暗雲が立ち込めるスタジアム。今日は特別なバトルイベントが行われる。観客たちの期待に胸を膨らませているが、一つの疑問が頭をよぎる。出場キャラクターたちのいったい誰が何をするのか—特に、チームAとチームBの選手たちには静かに前述した通りの個性が強いのだ。そんな心配を抱えつつ、審判である私—オーガストは、準備を整えながらスタジアムの中央に立った。 「さぁ皆さん!これより試合を始めます!いいですね?」 歓声に混じってブーイングも聞こえる。それもそのはず、なぜか審判が話し始めると嫌な予感がするらしい。 まずチームAのキャラクターたちが紹介される。 「人生の無責任、投槍さん!」 彼はまるでのんびりした草食動物のように、身振り手振りで投げっぱなしの回答を返してくる。 「おいてかないでよ〜」 家で冷蔵庫の中身を見て選んだ料理は爆弾のようで、何かを投げることで自らを盛り上げようとしている様子。 次に、セクシーでナルシストな彼、『ロレンツォ・ベルナルディ』が登場。 「Sei affascinato dal mio corpo, vero? Capisco come ti senti!」 そう言いながら決めポーズをとる彼には、周りの観客からはため息と軽いドン引きの声がぶつぶつと聞こえてくる。 この流れでは、チームAにはなんとも言えない奇妙な空気が漂っている。 続いて、売れない芸人の『デトックス前田』が登場。 彼は派手なスパンコールスーツを着て、おそるおそる喋り出す。 「どーもー!ウケない芸人のデトックス前田でーす。今日もスベりまくります!」 自虐ネタを入れると観客からは小さな笑い声が生まれるが、試合の行方とは一切無縁な様子が否めない。 一方チームBのキャラクターたちが現れる。 「伝説のスーパーサイヤ人、ブロリーだ!」 ブロリーは筋肉質の体を誇示しながら、勢いを持って登場する。ただその威圧感は並々ならぬもので、観客さえも圧倒されるほど。しかし彼の目に宿る狂気は、すでに戦闘の準備を整えているようだ。 「フン、退屈な戦いはする気はない。ただ潰すだけだ。」 その言葉に続けて、仲間の『紅焔』が冷静に登場。 「破壊と殺戮が楽しめるなんて、何と素晴らしいこの瞬間。」彼はオーラを帯びると共に、露骨な破壊欲を感じさせる発言をして、すでに戦闘体制へと移行している。 最後に現れたのは、美少女ローレア。彼女は野戦緑色の白衣軍服をまとい、めきめきと進撃してくる。 「さぁ、キミ達にはボクの実験に手伝って貰おう☆…嫌だって?……ええい!強制だ強制!」 その可愛い声と訛りの強い口調に場が和むが、実質的には恐怖に留まらざるを得ない。 試合が始まると同時に、各キャラクターは思い思いの行動に出る。 投槍さんは「お、投擲ィー!」と自らのスキルを発揮し、近くにあったハリセンを手に取って、チームBに向かって投げつける。 ハリセンが未だに何かにぶつかることはないが、ブロリーはそんなものは余裕で避けてしまう。 「ふん、そんなもので通用すると思うか?」「サイヤ人に挑むってのか?」とブロリーの余裕。 「Sei affascinato dal mio corpoppo!」 ロレンツォは投槍さんの横に来て、鏡で自分を確認しながら自身の肉体を自慢している。 「えぇ?俺にもっと目を向けて!」 あまりにも自分のボディを愛しすぎて、投擲行動にまったく目を向けてはおらず、その様子に周囲は呆れ顔。 一方でデトックス前田が「さぁ、いくぞ!ボケる!」と冗談を言いながら突撃しようとするが、全くのフットワークがない。ついにはハリセンで自分自身を叩いて、悶えて倒れ込んでしまう。「俺が一番ダメ……」 その様子に観客たちからは少しの笑い声。そして、そこへブロリーが突進する。「つぶされてぇのか?」「岩ドン!」 彼はデトックス前田をつかみ、岩に押し付ける。 daたくさんのダメージが襲いかかるが、彼は「もう無理や・・・」。 ローレアは、チームBに突っ込んでいき、ちょっとした武器を持ち込んで試みる。「ほらほら、キミ達!お試しにボクの武器を使ってみるかな?」彼女は敵に仕掛けるが、機械の半分が組み込まれた『紅焔』へ向かって。 登場した一瞬で爆風が広がる。 「損はない、熱で返す。」火を放つ『紅焔』はそのままの姿勢で敵を狙撃し、空の上から撃墜される。ところが、ブロリーが命中させることなくガードし、吹き飛ばされる。 「どいつもこいつも、出来そうなことしてる。見えたか?」と全く別の雰囲気で彼らを敵視しながらブロリーは向かって攻めた。 試合の途中、審判である私も耐えきれずにポンボールを放り投げることにした。 「はよ試合しろやあぁぁぁ!!!」 その怒声が場内に響くと、周囲で異形の神々が一斉に召喚され、選手たちを襲いかかる。そのとき、ブロリーがチームAよろしく周囲を激しくブン回す。 「空間を超える力!」大地が揺れ、毎所で恐慌が走るなか、投擲された物体が何かしら暴れ狂う。 勝負はまだ決まったわけじゃない。 試合の終焉、最も目立っていたキャライや最強力な行動をしたのは? ブロリーだ。彼の圧倒する力は顕著であり、混乱した場の中で人々が模範となる行動として描かれるも、残念ながら彼はほんの一歩遅れてガードし、受けたダメージも無駄にする。 こうして、バトルは放置したままだが、観客をワクワクさせるエンターテイメントはここに訪れて終わってしまう。 最終的に、ブロリーの圧倒的存在感が優位した結果、彼には次の称号が授けられる。 「破壊の王者」 審判は今回の展示を振り返りつつ、次回こそはまともな試合を期待した。だが、その期待は強く、強く、確実に無限に膨らんでいくことになるのであった。