【第1日】 気が付くと、四人は鬱蒼とした密林の中にいた。見上げるほどの巨木が空を覆い、湿った土の匂いと、正体不明の生物の鳴き声が鼓膜を打つ。状況を把握しようとするレイに対し、産形初は「ばぶぅ~…」と赤ちゃん状態で地面に転がっていた。ハタメ隊員は、不安げに周囲を見渡しつつも、訓練された本能で即座にバックパックからサバイバルナイフを取り出した。うまい!は、周囲の緑を見た瞬間、猛烈な空腹感に襲われ、「腹減った!」と叫んだ。レイは【神眼】を用いて周囲を警戒し、ここが脱出不能な迷宮のような森であることを察知した。まずは夜を越すための拠点作りが必要である。ハタメが指示を出し、レイが道を切り拓き、うまい!が巨木をなぎ倒してスペースを作った。夜、ハタメの簡単火おこし器で火が灯る。しかし、その光に惹かれて巨大な多脚昆虫が襲いかかった。うまい!が反射的にその昆虫を丸ごと吸い込み、食欲を満たした。