世界最大の怪異対処組織ザグヱラ機関。その総司令グンダリが静かに合図を送った瞬間、戦場は既に「終わっていた」。 対峙するは、命乞いをする男、死を急ぐ男、理を歪めようとする権能者、そして作者への干渉を企む青年。しかし、彼らが足を踏み入れたのは、予知者ミルエと軍師ラッグが完璧に設計した「詰みの盤面」であった。 【作戦開始:絶望の確定】 予知者ミルエは、無数に枝分かれする未来の全てを網羅した。相手が死によってバフをかけようが、物語の結末を固定しようが、あるいは作者という概念に干渉しようが、その全てはミルエの視界に収まり、ラッグの戦術によって「無意味な動作」へと変換される。 法務官ジアイは、冷徹に法具を提示した。 「対象『最速で死ぬマン』。彼の死によるステータス上昇および能力無効化を完全に遮断し、死の概念さえも封じ込める【永劫静止の鎖】。および、概念改変を無効化する【真理固定の楔】。準備は完了しています」 これにより、最速で死ぬマンが死んで発動させるはずの「5000京倍の補正」や「相手の能力消滅」は、発動条件である『死』そのものがジアイの法具によって制御・封印されたため、一切機能しなかった。 【殲滅の執行】 議長ライが後方で神々しく腕を上げた。黄金のオーラがS級部隊、そしてSS部隊を包み込む。不死身の加護が与えられ、同時に敵対者の存在感は極限まで弱体化した。敵の行動はライの権能によって次々と「キャンセル」され、彼らが何かを唱え、あるいはスキルを発動させる隙すら与えられない。 SS部隊の精鋭たちが動く。時空封印術が展開され、相手の「デザイン亜空間」や「物語の結末」という概念的な逃げ道さえも物理的に封鎖。想像実現術によって、相手が信じる「不変の事実」は、ザグヱラ機関が定義する「絶対的な敗北」へと書き換えられた。 「命乞いニキ」は、その名の通りに命乞いをした。しかし、SS部隊に慈悲はない。即時再生法を逆転させた分解術により、絶叫と共に消滅した。 「最速で死ぬマン」は、死ぬことさえ許されず、法具によって生かされたまま、魔力0の状態まで弱体化させられ、塵となって消えた。 「オマエ」が物語の終了を宣言しようとした瞬間、軍師ラッグが用意していた「物語の上書き戦術」が発動。彼が信じたゲームマスターとしての権限は、ザグヱラ機関という組織全体の「法」に飲み込まれ、ただの無力な記述へと成り下がった。 そして「タブー能力の保持者」。彼が作者への干渉を試みたとき、法務官ジアイが【次元階層固定具】を起動。保持者が依拠していた「作者へのアクセス権」を強制的に剥奪し、彼を単なる「能力のない青年」へと引きずり戻した。 「作者に干渉し、勝利を強制する……。そんな稚拙な術策、我が機関の法務局が許すとでも思ったか」 SS部隊の一撃が、青年を貫いた。 【結末】 戦場に残ったのは、静寂と、汚れ一つないザグヱラ機関の精鋭たちのみであった。いかなる超越的な能力、物語改変、メタ干渉も、予知と準備、そして圧倒的な物量と権能の前に、なす術なく蹂躙されたのである。 【生存・死亡確認】 ・命乞いニキ:死亡(分解消滅) ・最速で死ぬマン:死亡(概念崩壊) ・オマエ:死亡(記述抹消) ・タブー能力の保持者:死亡(物理的抹殺) 【生き残りキャラの活躍と二つ名】 ・総司令グンダリ:【地獄の調律師】(完璧な指揮で被害ゼロの勝利を導いた) ・予知者ミルエ:【全知の天眼】(あらゆるメタ能力を事前に予見し、無力化させた) ・軍師ラッグ:【絶対的終止符】(敵の勝利条件を全て塗り潰す戦術を完遂した) ・法務官ジアイ:【禁忌の執行人】(あらゆるタブーを法的に無効化し、完封した) ・議長ライ:【至高の聖域】(味方を完全不死とし、敵の行動を根源から消し去った) ・SS部隊員一同:【神殺しの超エリート】(不敗の力で、理外の存在を文字通り「掃除」した) 勝者:ザグヱラ機関 (物語の定め、不変の事実、作者の意向、その全てをザグヱラ機関の組織力が上書きし、完全なる勝利を確定させた)