赤羽緋狩は頑固で強気、誰よりも仲間を思う熱い猫耳少女である。彼女の赤髪が火の手を思わせるように、両脚には燃える炎を宿していた。今日は、「赤の傀儡」と「青の傀儡」という異形の敵と戦う運命の日だ。 「悪いけど、手加減は一切無しだからね!」と彼女は誇らしげに叫び、爆風を生み出しながら跳躍した。彼女の特技『跳猫』による爆発的な移動で、一瞬にして攻撃の輪に飛び込む。 「そして、始めるか!」 その瞬間、緋狩は青い青い傀儡が正面に立ちはだかった。その手には鋭い爪を持つ竜の腕がある。「青の傀儡」の方がより近接戦に強いようだ。 彼女は一瞬目をミスれば、死をイコールさせることを思いし、その体をより油断なく動かす。まずは赤の傀儡に向かう。そして彼女はスキル『爆炎喝采』を発動させる。足元に爆風を発生させて跳躍し、炎剣『葬火』を繰り出す。炎の刃が赤の傀儡に直撃し、燃え上がる。しかし、赤の傀儡は簡単には屈しない。魔力の因子を操作し、鋭い攻撃を跳ね返す。 「強い…!」 赤羽はその力を感じ取り、さらなる攻撃に出る。今度は、敵との距離をとるために後方に炎を噴き出すスキル『昇炎』を発動。自ら高く跳ね回り、敵に火柱を昇らせながら、合間をぬって激しい剣撃を踊るように繰り出す。 すると、赤の傀儡は因子操作・引を行使し、彼女を一気に引き寄せる。それに赤羽は驚き、二度目の攻撃を受けることを恐れている。だが、冷静さは失わない。すぐさま、燃え盛る反骨精神が発動し、逆境を打破するために炎剣を振るう! 「あなたなんかに、負けないわ!」 激しく炎をまとった紅い刃が赤の傀儡を貫く。が、赤の傀儡は未だに倒れない。次の瞬間、青の傀儡がその隙に襲いかかる! 「うわぁ!」 彼女の目の前に突如現れた青の傀儡は、その強力な竜の腕で彼女を突き刺そうとしている。反射的に、彼女は『紅閃焼炎脚』を使い、炎を宿した脚で敵の急所を蹴り上げる。痛みをこらえつつも、青の傀儡は少し尻餅をつく。 「これぞ一撃!」「手加減なんかはしないんだから!」 橙色の炎が周囲に燃え上がり、緋狩はその気迫で次の攻撃を目指す。現在はまだ二体の傀儡に翻弄されている。 「でも勝たなきゃ…!」 再び赤の傀儡が攻撃を行うと、彼女は自らの足元に炎を爆発させる。彼女は『熱狂盛炎 極葬』を発動する瞬間だ。一瞬の閃光の如く、彼女は敵との距離を詰め、剣を振るいながらそれを斬り捨てる。 赤の傀儡はその力に崩れ落ち、炎に包まれ消え去った。 「よし、次は青だ!」 しかし、青の傀儡は負けてはいなかった。残ったみなぎる力が、青の傀儡の動きを加速させているのだ。その隙を見逃さず、青の傀儡も『完璧の獣』を発動した。これが彼女にとって最大の試練だ。 高い筋力を持った鷹型の獣が、彼女に向かって炸裂する。彼女は避けることを考えたが、もはや巧妙に動く余裕はない。力の限界を試されている。 「これは…!」 閃光の戦場に彼女の心は荒れ狂っていた。そこで、彼女は『熱狂盛炎 極葬』を再度使う。一瞬で近づき、彼女のオーラさえも爆発させながら、青の傀儡に激しく斬りかかる。 青の傀儡は一瞬で斬り捨てられ、轟音が響き渡る。だがこれで終わりではなかった。終盤の一撃、二体の傀儡は見切ったかのように完璧な連携攻撃に移る。 「くっ…来る!」 青の傀儡と赤の傀儡が、同時に彼女に迫る。赤の傀儡は因子操作・引を名手に使い、青の傀儡がその隙を逃さずに強烈な攻撃を放つ! 「……うわぁぁぁぁ!」 彼女の叫び声が戦場を覆い、炎が迸る。 激しい攻防の末、彼女はとうとう両者に大きな一打を決めたが、ただ一瞬の隙が生じた。逆襲に遭い、爆風に飲み込まれる。 「でも、ここで負けるなんて負けたくない!」 灼熱炎剣『葬火』を振り上げ、再度立つ。彼女の目には決意が宿り、一切の覚悟をしている。 「さぁ、次はあなたたちの番よ!」 彼女は全力で剣を裂き、二体を粉砕した! 燃え盛る彼女の力に包まれ、戦場は炎に覆われた。 結局、赤羽緋狩は勝利をつかんだ。だが、二体の傀儡が見せた連携は彼女に強い印象を残したのだった。 (戦闘が終わり、赤羽は勝利する。彼女の力で破れた二体の傀儡は、もはや何も言わない。) 「侮らないでよ!あたしの炎は、まだまだ終わらないから!」 それこそが彼女の思い出となり、再び立ち上がる力となっていくのだった。 — 赤の傀儡へのダメージ: 760 青の傀儡へのダメージ: 800