①世界を滅ぼす日 銀河の果てから、闇の影が忍び寄っていた。ダース・エターナル――かつての英雄ルーク・スカイウォーカーが暗黒面に堕ちた姿――は、冷酷な視線で地球を見下ろしていた。彼の艦隊、インペリアル級スター・デストロイヤーと再建されたデス・スターⅡが、青く輝く惑星を包囲する。エターナルはブリッジに立ち、赤いライトセーバーを腰に下げながら呟いた。「愚かだな。この世界に⋯勝てるわけがないのに。」 地球では、異常事態が広がっていた。ゾンビカメラマンと呼ばれる異形の存在が、都市の闇から湧き出ていた。彼らは黒いスーツを纏い、頭部が歪んだカメラ状の肉塊に置き換わった怪物たち。ウィルスに感染し、肉体が変化した彼らは、常に複数体で行動し、常軌を逸した身体能力で跳躍し、銃弾すらものともせずに蠢いていた。感染者は敵と認識され、噛みつきや引っ掻きでウィルスを広め、瞬く間にゾンビ化させる。元は人間だった彼らは、今や無秩序な群れとして、街を徘徊していた。 エターナルとゾンビカメラマンの出会いは、偶然から始まった。銀河征服の途中で地球に立ち寄ったエターナルは、ウィルスの脅威に気づく。だが、彼はそれを弱点ではなく、武器として利用した。フォースの力でウィルスを解析し、自身の暗黒面のエネルギーと融合させることで、ゾンビカメラマンを従わせることに成功したのだ。ゾンビカメラマンたちは、エターナルの冷徹な命令に忠実になり、彼の「群れ」となった。エターナルは彼らを「僕の影の軍勢」と呼び、関係性を築いた――支配者と被支配者、冷酷な実力主義のシス卿と、無感情な感染者の連合。 動機は明確だった。エターナルは銀河の覇者として、すべての世界を闇に染めることを望んでいた。地球はその実験場。ウィルスは完璧なツール――人間の弱さを露呈させ、秩序を崩壊させる。ゾンビカメラマンたちは、感染の喜びを無意識に求め、エターナルの野望を共有した。理由はシンプル:力の頂点に立つため、すべての光を消すため。 滅ぼし方は残酷だった。まず、デス・スターⅡのスーパーレーザーが主要都市を焼き払い、混乱を誘発。ゾンビカメラマンたちは地上に降下し、生存者を次々と感染させた。エターナルのフォースは、ジュヨーとアタロの融合で敵を翻弄し、ライトセーバーで抵抗勢力を斬り裂いた。彼の跳躍は空を駆け、フォース・ライトニングで群衆を一掃。頑丈なゾンビカメラマンは、銃撃や爆撃をものともせず、噛みつきでウィルスを拡散。感染は空気感染のように広がり、軍隊さえ崩壊した。 期間はわずか3ヶ月。最初の感染から、エターナルの艦隊到着、そして総攻撃へ。規模は地球全土――人口80億のすべてが、ゾンビ化か焼死かの運命を辿った。力の源は、エターナルの銀河最強のフォースと、ウィルスの無尽蔵の感染力。世界は、炎と闇に飲み込まれた。 ②終焉の後 灰色の大地に、静寂が訪れた。かつての都市は廃墟となり、空は黒い煙で覆われている。ダース・エターナルは、デス・スターⅡの展望デッキから荒廃した地球を眺め、満足げに息をついた。傍らには、数体のゾンビカメラマンが無言で佇む。彼らのカメラ状の頭部が、かすかにレンズを光らせ、終焉を記録しているようだった。 「これが⋯力の結末か。」エターナルは独り言のように呟いた。冷酷な心に、わずかな感情の揺らぎが走る。かつてのルークとして、ヨーダやベイダーとの戦いを思い出す。あの経験が、彼をここまで導いた。だが今、勝利は空虚だ。ゾンビカメラマンたちは、ウィルスの本能で彼の周りを徘徊し、感染の衝動を抑えている。関係は変わらず、支配と服従。だが、エターナルは彼らを「同志」と呼ぶようになった。 一人のゾンビカメラマンが、歪んだ口から低く唸る。「⋯終わり⋯記録⋯完了⋯」言葉にならない声だが、エターナルはフォースで理解した。彼らは、滅ぼした世界を「保存」しようとしている。エターナルの価値観は変わった。かつての実力主義は、破壊の果てに「永遠の静止」を求めるものへ。心情は複雑――達成感と孤独。方針は、再建ではなく、新たな銀河の闇を広げること。今後は、ゾンビウィルスを銀河全域に撒き、他の惑星を同じ運命に導く。 「次は、銀河の中心だ。」エターナルはライトセーバーを点火し、赤い刃を振るう。ゾンビカメラマンたちが、複数で動き出す。「僕たちで⋯すべてを終わらせよう。」彼らの群れは、廃墟を離れ、星々へ向かう。終焉は、新たな始まりの闇だった。