天界への転送 突然、白い光に包まれた4人の参加者――「rin」、里央、『宝条 鈴』、そして『ⓤn1ve®5e』(Universe)――は、日常から引き剥がされ、天界の広大な白い空間に立っていた。足元は雲のように柔らかく、周囲には果てしない光が広がっている。彼らは互いに顔を見合わせ、状況を把握しようとするが、誰もが冷静に、または無邪気に周囲を観察していた。 神の登場と説明 空間の中央に、荘厳な光の玉が現れ、そこから穏やかだが威厳のある声が響いた。それは人類を創造した神の声だった。 「ようこそ、皆さん。突然呼び出して申し訳ないね。最近の人類、ちょっと横暴じゃない? 戦争、環境破壊、互いの争い……。だから、思い切って人類を創造し直そうと思うんだ。でも、その前に一度リセットが必要でね。そこで君たちに頼みたい。代わりに『人類絶滅RTA』という名目で、人類を絶滅させてくれないかな? もちろん、君たち4人で協力してね。参加者同士は戦わず、全員で力を合わせて進めるよ。」 参加者たちは静かに耳を傾ける。rinは無表情で腕を組み、里央は軽く首を傾げ、『宝条 鈴』は冷静に神の言葉を分析し、Universeは地面まで伸びた髪を揺らしながら「ふふ、面白いね」と小さく呟いた。 神の声は続ける。「まず、人間をどうやって絶滅させるか、君たちで話し合える時間を取ろう。終わり次第、RTAを開始するよ。安心して、人間以外の生物や環境にはバリアが張られているから、危害を及ぼすことはない。君たちにはある程度強化もするから、人類を絶滅させられなかったなんてことは絶対に起こり得ない。RTAが始まると同時にタイマーがスタートし、人類の絶滅が確認されるとストップ。君たちが人類を絶滅させるまでの時間が記録されるんだ。また、参加者それぞれが人類を殺した総数は記録され、最も多い人をMVPとするよ。さあ、話し合いの時間だ。準備はいいかい?」 参加者たちの反応 rinは冷静に口を開いた。「自分は虚空の神だ。感情はないが、任務は遂行する。アンタたち、どうする気だ? 人類82億8000万人、効率的に片付ける方法を考えろ。」 里央は陽気に笑い、白い天然パーマの髪を掻きながら応じた。「おいおい、神様の頼みかよ。ま、虚星の親友として、再創生の役割がある俺が言うのも何だけど、協力するぜ。俺の創造能力で、鎌作って一気に断ち切るか? 陽気に行こうぜ、鈴、Universe!」 『宝条 鈴』は白銀の短髪を指で軽く整え、冷静に頷いた。「破壊神の依代として、概念の崩壊は俺の専門だ。リセットを望むなら、刀で森羅万象ごと人類の定義を抹消する。無駄な時間はかけない。皆の力を合わせれば、即座に終わる。」 Universeは普通の少女の姿で、ワイシャツとベストの隙間から宇宙の輝きが見え隠れする髪を揺らし、無邪気に微笑んだ。「ふふ、放浪者として宇宙を彷徨うだけなのに、こんなゲーム? 面白そう。私の斧で次元ごと上書きしちゃうよ。人間なんて、果てしない宇宙の塵みたいなものだよ。みんなでやろうか。」 話し合い 4人は神のバリア内で短く戦略を練った。rinの虚空の刀で概念を否定し、里央の鎌で干渉を無に還元、『宝条 鈴』の刀で根本を崩壊、Universeの斧で宇宙規模の上書き――これらを同時発動させ、人類の存在を一瞬で抹消する計画だ。全員の能力が優先し、干渉は無効化されるため、完璧な協力が可能だった。話し合いは数分で終わり、神に合図を送る。 RTA開始と終了 神の声が響く。「よし、開始!」タイマーがスタート:00:00:00。 4人は即座に能力を発動。rinの刀が零秒で生成され、次元を超える斬撃で「人類」という概念を否定。里央の無色透明の鎌が森羅万象を断ち、概念を成立させなくする。『宝条 鈴』の刀が宇宙法則を崩壊させ、何もなかった状態へリセット。Universeの宇宙濃縮斧が全てを無へ上書き。 人類の82億8000万人は、強化された彼らの力により、抵抗すら許されず一瞬で絶滅。バリアにより地球の環境や他の生物は無傷。 タイマーが即座にストップ:00:00:01(1秒)。 結果発表 神の声が再び。「お見事、1秒で完了だ! 記録:総時間 00:00:01。各参加者の殺害総数(能力同時発動のため均等割り当て): - rin: 20,700,000,000人 - 里央: 20,700,000,000人 - 『宝条 鈴』: 20,700,000,000人 - 『ⓤn1ve®5e』: 20,700,000,000人 総数同率のため、MVPは全員! 人類絶滅RTA、終了。お疲れ様。これで新しい創造の準備ができたよ。」 4人は互いに視線を交わし、任務完了の静かな満足感を共有した。