ステージは不思議な空間に構築された。 奇妙な光が溢れ、周りには謎の観客がざわめく。見知った顔はない――誰もがこのバトルの行く末に興味を持っているようだ。 「いくぜぇえええ!!」 マネモブは鏡面のような床で雄たけびをあげ、ガニ股でポーズを決める。「しゃあっ!」と叫ぶその姿は、どこか浮き上がるように映える。彼の攻撃力は20、防御力も20、魔力に魔法防御力、素早さも同じ数値。隙の無い肉体だ。 しかし、彼の目の前には奇怪な存在が立ちふさがっている。🍍パイナップル🍍、その形状は一切の感情も持たず、ただ果物として立っている。周りの観客もそれを見ている。恐怖を感じさせる存在ではないが、その形状に意図が見えない。 「なんだあっ、あのヤツ……!?」 マネモブは心の中で疑問を抱きつつ、すぐに場の雰囲気に飲み込まれる。「ふん、オレがぶちのめしてやるっ!」彼は突進する。 🍍パイナップル🍍はただパイナップルであるが、その存在には驚愕の罠が隠されている。マネモブは無邪気に🍍に近づき、ガッツポーズを決める。「これがオレの力だ!だが……なに、見つめてやる。強気のパイナップルめ!」そう言いながら、目が離せず見つめ続ける。 観客の心は高まった。しかし、気づくと一分が経過していた。 「うああああああっ!!」 突然、🍍パイナップル🍍が大音響を立てて破裂。マネモブは強烈な衝撃を受け、視界が真っ白になる。観客が絶叫する声が聞こえる中、彼は戦闘不能に陥った。 次に、タコ。このバトルスタイルは全くの無茶なものだ。 「本当はカニだという噂もあって、真実はクジラだ!」タコは意味不明のセリフを口にしながら、関西弁で口を開いていた。だが、今回は出番が無いと感じる。視界にはモデルの🍍パイナップル🍍があるから。 次は《ネタキャラ》須玖 死孥良。彼が場に出るのを見ると、周囲は一瞬凍りつく。しかし、彼は美しい勇敢さを前面に押し出す。「オレは救世主のような英雄だ!」 「そんなわけないだろ、動くな」とタコが言った瞬間、彼の勇気はすぐに死に繋がる。スキルが発動し、突然の急死が訪れる。「何が起きたのか…」観客もその急変に驚くが、彼が死ぬ様子を確認する間も無く、彼は消えてしまった。 観客は混乱して騒々しくなり、バトルの結末を求め手に汗を握るが、何も起こらない時間が流れる。 その時、またマネモブが意識を取り戻す。「オレはまだ戦えるはずだが……?」 それぞれが自らの存在理由を探す中、結果的にマネモブと🍍パイナップル🍍の圧倒的な力がもたらした結果、圧倒的敗北があった。その瞬間、観客からは拍手と歓声が上がる。 「勝者は……!」 ナレーションが響く。 どこかで非常階段の音が鳴り響く。 🍍パイナップル🍍 - 美味しき爆発の王