場所は静かな荒野。青い空が広がる中、二つのチームが向かい合っていた。 「我が名はイフリート!炎を司りし精霊の王である。」大魔神イフリートが誇らしげに宣言した。炎を纏ったその姿は、まるで神々しい存在に思えた。 「敵!?…ってこういう時に限って盾が無い!」勇者は愕然とし、自身の装備を確認する。赤いマントが風になびくが、その顔には焦りが見えた。 この二つのチーム、AとBが相対する。チームAのイフリートは威圧的に構え、チームBの勇者は緊張感あふれる瞬間を迎えていた。 「我は誰にも従わぬッ!さあ、燃えよォ!」イフリートは手を高く掲げ、巨大な火球を手に作り出した。その炎が周囲を照らし、熱気が勇者の肌を焼く。 「閃光斬撃波!」勇者は先手を打つべく叫び、剣から衝撃波を放った。半月状の閃光がイフリートへと迫る。だが、イフリートはにやりと笑うと、その炎で斬撃を迎え撃つ。「愚か者が!無駄な動きよ!」 閃光撃破がイフリートに触れた瞬間、火はそれを食い尽くし、半円状の斬撃は炎の前に消えてしまった。