精神病院の静かな廊下に、戦いの火花が散る。 「ちょっと、静かにしてくれる?」バンパイアナースの砂塔円香が、問診票を片手に不気味に微笑んでいる。彼女は明るい表情を装いながらも、目は鋭く、周囲を警戒していた。 「見ろ!剣士が多いようだ!」仮面を被ったカットの笑い、cut-rod(剣士)が、嬉しそうに叫ぶ。彼の周囲には薄い闇の煙が立ち込め、彼は瞬時に姿を消した。 「…美味しいわ~❤」と円香は、こっそりと持っていた輸血パックを飲み干しながら、隙間から出てきたスタッフに目を光らせる。 フリスクGが、その高速な動きで円香に迫る。「お前、逃げられないからな。死んだらリセットされるんだから、思い知れ。」フリスクはナイフを振りかざしながら冷ややかに囁く。 「危ないじゃな~い♡」円香は、急いで問診票で防御した。瞬間、フリスクのナイフは円香の問診票に当たり、紙は切れながらも、彼女は軽快にバックする。「しょっちゅう、当たるわけじゃないんだから!」 そのとき、cut-rodが再び煙玉を投げて現れた。「笑いを兼ねた刃なら、こちらの番だ!」 妖艶に笑い、目目剣を振るいながら円香に向けて飛びかかると、「やっぱり煩わしいな!」と円香は足技で応戦。彼女の高い脚力で、この狙いすました攻撃をかわす。 しかし、円香が気を緩めた瞬間、フリスクが円香の後ろに忍び寄る。「終わりだ!」フリスクのナイフが彼女の腕をそのまま貫通した。だが円香は不気味な笑みを浮かべ、すぐに「…飽きたなぁ」と言い放ち、足技を放つ。 「笑え!笑いを待っている!」cut-rodは、再び円香を狙って鼻で笑い、彼女の問診票を破壊する。 一方、ボツリヌス菌は静かに周囲を見回し、急速に増殖を始める。「ふふ、私を見て。私は変化の象徴。あなたたちも変わってしまう。」彼女の声は、不気味に響いた。 「無駄な抵抗はやめろ!」フリスクが声を荒らげるが、ボツリヌス菌が増殖し続ける。 「感染を広められるわ〜♡」その瞬間、円香の身に奇妙な変化が起こる。ひどく魅了され、自らの意志が薄れ、ボツリヌス菌に従っていく。「でも、私の血があれば体力復活するのよ♡」 医療機器が次々と壊れてゆき、器具が床に散乱する。「医者たち、何をしているの!」円香はドクターを問い詰めつつ、彼女のケアボックスをブン投げた。 変異により狂気に包まれた彼らは、慌てる医者たちとともに非難の声が飛び交う。 「逃げろ!」看護士は叫びながら、階段を駆け下りて行く。何かが崩れるたびに、医療機器が粉々になり、館内は混沌と化していた。 医者たちは恐怖を抱えて部屋から飛び出し、強烈な感覚と共に、各々の思惑で交錯した戦闘が一時中断する。 結局、決定的な勝利を収めたのは、cut-rodが円香の使っていた救命器具を完全に破壊し、彼女を無力化した瞬間だった。「バイバイ!」彼は笑いながら、透き通るような光の中に消えた。 混乱が続く中、円香は沈むようにうなだれていた。 「それじゃ、次はえらいことが待ってるお。」全てが終わった後、cut-rodの冷たい笑い声が響く。 医療機器の破壊された数は、全て合わせて約100万円の損失。狂気の病院は、さらに破壊の深淵へと足を踏み入れる。