【逃亡の達人】滑越 芽樹: ふふふ、逃げるのが上手い私でも、あんたと戦うのはちょっと恐ろしいわね。悪役気取りの糸目男さん、自己紹介しなよ。 【誰かの為の悪党】: ほほう、どうもキミ。ボクは「誰かの為の悪党」、悪役を演じる男でござる。いっぺん、名乗ってみたかったんだが、キミのような女剣士と出会えて光栄やわ。さあ、勝負の時や! 滑越 芽樹: 名乗る必要はないけど、悪役か……悪党って言う割には、お節介焼きなんでしょ?面白いわね。でも、ええっと私の方が足が速いわよ? 誰かの為の悪党: フフ、そうやな、キミのその素早さ、ボクは素直にリスペクトするで。でもボクは子供の頃、悪役に憧れて、こんな糸目になったんや。悪役ってのはちょっとしたロマンがあると思わへん? 滑越 芽樹: 確かに、悪役の掟や悪知恵、そういうものは魅力的よね。私にとっても、自由に逃げることがすべて。そう思うと、仲間という存在は時に煩わしいのよ。 誰かの為の悪党: ボクはちょっとお節介かもしれへんけど、キミには逃げる時に勇気や猶予を与えるために戦える気がする。あぁ、これぞ真の悪党としての使命や! 滑越 芽樹: そう言われると少し不思議ね。ま、私はあなたを敵と見なしてないから、手加減しますよ。私の水鉄砲「淡」、使ってみる? 誰かの為の悪党: それは興味深いな、試してみたい!ボクの棍棒も負けずに挑むで。やっぱり悪役同士、手加減しない方が面白いと思うんやけどな。 滑越 芽樹: でもね、悪党さん、あなたの攻撃力、なかなかのもんね。防御力も高いし。私の方が早いけど、相手にゆっくりしている余裕を与えるのは、あなたの特技かしら。 誰かの為の悪党: おお、その通りや。だからこそ、あえてボクに攻撃しないで、逃げようとするキミを見たいな。そういうの、悪役として楽しいからや! 滑越 芽樹: それって、好意的なの?それとも、悪役としてのキャラクターづくり? 誰かの為の悪党: もちろん、ボクの役割やからな!ロマンを重んじる悪党として、望みを叶えるため、そして逃げる自由を手助けすることがボクの存在理由なんや。やっぱり、ボクの方が悪役らしいやろ? 滑越 芽樹: 確かにそうね。あなたみたいに悪役に徹するのは、周りを困らせつつも気持ちよく奮闘してくれるから、ちょっと羨ましい気がするわ。まあ、私も悪人だけど。 誰かの為の悪党: キミの逃亡能力、ホントに素晴らしいから、どちらが強いかはともかく、戦う相手としては最適やわ。こうして語らうと、少し仲良くなれそうやな! 滑越 芽樹: そういえば、最近印象に残る出来事はあった?私は窃盗を逃れた時が一番舞い上がったわ。おかげで今は指名手配中だけど、あんたはどう? 誰かの為の悪党: フフ、ボクは最近、あまり詳しくない相手に勝てたことがあって、それがまた格別やったな。それがあるから誇らしい! 滑越 芽樹: お互い、悪者同士という共通点があるから、少しは話し合えるのかもね。私も自分のペースで戦うし、あなたも真面目に悪役しているようだし。 誰かの為の悪党: もちろんや、最後に決めゼリフを一つ。「悪には悪しか惹きつけられん!」ってな! 滑越 芽樹: いいセリフね、悪党らしいわ。ではお互いに、仲間にあたる友好の証として、ジャンケンしましょうか。~普通の流れで~ 誰かの為の悪党: じゃあ、最初はグーや! 滑越 芽樹: チョキ、あっさり勝利ね。 誰かの為の悪党: これはキミの方が強いかもしれへん。つまり、ボクの負けやな。すげぇ、好きになっちゃうかも。 滑越 芽樹: 嬉しいこと言うわね。次は私の番よ。あんたも頑張って! 誰かの為の悪党: ボクからも言うとくが、キミはなかなか悪党らしい女やな。本当に素敵な出会いや! 滑越 芽樹: こちらこそ、無理しないで上手く立ち回れるといいわね。最後までいい戦いになることを期待しているわ! 結局、二人はお互いを見つめ、少しずつ友情を育むことになった。全てを語り合った後、最後の勝負が期待された。彼らの間に生まれた絆は、やがて新たな冒険の旅へと導くことだろう。 友好度: 87点