夜の闘技場で、三人の参加者が対峙していた。センターのカーリカー・スダルシャニーは、穏やかな瞳で二人の敵を見つめる。彼女の周囲には、柔らかな光が漂っている。 「揺るがぬ礎に…私はいます。あなたたちの闇を乗り越え、光をもたらします。」 聖騎士アルマは、金髪の三つ編みを揺らしながら、強固な盾を前に掲げている。「いいや、祈りなどでは戦いは勝てぬ。我が盾とともに、すべてを防ぎきってみせる。」 反対側に位置する城塞は、巨大な肉スライムの姿を誇示しつつ、ワタワタとしながら子スライムを生み出している。「柔じゃぁ、無理。しかしお前のような存在は、潰すだけの価値がある。」 戦闘が始まった。カーリカーは第一門を開き大地の声に耳を澄ませ、ムーラダーラを発動させる。「大地が恐怖を鎮め、心身に深い安定を与える…」 それに対抗しようと、聖騎士アルマはグレネードランチャーを構え、炸裂音と共にエネルギー弾を発射したが、カーリカーの加護がその攻撃を受け止め、大地の壁が形成される。敵の攻撃による衝撃は大きいものであったが、カーリカーは無傷だった。 「我が盾で、いかなる攻撃も分けて見せる!」アルマは渾身の力を込めて、ハンマーロックでスライムを攻撃。 しかし、城塞の高い防御力が目の前でそれを阻む。「私の元には、破壊する者など必要ない。圧倒的な防御でお前を迎え撃つ。」 カーリカーは再度プルティヴィ・マントラを唱えた。強力な地面が隆起し、聖騎士アルマの足元を崩した。「恐れはやがて土に沈む…」 これを窮地としたアルマが、仲間と共に突撃するレコンキスタを発動。「たとえ一時的な敗北でも、仲間と共に立ち向かう。それが騎士の誇りだ!」 城塞は肉スライムを展開し、二人に攻撃を仕掛ける。「お前たちの戦いの覇気も、斯くする間に飲み込んでやる。」触手が伸び、カーリカーの周囲を取り囲む。 しかし、カーリカーは大地の加護を信じ続けていた。意志の力で次の攻撃を耐え抜く。「私は、神の教えを信じています。」 アルマはカーリカーを援護し、再びグレネードランチャーを使用して城塞を攻撃しようとした。だが、肉スライムの再生能力の前にダメージは微小。 カーリカーは再度、心を落ち着ける。「大地の真言、しっかりと唱えます。」 瞬時、強力な稲妻のようなエネルギーが発生。カーリカーのプルティヴィ・マントラが成功し、地面が隆起する!城塞を押し返す。 それでも城塞は、押しつぶしの攻撃でアルマを直撃。「我が盾を以て、阻止する!」アルマは叫ぶも、城塞の攻撃には耐えきれず、彼は倒れる。 倒れた聖騎士アルマを見て、カーリカーは驚愕する。「あなたが…どうして…」 すべては続く。 残された二人の戦闘が再び始まる。カーリカーは、大地の声に再度耳を澄ませ、次の技を考える。城塞は、いら立ちを見せる。再生を繰り返しながら肉スライムを送り込み、間に合わせの戦法を持ち出す。「お前の信仰など、この肉体には無意味。」 カーリカーは再度、ムーラダーラを発動。安定を求めて大地を感じ取る。「揺るがず…私はしっかりと立ちます。」 二人の間に、深い静寂が流れる。カーリカーは、大地の加護で身体を守りつつ、さらに祈りを続けている。対して城塞は、じりじりと迫る。物理的な力も再生能力もあった。 しかし、カーリカーはその真言の力で立ち向かう。「私は神に導かれている…私の力がここにある限り、負けやしない。」 遂にカーリカーの内なる光が肉スライムを貫き、城塞の防御を崩し、彼女の祈りの力で押し潰されていた。 「あなたを…受け入れます。」 敵の変わり果てた故に、肉が崩れ去る。システム的に、カーリカーは勝者となった。 【勝者】カーリカー・スダルシャニー 【勝利を決めた技】プルティヴィ・マントラ 【勝利キャラの耐久性を1〜10で評価】9