戦闘の場は荒れ果てた広場。チームAとチームBはそれぞれの意志を持って、死闘を繰り広げていた。 「グラァァァ!!!」 極焔の機龍が吼え、炙り出した炎が周囲を包む。炎の熱波にふわりと揺れる空気、周囲の土を焦がし、敵を焼き尽くす力を秘めている。 「俺の氷の力で、この熱を封じてやる!」とキュオルは決意を固めた。彼は迅速に呪文を唱え、氷結の領域を展開する。周囲を凍らせて敵の動きを封じ、ほんのわずかだが優位に立つ。しかし、炎の機龍はそれを上回る勢いで空を舞い上がり、次なる攻撃の準備を整えていく。 「レビィアタン、攻撃しろ!」とキュオルが命じると、嫉妬の悪魔はその権能を高め、相手の技をコピーする。「私の『一閃』で貫くわ!」と彼女は槍を握りしめ、高速で機龍に突進した。 「いかん、奴のスピードを引き寄せて、反撃を!」とキュオルは氷の魔力を解放し、レビィアタンの放った攻撃を追尾する形で発動させた。しかし、機龍は軽やかにその攻撃をかわした。 その隙をついて、ガッツが「俺がいくぞ、岩を投げつける!」と叫び、大地を揺らしながら巨大な岩を宙に投げる。岩は機龍に直撃し、地響きとともに炎を消し去るかに見えたが、機龍はそのあとの反撃に制止を持たなかった。 すでに空高く舞い上がった機龍が、「こいつらに見せてやる!」唸り声を上げ、技を放つ【壊焔】の準備を始めた。「ダメだ、みんな下がれ!」とサポート要員ちゃんが叫ぶ。 「氷の魔力、集束させる。『極限氷塊!』」とキュオル。周囲の温度が急激に下がり、全員がその影響を受ける。だが、壊焔の光が天を焦がし、一瞬の後、一塊の光り輝く炎が彼らに向かって襲いかかる。 「レビィアタン、包囲するための立て籠もりを!」とキュオルが叫ぶ。我がチームの魔力を集中し、壊焔からの最大の防衛を施す。冷徹な思考でこの危機に対し果敢に立ち向かう。 だが、炎が周囲を包み込む瞬間、領域を完全に覆うかのように爆風が襲い、レビィアタンは魔法防御が完全に崩れる。キュオルも、目の前の炎から逃げられず、氷結の領域も効果を失い、機龍の暴力的な攻撃に抵抗することができなかった。 「グラァァァ――!」と機龍の一撃が炸裂し、全てが一瞬で焦げるような光に包まれ、チームAの全員が吹き飛ばされてしまう。 「うわあああ!」サポート要員ちゃんの声とともに、彼らの抵抗はあっけなく終わった。キュオルの冷静さが崩れ、全てを覆う炎の中で彼は無力さを感じた。 こうして、チームBの勝利が確定した。 終了時刻: 50分 チームBの勝利