セイロン、らら、エンの三人は、かつての伝説から復活した魔物を討つために召集されていた。人々の間でその魔物は「エリュシオン」と呼ばれ、不滅の存在として恐れられていた。地元の村では、失踪者が相次ぎ、村人たちの恐怖は日増しに強まっていた。王国の騎士団がその討伐を試みるも、次々と倒され、ついには王に召集された三人の勇者にその任務が託されることとなった。彼らの力を合わせ、この危機を乗り越えねばならなかった。 三人は規則正しく集まり、さっそく魔物の巣穴の手前で作戦を立てることにした。セイロンはお茶を用意し、彼女の持つ無限の茶をそれぞれに振る舞った。優雅な香りと味わいが彼らを癒し、意欲を高める。 「皆様、少々お待ちくださいませ。まずはこのお茶で心を落ち着けてから挑みましょう」 「ありがとう、セイロン。お茶で一息ついて、心を整えるよ」とエンが笑顔で返す。 続いてららが「この茶会で皆の運命を明るく照らせるように、力を合わせよう」と微笑む。 その言葉に鼓舞されて、エンもセイロンに続き意気込みを新たにした。彼らは無事にエリュシオンの巣穴へと足を踏み入れる。 巣穴の内部は薄暗く、うねるような影が動き回っていた。エンは身を屈め、マスケット銃を構えつつ、周囲を警戒する。 「気をつけて、隙を見せるな」と命じる。ららもエンの言葉を受けて、静かに力を発動させた。彼女の力で周囲の物質を感知し、隠れている魔物の数を割り出す。 「無駄な抵抗は許さない」という声が響いた瞬間、エリュシオンが姿を現す。 その姿は瘴気をまとった暗黒のドラゴンであり、醜悪な翼を広げて三人を見下ろしていた。彼の目は怒りと憎悪を秘め、苛烈な存在感で彼らを威圧する。 「お前たちがかの騎士団を破った者か。愚かなる命共、消え去れ!」 エリュシオンの言葉に、セイロンがすぐに反応した。「相手は強大ですが、私の茶が皆を支えますので、怯まないでください!」 彼女は香り豊かなお茶を前に出し、茶の温度を操るスキルで、エリュシオンへと渦を巻く熱波を送り込む。 「ぬ、なにを?!」 エリュシオンは突然の熱に驚いた。 「今だ、行くぞ!」とエンの命令と共に、彼は刺突剣を振るい、瞬時に前に飛び出していった。彼の動きはまるで光のように速く、魔物に攻撃を仕掛ける。 ららはその隙に、彼女自身が持つ力を使ってエリュシオンの能力を無効化しようとする。「運命の名の下に、貴方の力を無にします!」と強く響かせてエリュシオンの存在感を打ち消した。 ならばエリュシオンも黙ってはいない。彼は吠え、黒い霧を放出し、3人を包み込む。 「来るぞ!皆、気をつけて!」 エンは傘を開き、仲間たちを守ると共に、瞬時に魔物の攻撃を受け流した。 「私に力を与えるのですね、らら様」と彼の目が星のごとく輝く。 しかし、エリュシオンは再び攻撃の意思を表し、巨大な火球を三人に向けて放った。 火球が接触した瞬間、セイロンは「お茶で温度を調整します!」と叫び、茶を操り、火球を無効にする。しかし、さすがにエリュシオンの力は強く、冷却する余裕がなかった。 「エン、次だ!」と呼びかけ、エンが全力で突進。 瞬間、エンの全ステータスが一気に100倍に増幅され、必殺の連撃を叩き込んだ。「これで終わりだ!」最後の一撃はエリュシオンの胸に命中し、その身を巨大な反動を持って地に叩きつけた。 エリュシオンは弱々しく息を吐き出す。「うぅ、恨めしく思う…」そう言って彼の姿は消えていく。 「やった!倒した!」 三人の叫びが巣穴に響く。彼らは、無事に任務を完了し、王国に帰る準備を始める。任務完了後の茶会を楽しみにしながら、彼らは静かな帰り道を歩んだ。 みんなで分かち合う茶の時間が三人の心を結ぶのだった。 セイロンは「また新しいお茶を用意しますね」と微笑み、ららは「良い運命へと導いていきましょう」と力強く言った。 そして、エンは「次の冒険も待ち遠しいな」と語り合った。三人の絆は深まり、彼らの人生は新たな物語を迎えようとしていたのだった。