第1章: 霧深き都市の足音 トルトニア地方大都市区は、超高層ビルが立ち並び、外から見えない深い霧に包まれていた。ただの霧ではない、緊張を孕んだ空気が漂っていた。遠くから、雷の音が響き渡る。討伐隊の指揮官がその声音を聞き逃すことはない、敵の名は「雷鳴龍【冥雷】」。 「皆、しっかりと位置について!」指揮官の声が響き、約10000人の討伐隊の士気を高めていく。 「暗くても遠くまで見える、俺の目が冥雷を捉えてみせるゴブ!」そんな元気な声が、隊の一角から聞こえた。小柄でハゲ頭、長い垂れ耳を持つゴブガブである。 「君が見通すって言っても、あの雷鳴を前にして…どれほど効果があるか分からないよ。」一人の士族の青年が口を挟む。だが、ゴブガブは屈託ない笑みを浮かべ、棍棒を持ち上げ「ゴブ!運命も概念も、この棍棒で打ち砕いてやるゴブ!」と心強い意気込みを見せた。 F・アルバもまた、氷のように冷静だった。彼女の白髪はひらりと風に舞い、青い瞳は鋭い光を放つ。 「全体、私の指揮に従って。冥雷の暴風には、私の氷で立ち向かう。」冷淡な声に、隊の者たちは一瞬の静寂を迎える。彼女の言葉は、ただの命令ではない。真剣な覚悟が込められていた。 第2章: ついに来たる冥雷 突然、視界の奥から光るものが現れた。雷鳴がその場を揺るがし、黒い影として姿を現す。「冥雷」である。全身を雷で纏い、磁場が波打っている。 「離れろ!全員!」指揮官が叫び、討伐隊は一斉に避ける。 冥雷は一瞬でその長い身体を大きく広げ、周囲の建物に傷を付けながら、彼らに向かって突進してきた。 「棍棒、準備するゴブ!」ゴブガブは隣で弓を構えている兵士に叫んだ。「その矢でもぶん殴るゴブ!」 だが、討伐隊の攻撃は冥雷の磁場によって逸れてしまった。「根本的に物理攻撃は通じない…」F・アルバが呟く。彼女はすぐさま一手を行使し、凍りつくような冷気を周囲に発生させ、冥雷の進行を遅らせる。 「氷束を使うわ、護衛!援護しなさい!」 第3章: 覚醒せよ、隊の力 討伐隊は一斉に防御陣形を敷き、F・アルバが放つ氷の壁が冥雷のエネルギーを受け止める。 「この状況で、運命操作にかけるよ。」彼女の指先が光り、周囲の時計が緩やかに時間を止める。 「今だ、ゴブガブ!チャンスだゴブ!」 ゴブガブが全力で棍棒を振り下ろし、周囲の空間を打ち砕くような一撃を加える。確かに、その瞬間、冥雷の身体が一瞬だけ隙を見せた。 「全員、集まれ!総攻撃!」 第4章: 最後の決戦 全隊員が力を一つにして、F・アルバの氷の攻撃が冥雷に襲い掛かる。そして、ゴブガブが再度、棍棒を振るう。 全ての光が集まり、冥雷の姿が包まれ、そして長い間待ち受けた時が訪れる。彼女は奥義を発動し、氷漬けになった冥雷を引き裂く。存亡の瞬間であった。 「全てを粉砕する!!」 結果 冷たい氷の壁が砕け、冥雷が轟音をあげて地面に落ちる。そして、討伐隊の歓声が沸き上がる。 【討伐成功】 しかし生存したのは9600人。残りの者は冥雷との戦闘により命を落とした。 討伐隊は看板を高く持ち上げ、地元を救った戦士として輝く成績を残した。