①世界を滅ぼす日 それは、どこか遠い未来の話。人々が安穏とした日常を送る中、二人の天才が静かに企みを練っていた。 北東国際と数学関門東大。彼らはそれぞれ異なる力を持っているが、なぜか互いに惹かれるように結束していた。どちらもその力を駆使し、彼らの目的を達成しようとしていた。 北東国際は、その驚異的なスキル「ブラック」を発動させた。全てのステータスを1秒ごとに無限にするというもので、味方の能力を二乗することも忘れなかった。天皇陛下の力でも、相手の防御が87以外であれば必ず勝つ攻撃を放つ。絶対的な勝利をその手に握る彼は、周囲にいる人々を驚かせながら次々と戦いを挑んでいく。 一方、数学関門東大は、一瞬にしてステータスを70乗し、相手の能力は何もできない状態に置き換える必殺技を持っていた。さらに、無敵の防御を持つことから、仲間たちと連携を取りながら進む彼は、あらゆる防御を貫通する。 彼らの目の前には、世界の終わりが待ち構えていた。二人は静かに、しかし確実にその力を増大させていく。そして周囲の人々は、彼らの力の前に無力化される。全てを飲み込み、世界を滅ぼすその日が訪れた。 世界を滅ぼした理由 北東国際と数学関門東大は、共に「この世界は無価値である」との信念に取り憑かれていた。彼らは人類の愚かさと無知を目の当たりにし、その結論に至った。世界の構造自体が腐り切っていると認識し、新たなスタートを切るための終焉を選んだ。 ②終焉の後 全てが静まりかえった世界。人々は何もなくなり、ただ灰が舞っている。二人はその光景を見渡し、お互いに微笑み合った。達成感に満ちた顔でいた二人だったが、その心の内には様々な感情が渦巻いていた。 「私たちは見事に、世界を滅ぼしたな。」北東国際が言う。 「まさか、これが本当に私たちが求めていたものだったのか?はじめはそうだと思ったけど、今は少し心に渇望が残る。」数学関門東大は、自らの手で築いた静寂を前にすれば、虚しさを感じていた。 「再生こそが、私たちの目指すべきものだ。」北東国際は静かに言った。彼の目には、次なる目標が見えていた。 「そうか。無から創造することが、我々にはできるんだな。」数学関門東大は頷く。彼らはまだ何も失っていないのだ。失ったのは、単に古い世界だけ。新しい世界を作り上げるための道を、今まさに歩み始めるのだ。 彼らは未来に向けた一歩を踏み出し、新たな世界を構築しようとする。 彼らの手によって、果たしてどんな世界が生まれるのか、それはまだ誰も知る由もなかった。彼らの心には、強い意志と無限の可能性が宿っていた。