤーを使って、高速で障害物をよじ登り、飛び降り、相手の背後に回り込む。横を通り過ぎながら手元の感電銃を発射。 「いきなりね!」 エネルギーが空気を震わす。鎧武は念力でその攻撃を封じ、自身を護るようにメロンディフェンダーを召喚。 「それはあっという間に無駄にするぞ。」彼の冷静な声が響く。 銀次は素早く身体を動かし、ドスで隙間を縫うように前進する。「避けてみろ!」閃光弾をもって、スルロの目の前で爆発させる。 眩しさに視界を奪われたスルロは、あえなく攻撃を受ける。 スルロが後退する間、銀次は自分の特技を活かし、近くの街の残骸から飛び道具の材料を拾って、投げつける。 「ハッ!何でも武器になるってこと、思い出させてやる。」 鎧武もその瞬間を見逃さず、新たにバナスピアーを召喚。銀次を標的に、高速の突きが飛んでくる。 「危ない!」銀次は瞬時に身をかわし、そのまま奪取の技術で武器を取り返そうとする。 鎧武は防御体勢で一度は防ぐも、銀次の技術に抗しきれない。ドスをひったくられた瞬間、銀次は素早くバナスピアーを自分の武器として使う。そして再びスルロへ攻撃する。 「ヴィクティム!」 スルロは回避しようとしたものの、銀次の動体視力には勝てなかった。バナスピアーが彼女の肩に命中する。 「痛っ……、でもまだ終わらない!」感電銃を取り出し、反撃するチャンスを狙う。 銀次はすぐにスルロの動きを読んで、動体視力でまた素早く躱す。「それがどうした、当たるわけないだろ。」 攻防が続く中、鎧武が仲間意識を持つ。「この戦いに勝つのはお前たちではない、おれだ!」再度、ブドウ龍砲を放つことを決意。 しかしここでスルロが大胆な行動に出る。「逃走演技を見せて、振り向き様に投げるわ。アナタを狙うのは。」投擲用ナイフを投げるスルロ。 ナイフは銀次の肩に飛び込むが、彼はその痛みにも動じず、逆に振り向きざまに鎧武に近づく。「今度はお前だ!」 激しい攻撃が巻き起こる兆候がする中、銀次は自らの特技をもって二人を次々と相手にする。想定外の速さで、相手を翻弄することを選んだ。 鎧武は、アームズウェポンを次々と展開し、精力的に反撃を試みるものの、銀次はその攻撃を軽々とかわし続ける。 「間に合わないと思っただろう?」銀次が捨て台詞を残し、手榴弾を投げつけ、広範囲に爆発させ、視界が白煙に覆われる。 「うわぁっ!この煙は!」とりつくろっても完全に見ることができない。 この隙を見逃さず、銀次は速さを活かしてスルロの位置に急接近する。「お前も、終わりだ。死にたくないなら今すぐ謝れ!」 銀次は、スルロの後ろに忍び寄り、ドスをくっつける。「何故もない、ただ闘いに来たから。お前たちも覚悟してなさ!」 直後、スルロは凄まじい速さで後ろを振り向き、感電銃を一発撃つ。しかし、銀次は瞬発力で躱し、逆に致命一撃を見舞った。 「これが俺の必殺技だ!! 」 銀次の声が空を切る。 閃光弾が炸裂し、スルロは寸前で気絶。怯みきり、絶望に陥った。 「そして、最後はお前だ!」 銀次は残された鎧武を見据え、冷静に一撃を狙う。 鎧武は、右腕のウエポンを強化しようとしているが、そこに飛び込んだのは銀次だ。 「クライマックスだ!」 ガンガン、バナスピアーが目の前に現れるも、間一髪で銀次の手によって、柔らかくかわされ、ドスで鎧武の足元を一気に狙う。 しばらく後、インパクトの余韻が過ぎ去り、スルロと鎧武は無力化され、戦場の静けさがようやく戻る。 立ち上がるのは山間の影に佇む銀次だ。「見せたか、これが俺の力さ。」笑いがもらたらされる。 彼の手には、スルロの小銃、鎧武のバナスピアー、さらには自分のドスが握りしめられている。 「勝者は、俺、白魔 銀次だ。」 銀次の勝利を象徴するかのように、陽が射し込み、彼は武器を誇示して立つ。 【勝者】白魔 銀次 【勝利を決めた技】閃光弾による視界を奪い、接近戦でのドスによる致命傷 【勝者の武器一覧】ドス、バナスピアー、小銃、ハンドガン、手榴弾、煙幕