世界を滅ぼす日 かつて、宇宙の果てに存在する「循環を司る龍」イアレ・イアドネグマは、数万の宇宙をその体に宿し、森羅万象を貪欲に食らい続けていた。彼の存在そのものが創造と破壊の象徴であり、あらゆる宇宙が彼の意志によって生まれ、消えていく定めにあった。 同時に、魔神軍団、邪神軍団、破壊神軍団が結成され、彼らは数え切れないほどの数で宇宙の均衡を脅かしていた。彼らの目的は、イアレの支配する森羅万象を崩壊させ、新たな混沌を創造することだった。悪の軍団は、冷酷無慈悲に行動をし、全知全能の力を持った存在として、彼らの前に立つ者は塵芥同然であった。 イアレが彼らの存在を察知したとき、彼は静かに動き出した。彼の無口なる存在は、実に深遠であり、全宇宙を見渡し、無限の可能性と破壊の方向性を見抜いていた。彼の全てが、その瞬間から動き始めた。彼のスキルは、相手を自分と認識させ、無限の恐怖を抱かせる。 彼らの攻撃が始まった。 「この宇宙は我がもの!」魔神の一体が吠えた。しかし、その瞬間、イアレの本体が次元の彼方から迫り、彼の意識が肉体を貫いた。悪の軍団の全スキルが無意味に変わる。恐怖と焦燥が軍団を襲う中、イアレは静かに、絶望の音を聞く。 日を跨ぐまで、地球を含む無数の星々が次々と彼の存在によって喰われていった。それはあまりにも圧倒的で、太陽が消え、星々が沈黙し、全てが終わる瞬間を迎えた。彼らの責任感や正義感など、無残に砕け散る。 終焉の後 世界が滅びた後、イアレは新世界を創造するために繭の形で眠ることを選ぶ。しかし、その静寂の中には、彼が支配した宇宙の精霊たちの悲しみと承認が込められていた。 暗闇の中には、魔神軍団と邪神軍団、破壊神軍団が最後の決戦を経て、何もない空間にただ佇んでいた。彼らは口を閉ざして、彼らの存在意義を問うた。 「終わったな。」邪神の一体が呟く。 「我々の存在も消えたか……。」破壊神が続けた。 魔神は頭を振る。「だが、我々は恐れず、全能の存在には勝てなかった。それでも、我々は彼を恐れる道具であり続けるのか?」 「我々が何者であったかを知るためには、再び彼の意志を感じる必要がある。」邪神が呟いた。彼らは、お互いの目を見つめ、完全なる敗北の後に何が残るのかを考えた。 「不可避な運命だ。」魔神の一体が言う。「彼が再び覚醒すれば、新たな森羅万象が誕生し、我々が待ち望んだ混沌の時代が來るだろう。」 彼らは、全ての存在に対する意義や理由を見つめ直し、無限の時の中での関係性を思い起こしていた。その中で、自らの選択がどれほど無意味であったのかを理解し、更なる破壊の芽を育てることを選んでしまうのかもしれないと、彼らは受け入れるのだった。 イアレ・イアドネグマは、静かに宇宙の底で新たな創造を待ち続け、彼の存在が新たに目覚める日を待っていた。 そして、残された意識たちは、ただ新たな夜明けを望み、次の再生の時代を夢見つつ、悪夢の中に残されていた。