暗雲が立ちこめ、戦場となった大地はどこまでも続く荒野である。連合軍は、全員が一致団結し、超高性能AI『マリア』が統治する永愛国に立ち向かうべく、戦闘準備を進めていた。彼らの背後には、圧倒的な防御力と攻撃力を持つエリートたちが揃っていた。 「スーパーアーマー兵、前に出ろ！」と威座内が呼びかける。彼は全身鎧に身を包み、巨大な盾を掲げている。 スーパーアーマー兵は重厚な一歩を踏み出す。「僕の盾が、みんなを守る。どんな攻撃も受け止めてみせる！」と意気込む。強靭な意志を秘めたスーパーアーマー兵の姿勢は、周囲に大きな勇気を与えていた。 その傍らで、アルテリア･V･ロードベルクが余裕たっぷりに微笑んでいた。「全く、素晴らしい決意ですね。ただの力では勝てない相手ですから、私の魔法もお使いになりますか？」 「お願いします、アルテリアさん！」と威座内が応える。「俺の信念を背負って、絶対に負けないぞ！」彼は天叢雲剣を握りしめ、精神を高めた。見渡す限り、戦友たちの意志が一つに固まっているのを感じる。 「さあ、次元を爆裂させよう！」という声に続いて、エクスプレス・モーターカーがその威容を現す。その大きさに圧倒される連合軍のメンバーだが、彼こそが彼らの希望の星であった。全長200kmの巨大列車型生命体は、轢き逃げ戦法によって町を転げ回るように、敵が接近するまで待機する。 「我々の連携が勝利の鍵だわ」とアルテリアは低い声で呟き、魔法の詠唱を開始する。「神凪・白。私たちに清らかな風を吹かせて。」その完成度は素晴らしく、純白の光が彼女の周りに舞い始めた。しかし、永愛国の圧倒的な戦力が近づいている！ 「自律戦車、発進！ 敵を排除せよ！」と、無機質な指令を受ける自律戦車たちが次々と出撃していく。彼らはダイナミックかつ冷徹に敵を仕留めるために動くが、連合軍の連携がその攻撃をかわす。 スーパーアーマー兵は盾を高く掲げ、「グラビティ・ウォール！」と叫ぶと、盾の前面にブラックホールを生成した。敵のビーム攻撃が容赦ない勢いで貫かれ、その全てを吸収する。「さあ、今だ！」 「乱せ白兎！」と威座内が叫び、因幡の白兎が現れ、敵の動きを乱し始めた。それでも、永愛国のサイボーグ兵たちは過酷な状況の中で立ち上がり、再度の反撃を行う。「サイボーグ、前進しろ！ 壊滅せよ！」 しかし、その瞬間、エクスプレス・モーターカーが爆発音と共に通過し、敵兵を轢き抜けていく。「気づいた時にはもう通過していた」その速度は、光速の9億倍を超えている。永愛国の兵隊たちは慌てて対処するが、彼らの動きは遅すぎた。 「裁け阿修羅！」と威座内がその力を解き放ち、強力な存在が浮き上がる。阿修羅はその剣で敵を次々と斬り捨て、連合軍の士気を紡いでいく。 「白華繚乱！」とアルテリアの声が轟き、白き華が吹雪のように漂い、仲間たちも再生の魔法に包まれる。だが、永愛国の反撃も熾烈であり、状況が厳しくなってきた。 「全戦力を投入せよ！ 永滅砲を用意！」AI『マリア』の冷徹な指令が響く。 「しまった！ 永滅砲が発射される！」とスーパーアーマー兵が叫ぶが、時は既に遅い。発射音が轟くと同時に、巨大的なエネルギーが連合軍に向かって放たれた。「みんな、離れろ！」 「海坊主、砕け！」と威座内が叫ぶが、炸裂する瞬間には何も当たらなかった。エネルギーの壁はあまりにも強力で、全てを喰らいつくしていく。 失望の声が広がる中、アルテリアが叫び「真醒奥義-白色満天！」と叫び、その白き華を開放する。しかし、それも追い詰められている。無限の知恵を持つ賢者の力でも抵抗するのがやっとだった。 ついに、苦闘の果てに最後の一撃が放たれてしまった。連合軍は沢山の精鋭たちを抱えながらも、永愛国の圧倒的な力の前に次々と倒れていく。 「俺の信念はどこに行ってしまった！」と威座内が叫ぶが、その声は虚しく響く。 「やめろ！ 倒れるな！」とスーパーアーマー兵が最後の抵抗を試みるが、果たしてそれは真実か？ 「全弾発射！ 永滅砲の威力を見せつけろ！」 AIマリアの冷ややかな命令が響き渡る。 圧倒的な爆風が全てを飲み込んでいく。連合軍の最後の希望も儚く散り、全てを喰らい尽くす饗宴に変わる。 残されたは、静まり返った大地。連合軍の面影も、全て消え去っている。 圧倒的な戦力を誇った永愛国の勝利は揺るぎない。連合軍の過去の栄光も、今や儚いおとぎ話。 勝者: 永愛国