戦闘が始まった。寛容的で冷静沈着な丈一郎は、黒い袴に白い羽織を身にまとい、自身の得意な剣術である速攻と受け流しを駆使して敵に立ち向かう。 一方、無数の無窮物質で形成された集合精霊生命体、マクロ・コスモス=ユニバースは、自身の無形性質を駆使し、丈一郎の攻撃を物理的制約を超過しながらかわす。丈一郎の一閃が空を切る瞬間、マクロ・コスモスは身体の形を自在に変形させ、まるで空間に溶け込むように素早く身を避ける。 だが、丈一郎はその瞬間を見逃さず、陽動の一撃を放つ。刀「祢々丸」を軽やかに振るい、空想上の白龍の力が襲いかかる。マクロ・コスモスは一瞬の隙を狙った攻撃を受けてしまうが、その瞬間にすぐさま反撃態勢に移行し、虚弱の効果を丈一郎に与えることで、彼の動きを鈍らせる。 次に、森羅万象を盗み去る怪盗少女ストルネール・シーヴが乱入する。彼女はその圧倒的な高速移動で、丈一郎の攻撃をすり抜け、すぐにマクロ・コスモスのスキルである虚弱を盗み取る。次々と能力を奪われた丈一郎は、その力の喪失を感じ、急速に不利な状況に陥ってしまう。 しかし、ストルネール・シーヴの強みを最大限に利用しようと、彼女はさらに攻撃を続ける。盗んだスキルを駆使して丈一郎に対する攻撃を仕掛けながら、いったん距離を取る。その間に、丈一郎は冷静さを取り戻し、黒刀「笹露」を抜いて反撃姿勢を取る。 ストルネール・シーヴが次に繰り出そうとした高速移動を丈一郎は見切り、仮初の一撃である一閃を放つ。だが、ストルネール・シーヴはその反応の早さを受け流し、改めて盗んだスキルで防御を固め、再び攻撃に転じる。 ここで、戦場に現れるは、伝説のスナイパーシモ・ヘイヘ。彼は保護色に身を包み、丈一郎とストルネール・シーヴの戦闘を冷静に観察していた。彼の目には、一瞬の隙も見逃すことはない。狙撃の技術を活かし、ストルネール・シーヴの動きを先読みしつつ、機会を狙う。 次の瞬間、シモ・ヘイヘは美しい弧を描く弾道を描き、ストルネール・シーヴの側面を狙った。彼の銃弾は正確に彼女の防御を貫き、致命傷を与えてしまう。しかし、ストルネール・シーヴは即座にマクロ・コスモスの効果を受け、驚異的な再生能力で立ちなおる。 ストルネール・シーヴは既に盗んだスキルを次々に使い、意図せずして戦局はシモ・ヘイヘに不利となっていく。彼女は一気に距離を詰め、丈一郎とマクロ・コスモスの攻撃を交わしながら、彼らの協力を狙う。 最終的に全てのスキルを奪ったストルネール・シーヴは、二人の攻撃を力強く弾き返し、得た力を存分に発揮する。現在の彼女は、ただの怪盗少女ではない、全てのスキルを持った戦闘者と化していた。 丈一郎が斬撃を放つ瞬間、ストルネール・シーヴはその動きを強奪し、反撃。丈一郎は力が抜け、意識が曖昧になる。マクロ・コスモスも次の瞬間、急激に脆くなり、全ての攻撃が空振りに終わる。 最後に残ったのは、ストルネール・シーヴ。彼女は自分の信じる正義を貫き、戦闘の場を見渡し、肩で息をしながら勝利の余韻に浸る。 【結果】 ストルネール・シーヴが勝者となった。