天空を舞う4つの影、名のある戦士が集結した。名丈一郎は黒い袴に白い羽織をまとい、鋭い目で状況を見守っている。彼は穏やかな微笑を浮かべながらも、その傍らに大太刀「祢々丸」と黒刀「笹露」を控えさせ、万全の構えで戦う準備を整えていた。 対するは、戦乙女天理。少女の姿をしていても、その内には無尽蔵の知恵と勇気を秘めている。彼女は「神秘の剣」と「守護の盾」を構え、冷静に敵の動きを観察している。目の前の敵が持つ剣の間合いを測りながら、最適な反撃のタイミングを待っていた。 アザトルウムも戦闘の輪の中に加わっている。彼はその姿を見せず、常に半目を開いたまま、怠惰な印象を醸し出していた。彼の存在は、その能力〈無関心》によって、他の戦士たちが持つような切迫感を否定し、まるで眠っているかのように場の空気を緩和している。 さらに、彼らの戦場にはバーストがいた。彼は尋常ではない巨体を背景に、圧倒的な力で場を支配している。パンチ力500京メガトンの衝撃波を伴い、彼の一振りは何人たりとも避けられない。その姿からは、力強さと無限のエネルギーが溢れ出ていた。 戦闘の火蓋が切られると、丈一郎は迅速な動きで距離を詰め、一閃を狙う。だが、天理はその動きを見逃さず、瞬時の判断で反撃斬を発動。無数の刀閃が飛び交う中、彼女の盾が丈一郎の刀を受け止めた。 「あなたの動きは読めますよ、名丈一郎。」天理は冷静に言い放つ。 その瞬間、アザトルウムが目を覚まし、世界が崩壊する。全てが一時静止するかのような感覚が漂い、彼の影響力が周囲を覆い尽くす。丈一郎も天理もバーストも、彼の存在に一瞬足を止めた。 「つまらない、また眠ろう。」彼は再び目を閉じ、無関心を貫く。 しかし、バーストは自身の力を解放し、全力のジャンプで空高く跳び上がる。彼の圧倒的な速度と力は、アザトルウムの無関心を突き破り、衝撃波が彼に向かって放たれる。「お前はどうだ、無関心なんて言ってられないぜ!」 アザトルウムは一瞬怠惰を捨て、彼の能力を現実に反映させる。しかし、バーストはその攻撃を避け、空中から強烈な蹴りを放った。 次の瞬間、丈一郎も再度攻撃に転じる。「刹那の反撃を。」彼の一撃が空気を裂く音を立てつつ、バーストの防御をも貫通しようとする。その隙を見た天理は成長連撃を繰り出し、冷静に反撃を行った。 しかし、彼らの戦いはすぐに混乱へと変わる。丈一郎がすぐさま反撃し、天理の直後に入り込む。その反撃が天理の盾を打ち破り、彼女が思わぬ後隙を露呈する。 「あなたは私を過小評価している。」天理はその瞬間、神秘的な覚醒を果たし、丈一郎の動きを完全に封じる。 されど、丈一郎はその覚醒に適応し、一度見た技を完璧に回避する。 戦場はまさに混沌と化していく。やがて、アザトルウムがその怠惰な目を開け、彼の真の力を解放する。「さあ、見せてみろ、全員。私の前で何ができるか。」 刻一刻と激化する戦闘の末、天理の神撃奥義が放たれ、丈一郎へ向かう。彼はその一撃を受け止めるものの、反撃の隙をつくる間もなく、そのまま抵抗できないまま倒れ込んでしまう。 同時に、アザトルウムの動きもない。バーストは力を失って空中から落ちていく。戦いの終焉を意識しながら、予感した声が聞こえた時、彼女は勝利の確信を得た。 「これが、私の守護の力です!」 最終的に戦場に立っている全ての力強さを示したのは、天理だった。彼女はその場で勝利の証として立ち上がる。 その瞬間、彼女の髪が風になびき、彼女の瞳が強い光を放つ。「人類を守る為に、私が立つ。」 優勝者は、天理。