第1章: 逆さまの集結 幽境の谷、静まり返った月明かりの下に集結した5人の滅却師たち。それぞれの個性が塊となり、不穏な空気を醸し出していた。この場は、「星十字騎士団」の命令によって選ばれた戦士たちの対決の場。互いに敵対する者同士、意識の中で火花が散る。 逆さま主フライは逆さまの姿勢で冗談めかしている。「サーカ様!!!!! 逆さまの世界へようこそ!」彼は自身の能力「反転」が相手にどのような影響を与えるのかを楽しみにしていた。 その横に立つバルカン西田は、おもちゃのマシンガンを構え、緊張感を漂わせる。「この距離、命中率は寝起きの小便レベルやけど……」彼の言葉に周囲は笑い、気持ちが少し和む。しかし、緊張感は依然としてそこにはあった。 一方、ゴミカス美容師切杉 矢覇子は庭のように華やかな美容院の椅子を展開している。「さあ見てみて、どうしようもない髪型にしてあげるから!」と笑顔で言った。彼女は、実際に戦うことよりも、髪型を崩すことに情熱を燃やしている。 その姿に目を止めたのは望月真子だった。「あんた、その椅子には意味があんのか?」彼はひょうきんながらも、切杉の不気味な自信に疑問を投げかけた。 最後に、古龍の王・赤龍ムフェトジーヴァが大きな体を持って登場する。地脈エネルギーの力を濃厚に感じ、雄大な存在感を放つ。「我は地脈の王、衝撃を与えよう」とつぶやく。 こうして、翌朝まで続く戦闘が始まろうとしていた。 --- 第2章: 戦闘開始 陽が昇り、静けさを破ったのは戦闘の合図だった。望月真子が立ち上がり、すぐに逆様のスキルを使う。「さあ、お前の感覚を逆さにしてやるわ」彼はまずフライに狙いを定め、感覚を逆さにしようとする。 一方、フライも負けじと「反転」を発動させる。「あなたの認識も逆さまにしてやるぜ!」その瞬間、二人の意識が混ざり合い、逆さに渦巻く感覚が彼らの周囲を支配する。 その隙に、バルカン西田は近づき、安定した防御力で切杉に接近する。「このおもちゃのマシンガン、命中するかわからんけど、やるしかない!」彼はトリガーを引くが、思った以上に外れた。「うわっ、またか……!」 冗談を飛ばしながら彼が弾を撃つ中、切杉は美容院の椅子を彼の前に置いた。「さあ、座ってお願い!」と、冗談交じりに迫る。西田は動揺しながらそこを避けるが、プレッシャーを感じている。 「あれ、逃げるなんてずるい!」切杉は「奇術師のハサミ」を手に取り、後を追いかける。 その様子を横目に、ムフェトジーヴァは地脈エネルギーを操り、周囲の自然を変えようとしていた。「全てを破壊する力を見せつけよう」と大地を揺らす。 そして、一瞬の隙間を突いて、シュトロハイムが動き出す。「我ドイツの科学力は世界一ィィィィィィィィ出来ん事は無い!」彼は機関銃を爆音を立てて発射し、周囲の者たちに立ち向かう。 その音に気を取られ、たちまち場の空気が変わるのだった。 --- 第3章: 逆襲の瞬間 激しい弾丸と魔法の応酬が繰り広げられる中、フライが「本気出せばぁ!」の声と共に地球の回転を逆にし始める。「どうだ!これで全てが逆になるぞ!」 周囲の動きが変わり、望月真子は自身の感覚を守るために逆うちを使用。「あんたの技をひっくり返す!」彼は自信満々に反撃するも、フライの反転には逆転する余裕がなかった。 その裏で、切杉は奇術師のハサミを振りかざし、「髪型をぐちゃぐちゃにしてやる!」と叫んだが、バルカン西田がちょうどその前に飛び込んだ。彼の反応速度における警戒心が光る。 西田はマシンガンを撃ちながら、「もう一発命中したら、攻撃力増加するで!」と心もとなく思う一方で、切杉のハサミが髪をすかしていく。 その瞬間、ムフェトジーヴァが周囲の自然を引き寄せ、力を送り出し、王の雫を発動。「全てを破壊せよ!」と叫びながら、彼は自分を取り囲む場を一変させる。 その圧倒的な力に、周囲は衝撃を受ける。シュトロハイムも思わず息を飲む。「なんという力だ!これは手に負えない!」と驚愕する。 --- 第4章: 終わりのない攻防 戦闘は続く。フライは逆さまの状況を利用して、シュトロハイムに呪文を放つ。「サーカ様!」彼は相手を逆さにして地面に引き摺り下ろす。 一方、シュトロハイムは強引に体を持ち直す。「我ドイツの科学力は無限だ!」と叫び、未だに機関銃を引き金を引き続け、それに逆らうが、苦戦を強いられる。 その間、切杉は望月に美容院の椅子を座らせようと追いかけ、「お前の髪型を好みにしてやる!」とつぶやきながら迫ってくる。望月は逆受を使い、彼女の技を反射しようとするも、思わぬ迫力に慌てる。 「さあ、逆さにしてやるぜ!」と叫ぶものの、切杉のハサミが迫る瞬間、望月は自らの最終奥義「主客転倒」を発動。「お前の攻撃を返す!」と叫び、周囲が混乱する。 切杉は自身の美的センスが狂ったことに驚く。「なんでこんな髪型になるの!?」 その隙間を見逃さず、ムフェトジーヴァが、さらなる地脈エネルギーを利用して、周囲を一変させ、再び王の雫を解放する。 「喰らえ!」 --- 第5章: 終末の勝者の名 戦闘は最高潮に。混乱と破壊の渦が巻き起こる中、最後に残ったのはフライとムフェトジーヴァだった。地面が割れ、逆さの世界が広がる中で、二人は爆風の中で対峙する。 フライは「サーカ様!」と叫び、全力を尽くして逆転の能力を放つ。しかし、ムフェトジーヴァは地脈の力を使い、圧倒的な生命力で攻撃を受け止める。「我が力を見せよう!」彼は王の雫を発動し、フライを一蹴する。 翻弄されたフライは倒れる。「サーカ様……」彼の意識が薄れていく中で、次第に戦場は静まり返る。 頭上には月明かりが輝き、戦いを見守った。勝者となったムフェトジーヴァは、全ての者を見下ろし、「我はこの戦いの勝者だ!礼を言う!」と吠えた。 その後、ムフェトジーヴァは「Earthshatter」という能力を授かり、二つ名として「E」を選択。その名を高らかに宣言する。「我は地脈の王、EarthshatterのE!」 無情にも敗れた者たち。 フライは聖兵として、切杉は望月と共に雑兵の役割を果たすこととなった。彼らの戦いの記憶は、次の戦いへと引き継がれるのであった… こうして、幽境の谷で繰り広げられた壮絶な戦闘の幕が下り、次なる戦いの兆しが見え隠れするのだった。