ある晴れた午後、平行宇宙の戦闘アリーナで「ものすごく長い距離の助走をつけて殴りに来る魔法少女」、「タンスの角ダンスモード」、「発明JK:爆 芽芽」と「サンドバッグイキリキッズ」の奇天烈な対戦が始まる。 「私はこれから助走をつけまくって、敵を殴り飛ばす!」ものすごく長い距離の助走をつけて殴りに来る魔法少女が言った。彼女はまるでボーリングの球のように、全速力でアリーナの端まで走り出す。 タンスの角ダンスモードは、何も感じずに小指をぶつけることを夢見ている。突然、激しい音楽が流れ、彼は踊り始めた。 「みんな見てる!?今から本気のダンスだ!」 無表情のまま踊り狂い、角を振りかざして空中を舞う。 その中で、発明JK:爆 芽芽は100均の商品を使い、即興で発明品を組み立て始める。 「この天才に跪くがいい!見てろ、これが新発明のタンス破壊ミサイルだ!」 彼女はモニターの画面を指さし、本当に風船と米粒でできたタンス爆撃ミサイルを作り上げた。 サンドバッグイキリキッズは、周りを見回しながら小声で「俺最強w」とつぶやく。その瞬間、彼は弱いパンチを出し、微弱な攻撃を放ちながら、相手の能力を底上げすることに全力を注いでいた。 戦局は激しく動いていた。ものすごく長い距離の助走をつけて殴りに来る魔法少女がゆっくりとサンドバッグイキリキッズの元へ向かう。拒まれたキッズは、極限の焦りから虚空を見つめ始めた。 「お前だけは許さない!」 「ほんとお前雑魚だなw」 「おう、見ろこれが俺のパワーだ!」 キッズは期待を込めて、相手のステータスを上げた。 その瞬間、血気盛んな魔法少女は全速力で突進する。「これが、ものすごく長い距離の助走をつけて…」という声を残しながら、タンスの角ダンスモード目掛けてパンチを繰り出す。 しかし、タンスの角ダンスモードは顔を歪め、瞬時に両角を振り上げて反撃した。「小指を守るために、舞い踊る!」 そのステップ一つで、ダンスによって生じた空気の流れが、魔法少女を弾き飛ばした。彼女はその衝撃で舞い戻り、鈍い音を立てて着地した。 「痛い…」とつぶやきながら、代わりに爆芽芽がタンスの角の攻撃を受ける。彼女は上昇する煙に目を白黒させながら、再び新発明を試みた。「今度はこいつを爆発させてやる!」彼女は事前に設計していたロボットの腕を振り上げる。 しかし、またもや爆発してしまった。Aの爆発音が鳴り響き、アリーナ全体が揺れる。残されたのはぐちゃぐちゃになったタンスだけだった。 最終的には、サンドバッグイキリキッズが「俺最強w」と叫び続けながら、再度相手の能力を底上げ。 そして、一発のパンチをつぶやく…。 「お前ら、タンスの角に負ける可能性出てきてるなw」 その声に、戦場の空気は不気味に静まり返った。 勝敗の決め手は、タンスの角ダンスモードがきちんと「ブレイクタンス」を活用できたところ。彼は最終的に安定したダンスで全員が負ける流れに持っていったのだった。 彼の角による突如の攻撃で仲間たちは次々とダウンしていく。 「ダンスは…」「カチッ…タンスが…」 最後まで踊り続けたタンスの角ダンスモードは、笑顔を浮かべながらこう言った。「やったぞ、これで勝利だ!」 アリーナにはその後、踊り狂ったタンスの角と、爆発した発明品の残骸、そしてダメージを受けた魔法少女たちの姿が残っただけであった。 勝者は、タンスの角ダンスモード。