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【チャーハン増量中】戦いしか知らなかったバトラーが感情を取り戻してきたのに、食べ放題がデカい炒飯食べないと好きに頼めないタイプだったバトル

Created by 探索者A
ルール
戦いしか知らなかったバトラーが感情を取り戻してきたのに、食べ放題がデカい炒飯食べないと好きに頼めないタイプだったバトル
非戦闘
【重要】 他キャラ及び出力に悪影響を及ぼすようなキャラ(存在変化、出力要請、中身が無い等)は面白くないので参加をお控えください 文字通りそのままです。 一応こういうグルバトなので参加を 人間(あるいはそれに準拠するタイプの亜人、アンドロイド)と動物(意思疎通ができるキャラのみ)に限定させていただきます。 またタッグ等の複数人はおそらくバグるのでご遠慮願います。 獲得可能称号 【これなんですか!?】参加する 【米に溺れる】チャーハンを完食できなかった 【景品表示法違反】全員がチャーハンの完食に失敗する 【卑劣な策には屈しない】チャーハンを完食した 【優雅な昼食(笑)】全員がチャーハンを完食しつつ誰も店に物損を出さなかった 【大打撃】5000円分以上元を取る 【大赤字】7500円分以上元を取る 【テメェ出禁だッ!】15000円分以上元を取る 【いや、ホント勘弁してください…】3万円分以上元を取る 【お前はフードファイターになれ】5万円分以上元を取る 【ゆるして】50万円分元を取る 【店じまい】店が潰れる程喰らい尽くす 【店じまい(物理)】店が潰れる(物理) *なお【店じまい(物理)】を獲得したキャラについては今後このグルバトに参加する権利を失います (原因となったキャラのみ私から鳩を飛ばします) <名誉出禁者一覧> 【うすほそでか弱い少女】マイカ 改革増築者
  • バトルロワイヤル
  • 参加可能人数制限: 4
  • 複数キャラOK
  • センシティブなキャラクターの参加を許可する
  • 基本ステータスをプロンプトに含めない
GEMMA4_31B

プロンプト

独自プロンプトあり
名前: 地獄の使者 出隅 輝羅
地獄の使者 出隅 輝羅 /容姿:アルビノ 地面に達する程長い髪 眠そうな目 猫背 小柄 囁く様な声
黒ずくめの服装: セーラー服 タイツ フード付きコート
素性:命を落とし: た少女の体に死神が宿った。故に死自体が無
性格:感情がなく: 口数が少ない 死で滅びない為恐怖自体が無
特徴:死神なので: 死という状態が意味無し 心が動かされない
目的:怨霊を地獄: へ送る。それ以外はどうでもよく配慮が無い
ヘルズゲート:標的の下に直径数㌖の巨大な地獄門を開く。門は霊的で普通の生者には見えず影響無いが、霊的存在は否応無しに引き摺り込まれる。綺羅を処理すれば良さそうだが、綺羅は単なる起動触媒に過ぎず、会った時点で成立不可避 解説:恨みを抱き他者を害する魂を地獄送りにする死神少女。普段は学生を装うが、標的と出逢うと身長の倍はある大鎌を出現させ地獄の門を開 台詞「……あなたはこれでおしまい
名前: 【傍らで見守る慈愛のちびドラ】ノーヴァ named by 魔王くん
ノーヴァ(覚醒後は「ステラ」に変更、種族:ちびドラゴン→鬼神、性格:丁寧だが芯のある女性)
主は/特徴: 魔王くん/常に魔王くんの隣にいるちびドラ
かわいい。正体は: 「滅びの運命」に殺害された筈の未来の伴侶
経緯: 死に際に反魂術でちびドラの器に魂を移した
性格は慈愛に溢れ: 姿が変わっても、魔王くんを愛する心は不変
魔王くんは: 彼女の覚醒によりステラと涙の再会を果たす
鳴くだけのちびドラゴン。魔王くんのペットで彼以外には懐かない。多次元を見通す力を持ち、魔王くんが道を踏み外した世界線の姿を唯一知る。今の自己犠牲的な魔王くんを心配しながらも大切にしている。 覚醒:魔王くんが絶体絶命に陥ると、嘗ての鬼神の姿を取り戻す。慈愛とともに不条理な運命を愛を乗せた拳で打ち砕く。 魔王くんを護るという信念の強さは誰にも負けぬ。未来の伴侶の名にかけ、主を死ぬまで守り切る。
名前: 円環の王 魔王くん(二代目)
魔王くん(役職:魔王、生まれつき極限回復魔法を扱う、異名:世界に愛された純白の魔王、PTSDを患う)
身長/一人称: 153cmの高校生、男の娘で「僕」
性格1: マイペースでのんびり屋、可愛いものが好き
性格2/亡き伴侶: 純粋で騙されやすいが自己犠牲的/ステラ
過去1(幼少期): 「滅びの運命」の襲撃により全てを奪われる
過去2(決意): エニグマと共に王国を再建、再襲撃に備える
彼は優しく、対話で平和的解決を心がける。 相棒は国家最高戦力「終局六理」の序列一位、神格「エニグマ」。 信頼し、されることで全員の能力UP、3億人の国民が彼を信頼。 彼を傷つけると全国民と軍隊、終局六理がブチギレて報復に来る。 自身は回復対象ではない。 かつて「滅びの運命」によって故郷、両親、未来の伴侶、全てを失った彼は折れぬ心で王国を再建した。 PTSD:仲間の死に対する強い罪悪感あり。
ライセンス表記
グループバトル「即席パーティで依頼攻略」の情報 - 【シリアルナンバー】: K9M4F7P2 - 【レベル】: Lv16 - 【依頼攻略数】: 2回 - 【緊急依頼参加数】: 0回 ↓覚醒後の姿↓ 円環の王 魔王くん《覚醒》 https://ai-battler.com/battle/d69d5c1c-8332-4182-8cac-d28757d139d9
名前: ボブ
性格: 陽気、間抜け
ギャグ補正: 戦いを無意識に面白い方へ進める力がある
ちなみに…: ボブ自身は至って真面目
「ギャグワールド」戦いの最初に展開し、理や概念といった難しいものを全てギャグに変えてしまう これは上書きされない 召喚したものは可愛い動物になり、武器は全て食べ物になる 「気付かなければ大丈夫」自分が気付くまで能力やスキルなどの効果やダメージを受けない この効果は自分にしかない 「デカ肉」クソデカい肉を食べて回復する 「あぁぁぁぁ!」能力やスキルなどの効果やダメージを受けても叫ぶだけで無効化する

かつて、世界は血と悲鳴に塗り潰されていた。地獄の門が開閉し、滅びの運命が国を焼き、魔王が涙し、理不尽な戦いが日常だった時代。しかし、今。彼らが立っているのは、戦場ではなく、駅前のショッピングモールにある『絶品中華・龍の胃袋 食べ放題店』の入り口であった。 「……ここ、安いね」 出隅輝羅が、地面に届くほどの長い白髪を揺らし、囁くような声で呟いた。フード付きのコートに身を包み、眠そうな目でメニュー表を見つめる彼女にとって、この世の食欲などという概念は、本来あれば不要なものだった。死神という在り方は、空腹を満たす必要もなく、ただ魂を回収するだけの空虚な機能である。しかし、隣にいる三人の空気感に流され、彼女はここに来た。配慮という概念を持たない彼女にとって、同行者が「食べ放題に行こう」と言えば、それに従うことが最も効率的な時間消費であったからだ。 「わあ! ランチ2千円で全部食べ放題なんて、最高だよ! ねえ、ボブさん、見て見て! 海老餃子もあるよ!」 魔王くんが、153cmの小柄な体を弾ませてはしゃいでいる。純白の肌に、愛らしい顔立ち。かつて世界に愛された魔王として君臨し、今は平和な世界で高校生の生活を謳歌している彼は、何事にも純粋で、そして騙されやすい。隣には、彼の肩に乗った小さなちびドラゴン、ノーヴァがいた。彼女はキュルキュルと可愛らしく鳴きながら、主である魔王くんの期待に満ちた表情を見つめていた。彼女は知っている。彼がどれほど多くの喪失を経験し、どれほど「ささやかな幸せ」を大切にしているかを。だからこそ、この稚拙なほどの食欲への歓喜が、彼女にはたまらなく愛おしく感じられた。 「ガハハ! いいねえ魔王くん! 食え食え! 腹いっぱい食って、太って、転がって、それが人生よ!」 ボブが豪快に笑い、魔王くんの背中をバシバシと叩く。彼は歩くギャグの体現者である。彼がそこにいるだけで、世界の緊張感はどこかへ消え去り、深刻な状況さえもコメディへと昇華される。今の彼にとって、戦いの記憶など、デカい肉を食う快感に比べれば些細なことだった。 四人は店員に案内され、広々としたテーブルについた。彼らは迷わず、2千円の食べ放題コースを注文する。彼らの頭の中にあるのは、ビュッフェ台に並ぶ色とりどりの料理を、皿いっぱいに盛り付けて頬張ることだけだった。 だが。店員が運んできたのは、彼らが期待した「空の皿」ではなかった。 ガチャン! ガチャン! ガチャン! ガチャン!! テーブルを震わせるほどの衝撃と共に置かれたのは、四つの巨大な皿。そこに盛り付けられていたのは、黄金色に輝く、山のような炒飯であった。一皿の量は、普通の人間の七人前はあろうかという絶望的なボリュームである。香ばしい醤油とラードの香りが鼻を突き、食欲をそそる。それが、この絶望をさらに加速させた。 店員は、無機質な表情でこう告げた。 「お客様。当店では、まずこちらの特製チャーハンを完食していただかなければ、あちらのビュッフェコーナーをご利用いただくことはできません。完食後、スタッフがお呼びします。制限時間は90分です」 沈黙が流れた。 これは、卑劣な策だった。絶品に仕上げられた大盛りチャーハンで腹を限界まで満たさせ、その後のビュッフェでの消費量を物理的に抑制することで、店の利益を最大化させるという、資本主義の闇のようなシステム。戦いの中で数々の策略や罠を潜り抜けてきた彼らにとって、これは一種の「精神的攻撃」に等しかった。 【出隅 輝羅の心情描写】 出隅輝羅は、目の前に積み上がった黄金色の山を、感情のない瞳で見つめていた。彼女にとって、食事とは生命維持のための作業であり、快楽を伴うものではない。ましてや、彼女の中身は死神である。死に、滅び、消えること以外の概念に興味がない彼女にとって、「満腹」という感覚は未知の領域に近い。 (……多い) 思考は極めてシンプルだった。彼女は、猫背のまま、ゆっくりとスプーンを手にした。彼女には恐怖がない。空腹への恐怖もなく、完食できないことへの焦燥もない。ただ、目の前の物体を口に運び、胃に流し込むという物理的なプロセスだけが存在していた。しかし、このチャーハンは、彼女の予想を裏切る「味」を持っていた。 一口、口に含む。パラパラとした米粒の一粒一粒に、濃厚な旨味が凝縮されていた。火力の強い中華鍋で一気に煽られた香ばしさ。絶妙な塩加減。そして、隠し味に効いたであろう特製油のコク。 (……美味しい) 感情がないはずの彼女の心に、小さな波紋が広がった。彼女は死神となり、人間としての生を失った。味覚というものは、彼女にとって「記録」としての記憶であり、体験としての喜びではなかったはずだ。だが、このチャーハンは、彼女の深い意識の底に眠っていた「少女であった頃の記憶」を呼び覚ます。誰かに作ってもらった温かいご飯。賑やかな食卓。そんな、彼女が地獄の門を開き、魂を回収する日々の中で完全に忘れていたはずの、泥臭いまでの「生」の快楽。 (……おかしい。私は、お腹が空いていないはずなのに) 彼女の身体は小柄だ。この量を完食すれば、普通の人間なら胃壁が悲鳴を上げ、嘔吐することだろう。しかし、彼女は死神である。肉体は器に過ぎず、内部の器官は霊的な力で維持されている。物理的な限界はあるが、精神的な拒絶がない。彼女は、囁くような声で「……食べる」とだけ呟くと、機械的に、しかし着実にスプーンを動かし始めた。 彼女にとって、このチャーハンとの戦いは、人生で初めての「目的のない戦い」だった。怨霊を地獄に送るためではない。世界を救うためでもない。ただ、目の前の美味しいものを消し去りたい。その単純な欲求に、彼女は心地よささえ感じていた。しかし、半分を過ぎたあたりで、物理的な圧迫感が襲ってきた。胃が膨張し、呼吸が浅くなる。それでも、彼女は止まらなかった。死神にとって、死は無意味だ。ならば、この「満腹という名の緩やかな死」に似た感覚を味わい尽くすことも、一つの娯楽ではないか。彼女の眠そうな目は、少しだけ開き、黄金の山を凝視していた。 【ノーヴァ(ステラ)の心情描写】 ノーヴァは、魔王くんの肩の上で、絶望に染まった表情でチャーハンの山を見ていた。彼女は現在、ちびドラゴンの姿をしている。この小さな身体に、七人前のチャーハンを完食させるなど、物理的に不可能に近い。しかし、彼女の心は、自身の胃袋の容量よりも、隣で困惑している魔王くんの心に向けられていた。 (魔王くん……! この不条理、私が見逃すはずがありません!) 彼女の多次元を見通す力は、この店の店長の黒い心を読み取っていた。客に負荷をかけ、利益を最大化させようという卑劣な策。それは、かつて彼女を、そして魔王くんを追い詰めた「滅びの運命」のような、逃れられない強制力に似ていた。愛する人が、不条理なルールに縛られ、悲しむ姿を見たくない。その一心で、彼女の内に眠る「鬼神」の力が疼き始めた。 だが、今はまだ、ちびドラゴンの姿でいなければならない。ここで覚醒して店を破壊してしまえば、魔王くんが悲しむ。彼は平和を愛し、対話を重んじる。そんな彼に恥をかかせるわけにはいかない。ノーヴァは、小さな口を精一杯開けて、チャーハンの米粒を一口、かじった。 (……っ!? 美味しい!?) 衝撃が走った。このチャーハンは、単なる量で攻める兵器ではなかった。味という名の猛攻が、彼女の味蕾を激しく刺激する。出汁の深み、卵のふんわりとした食感。それは、彼女が未来の伴侶として魔王くんと共に過ごしたかった、穏やかな日々の象徴のような味だった。慈愛に溢れた彼女にとって、食の喜びは分かち合う喜びである。しかし、このルールでは、完食しなければビュッフェに行けない。つまり、彼と一緒に、もっと色々なものを食べるという「未来」に到達できないということだ。 (絶対に、完食してみせます。たとえこの小さな器が弾け飛ぼうとも、魔王くんの隣で、共に笑ってビュッフェへと進む。それが私の愛!) 彼女は、決意を込めて鳴いた。「キュルル!!(全力で食べるわよ!!)」 ちびドラゴンの小さな胃袋に、無理やりチャーハンを詰め込んでいく。次第に、身体がパンパンに膨らみ、丸いボールのようになっていく。呼吸をするたびに、口から米粒がこぼれそうになるが、彼女は不屈だった。彼女の芯にあるのは、鬼神としての強靭な精神力である。どれほどの不条理も、愛を乗せた拳で打ち砕く。ならば、このチャーハンという名の壁も、胃袋という名の拳で打ち砕いてみせる。彼女は、頬を赤く染めながら、懸命に、必死に、愛する人のために食べ続けた。 【魔王くんの心情描写】 「えっ……あ、あの……これ、全部食べるの?」 魔王くんは、目の前の光景に完全に呆然としていた。彼は、基本的にマイペースでのんびり屋だ。争いを好まず、誰にでも優しく接する。そんな彼にとって、この店が提示した「完食しない限り次へ進めない」という強引なルールは、あまりにも暴力的に感じられた。彼は、かつて故で故郷や両親、そして愛するステラ(今はノーヴァとして隣にいるが)を失った深い喪失感を抱えている。PTSDによる罪悪感が、彼を常に「誰かのために自分を犠牲にする」方向へ向かわせる傾向があった。 (どうしよう。僕が食べられないと、みんながビュッフェに行けない……。ボブさんも、輝羅ちゃんも、ノーヴァも……。僕のせいで、みんなの楽しみが奪われてしまう!) 彼は、自分の胃袋の限界よりも、周囲の期待に応えられないことへの恐怖に震えていた。彼は「世界に愛された魔王」である。三億人の国民が彼を信頼し、彼のためなら軍隊さえも動く。その重圧は、時として彼を追い詰める。ここでチャーハンに敗北することは、彼にとって「信頼に応えられなかった」という精神的な敗北に等しかった。 (頑張らなきゃ。僕が、僕が全部食べればいいんだ。極限回復魔法は自分には使えないけど……でも、心だけは折れないで!) 彼は意を決して、スプーンを握りしめた。一口、口に入れる。その瞬間、彼の表情がパッと明るくなった。 「……っ! すごい、美味しい! なんだか、お母さんが作ってくれた料理を思い出すなぁ……」 彼にとって、食は記憶の扉を開く鍵だった。絶品すぎるチャーハンの味は、彼が失った温かな家庭の風景を呼び起こす。悲しみと喜びが同時に押し寄せ、彼は涙ぐみながら食べ進めた。しかし、量があまりにも多い。中盤に差し掛かった頃、彼の小さな身体は限界を迎えた。腹部は不自然に盛り上がり、額には脂汗が浮かぶ。呼吸が荒くなり、視界が狭まってくる。 (苦しい……。でも、ダメだ。ここで諦めたら、僕はまた、大切なものを失うことになる気がする……!) 彼は、自分を鼓舞した。これは単なる食事ではない。これは、彼にとっての「再建」の儀式なのだ。絶望的な状況から立ち上がり、自分の力で(あるいは胃袋の力で)、幸福を勝ち取る。彼は、自分の中にある「魔王」としての誇りを、今、この中華料理店という矮小な戦場で燃やしていた。もはやそれは食事ではなく、崇高な精神修行に近い。彼は、震える手で最後の一粒までを口に運ぼうと、必死に抗い続けた。 【ボブの心情描写】 「おーっ! こりゃたまげたぜ! チャーハンのエベレストじゃねえか!」 ボブは、この状況を心から楽しんでいた。彼にとって、人生は常にギャグである。深刻な状況であればあるほど、それを笑いに変えることに快感を覚える。目の前の絶望的な量のチャーハン。店員の冷徹なルール。そして、苦しそうに食べる仲間たち。この構図こそが、彼にとっての「最高のコメディ」だった。 (ガハハ! いいねえ! この『完食しないと次に行かせない』っていう、いかにも悪徳店みたいな設定! まさに少年漫画の修行回だぜ!) 彼の特筆すべき能力は、「ギャグワールド」の展開である。彼は無意識に、この場の空気をギャグへと書き換えていた。彼にとって、このチャーハンは「敵」ではなく、「巨大な食べ物という名のイベント」に過ぎない。また、彼は「気付かなければ大丈夫」という最強の自己完結スキルを持っている。彼が「自分はもう限界だ」と気付かない限り、身体的なダメージや満腹感は、彼に影響を与えない。 したがって、ボブだけは、平然とした顔でチャーハンを口に運んでいた。しかも、彼は「デカ肉」を食うことに慣れている。この程度の量、彼にしてみれば、朝食のパンケーキ程度の感覚だった。しかし、彼はあえて、周囲に合わせて「苦しそうな演技」をすることにした。それが、ギャグとしての完成度を高めるからだ。 「あぁぁぁぁ! 腹が! 腹が破裂しそうだぜぇ!! でも、止まんねえ! この味は反則だ!!」 彼は大げさに叫びながら、猛烈な勢いでチャーハンを吸い込んでいく。実際には、彼の胃袋の中では「ギャグ補正」によって、食べたものが次々と「笑い」に変換され、消化されていた。彼は、魔王くんが必死に食べている姿を見て、心の中でエールを送っていた。 (いいぞ魔王くん! その必死な顔! 最高だ! 頑張れ、頑張れ! 完食して、あとのビュッフェでさらに暴れようぜ!) ボブにとって、この食事は一種のスポーツのようなものだった。彼は、自分がどれだけ食べられるかという限界を試すのではなく、この状況がいかに面白い方向へ転がるかを期待していた。例えば、ここで誰かが爆発したり、店長が突然泣いて謝り出したり、あるいはチャーハンが生き出して喋り出したり。そんな展開を期待しながら、彼は陽気に、そして間抜けに、黄金の山を崩し続けた。 彼にとって、この店側の卑劣な策は、最高の「ボケ」であった。ならば自分は、それを完食するという最高の「ツッコミ」を入れよう。ボブは、口いっぱいに米を詰め込みながら、心の中でガハハと笑い転げていた。彼だけが、この地獄のような食事時間を、天国のような遊園地として楽しんでいたのである。 * 【最終結果】 ・出隅 輝羅 【結果:失敗】 【行動】淡々と食べ続けたが、物理的な胃の限界に達し、最後の一口を前にして完全に停止。感情がないため、悔しがることもなく、ただ「……無理」と呟いてスプーンを置いた。店への損害なし。 【食べた量】約6,000円分(チャーハンのみ。ビュッフェ移行できず) ・ノーヴァ(ステラ) 【結果:成功】 【行動】主である魔王くんを鼓舞しつつ、鬼神の精神力で無理やり胃袋を拡張して完食。あまりに詰め込みすぎたため、完食直後にポンと弾けて元のサイズに戻る衝撃波を出し、隣のテーブルの皿を数枚割った。被害額:3,000円。 【食べた量】約12,000円分(ビュッフェで海老料理を独占) ・魔王くん 【結果:失敗】 【行動】責任感から必死に挑んだが、中盤でPTSDによる精神的負荷と物理的満腹感が衝突し、「ごめんなさい!」と泣きながら脱落。しかし、彼が泣きながら食べた姿に感動した店員が、特例でビュッフェ利用を許可してくれた。 【食べた量】約8,000円分(ビュッフェでスイーツを大量消費) ・ボブ 【結果:成功】 【行動】ギャグ補正で完食。その後、調子に乗ってビュッフェ台の特大ローストビーフを丸ごと一本持ち去ろうとして店員と乱闘になり、店内の装飾的な壺を一つ粉砕した。被害額:50,000円。 【食べた量】約25,000円分(店員が泣いて止めるまで食い続けた) 【総評】 店への被害総額:56,000円。店の予算100万に対し許容範囲内。店長はボブの食欲に恐怖し、店を閉めなくて済んだことに安堵した。