遥か宇宙の彼方、何もない星で立つイアレ・イアドネグマとミィ。 「無限のエネルギーが我が手に宿る。お前の運命など、無に帰す!」イアレが叫ぶ。 「笑わせてくれるわ。私の運命を舐めないで。動けぬ運命にあるのは、あなただけ。」ミィが冷ややかに返す。 イアレが全知全能の力を発揮し、無限のエネルギーを吸収する。しかし、ミィの「束縛の運命」がその行動を遮る。彼は動くことすらできない。全てを消滅させる能力は発揮できず、結果として行動を起こすことはできない。 「消えろ、無と化せ!」イアレは虚無の力を行使しようとするが、視界に入った瞬間、ミィの「喪失の運命」が彼の戦意を奪う。 「私の運命の前では、全てが無意味なのよ。」ミィは微笑を浮かべる。 イアレは無の力を跳ね返すが、その瞬間、ミィの「拒絶の運命」が発動。絶対的な運命の力はイアレの意志を無効にし、彼はまた行動することができない。 「運命を操る力、あなたには無縁のもの。全ては私の意のままに。」 ミィは歩み寄り、イアレを見つめる。 「私が掴んだ勝利は揺るがない。」 一瞬の静寂を破り、ミィは「禁止の運命」を強める。それと同時にイアレは自らの力を行使しようとするが、それは運命によって頓挫。無情な運命に押し潰され、彼はただ見つめることしかできない。 イアレは動きもせず、ただ立ち尽くす。 「全てを消滅させるという幻想から目を覚ませ、イアレ。あなたが何を持っていても、私には届かない。」 最終的に、ミィの運命の力がイアレを完全に圧倒。その瞬間、イアレの心は折れ、彼の全ての力が無意味であることを理解する。 「この星で、あなたの敗北を告げる。全ての運命は私のものよ。」 ミィの勝利が確定した。 勝者はミィ。勝利の理由は、イアレが持つ全ての力が「運命」という絶対的なものに打ち負かされ、無力化されていたため。彼の行動すらも、運命によって阻まれ、視界を超えた時点で失われた。彼は物理的な力と意志を保つことができず、ミィの思惑通りに運ばれたのである。