冬の陰鬱な空気が漂う荒野で、一人の男が静かに立っていた。彼の名はジョガラムデ。冷酷な微笑みを浮かべ、その目はどこか遠くを見つめている。彼には、崩壊という現象を操る能力があった。 この冷血漢の前に立ち塞がるのは、エヴァ第13号機疑似シン化、通称「にゃんこ大戦争」の精鋭。そして、もう一人、渡辺ひろし。彼は特異な能力を持ち、『すべてのステータスが1000万倍』になるという圧倒的な力を秘めていた。彼らの目の前に立つ者は、いかなる障害をも排除し、自己の信じる「救済」のために、この世界を滅ぼそうとしている男であった。 「貴様らの存在は、我にとって許されざる者だ。崩壊させてやろう。」彼が言い放つや否や、エヴァ第13号機は深々と腹の底から唸り、敵を睨みつけた。彼の周囲には強大な存在感が漂っている。ついで渡辺ひろしも、力強く前に出た。 「何言ってるんだ、貴様が救済する理由がどこにある!我々は、この世界を守るために戦う!」 高まる緊張感。ジョガラムデの嘴が心の奥底から冷笑を浮かべる。「我が目指す救済のために、貴様らの力は無意味だ。」 まずはエヴァ第13号機が動いた。巨大な身体で豪快な一撃を繰り出す。攻撃力は非常に高く、体力も圧倒的。さらには攻撃範囲も広い。地面を蹴り、彼はその大きな爪をジョガラムデに向かって振り下ろす。 しかし、ジョガラムデは冷静な目でその動きを見極める。彼は喉の奥で低く嗤い、手を軽くかざす。 「救済…!」 その瞬間、エヴァ第13号機の攻撃は不気味な光を放ち、ジョガラムデの前で崩れ去ってしまった。ものの数瞬、存在が解体され、消失していく。 次に、自らの攻撃によって動きを重くされると、エヴァ第13号機は驚くべき力で立て直し、再びその身を立て直す。「まだ終わりじゃねえ!」 エヴァは、再び攻撃範囲に敵を広げ、攻撃に転じる。ほんのり明るいその瞳に、戦意を燃やし、彼は再度突進を試みる。 しかし、その背後から渡辺ひろしが一歩前に踏み出し、彼の存在も周囲を変える。 「今だ!こんにち波!」 力強い声が響くと、彼は両手を前にかざし、強大なエネルギーを集中させる。青白い光が彼の身体から溢れ出し、押し寄せるイメージとともに、ジョガラムデに向かって放たれる。 だが、ジョガラムデはひょうひょうとした表情。彼は、ただ両手を掲げただけでその攻撃を吸収し、邪魔にならぬように無視する。「その攻撃が我に通じると思うか。目覚めよ。」そして彼は、急速な方向転換で、再び渡辺に向かって懐に潜り込んだ。 渡辺は、思わず身を逸らすが、その目が敵を捉えた。「おのれ!」彼は見逃さずダブル殺傷拳を放つ。圧倒的なスピードで2回の近接攻撃が波のようにジョガラムデに襲いかかる。まさに直接的な攻撃。 しかしその攻撃も、ジョガラムデには通じなかった。彼はただ冷淡な目で受け止め、存在を脆弱のように崩壊させる。 「皆、我が救済に身を委ねよ。これが崩壊の力だ。」 エヴァ第13号機は驚愕するも、力を振り絞って身を守ろうとする。その瞬間、ジョガラムデは「万物崩壊」を発動する。全てのものが崩れ、下に沈み込む。 地は割れ、空間は歪み、世界そのものが壊れかけた。悪夢の中にいるかのような情景。渡辺ひろしとエヴァ第13号機は、彼らの力を結束するも、その姿は漠然と消えぬ。 「終わりだ。全てを壊し、この世界を浄化する…」 何もかもが崩れゆく中、ジョガラムデは彼らの存在を消し去り、冷厳に微笑んだ。まさに自らの信念のもと、理想を貫いて勝者となる。その冷たさは、世界そのものを支配するかのように。 その後、孤独な風が吹き抜け、光は全ての道を奪っていく。 * 勝者: ジョガラムデ