--- 決戦の地、蒼焔の焰 蒼き空がひび割れ、炎と雷が交錯する壮大な舞台。ここはかつて英雄が華々しい戦いを繰り広げた地、今は力を増した厄災「蒼焔」とその力を打破しようと挑む者たちの激闘が繰り広げられようとしていた。 雷鳴が轟き、幼き雷神カムリが姿を現した。稲光と共に彼女は移動し、そのすがたには幼さが残るが、その力は計り知れない。カムリの周囲には常に雷が落ち、彼女の存在は周囲を不安定にする。 一方、蒼焔はその体全体を青白い炎で覆われ、まばゆいばかりの光を放っていた。彼の熱量は周囲の空気を歪ませ、まるで別の世界からやって来たかのような威圧感に満ちていた。 --- 突入 戦闘はカムリの瞬間移動から始まる。稲光を纏った彼女は、何も考えているようには見えないが、その目はただ一つ、蒼焔を捉えていた。その一瞬で、彼女は目の前に出現する。 「ギガンティックカムリ!」 カムリは全身の雷を周囲に集め、瞬間移動で蒼焔の背後に出現。触れた瞬間、蒼焔は電撃に晒され、その体を震わせる。だが、蒼焔はその一撃に少しも怯むことなく、その体に纏う青焰を輝かせる。 「---」 カムリの攻撃が効かないとは言わないが、彼女が物理ダメージを与えても、蒼焔の再生力にはかないそうもない。彼の身体能力は圧倒的であり、数回触れ合うたびに、彼女の攻撃の威力は感知する程度にまで薄れてしまっていた。 --- 絵札ノ傭兵団の参戦 そこへ、絵札ノ傭兵団の一員、祈り手シクスが駆けつけた。彼女の金髪は太陽の光を受けて輝き、修道服が彼女の優雅さを引き立てる。朴訥とした彼女だが、強力な祈りの力を持っていた。 「奇跡よ、共にあれ!」 シクスは周囲の仲間たちに祝福を与え、攻撃力を上昇させるバフをかけた。その言葉が響くと、団員たちの姿が力強く見え始めた。 「さあ、行くわよ!」 彼女の祈りによって、団員たちは一斉に攻撃を開始。蒼焔に向けて円を描くように接近し、バフによって強化された力を持って彼に迫る。 --- 激闘 蒼焔は彼らの圧倒的な数に苦しむが、その炎は一切の抵抗を許さず、周囲を焼き尽くす。 「【蒼雨】!」 蒼焔は自らのスキルを使い、周囲の絶え間ない雷を全て焼き貫く無数のレーザーを放出。バフを受けた団員たちは恐るべき効力を持つが、その光の中に翻弄される。 「避けろ!」「シクス、助けて!」 カムリは瞬間移動で仲間を避けさせようとするが、負けじと向かい、蒼焔の攻撃と交錯しながら、彼女は常にその近くで雷を放っている。 --- 絶望の瞬間 激しい戦闘が続く中、次第に蒼焔の炎が強まり、彼の奥義「【蒼熱】」が発動。世界が赤く染まり、周囲の温度が急上昇。カムリとシクスは自らの力でかろうじて体を守ることができたが、仲間たちが徐々に倒れていく。 「【終焔・蒼星爆焔】!」 蒼焔の最終奥義が発動し、全身の熱が一点に凝縮される。対峙する者たちに向けて放たれる超新星の光、絶対焼滅の衝撃が大地を揺るがせた。 --- 最後の希望 しかし、シクスは決して諦めなかった。自らの覚醒の時が来た。 「切り札:奇跡ノ祈り!」 彼女がかけた祝福が、仲間たちを覚醒させ、相互のバフが融け合う。幻のような光が彼女たちのまわりを包み込み、全員の力が一つの大きな力へと変わっていった。彼女たちが力を込めた全てを込め、蒼焔に向けて一発の攻撃を贈る。 「みんな、行こう!」 振りかぶったその一撃が、蒼焔の熱量と衝突する。 --- 結末 結果、壮烈な戦闘 の末に、カムリとシクスの力によって、蒼焔はその全てを焼き尽くす力を咲かせた。 力強い閃光が一瞬のうちに蒼焔を貫き、彼の体は炎と化して崩れ去っていく。その場には静寂が訪れ、仲間たちは一瞬安堵の息を漏らす。 「私たち、勝ったの?」 カムリはその場に立ち尽くし、雷の音が静まり、そして一際高い稲光が彼女の周囲へ降り注ぐ。その名のとおり、彼女は雷の化身だった。 --- 勝利 この戦闘は、恐ろしい厄災を制圧することに成功した。しかし彼女たちの戦いの道は、まだ終幕を迎えてはいなかった。地に散った蒼焔の残滓が、人々にとって新たな脅威になることを予感させていた。 しかし仲間たちの絆と力は、希望の光を与え、再び世界を救うために立ち上がっていくのであった。 ---