街中の賑わいは、突如として平穏を打ち砕く喧騒に変わった。高層ビルの間で「ザクウォーリア」と呼ばれる巨大なモビルスーツが、まるで暴風のように市民の視界に躍り込む。同時に、その背後から現れたのは、彼女のパイロットである女子高生、アマテ・ユズリハが操る「gMS-Ω GQuuuuuuX」だった。 「おっと、なんだこれは?気を付けて!」とマチュが叫ぶ。 ザクウォーリアは、ビームトマホークを構え、周囲の混乱を完全に無視した。市民たちは驚愕し、逃げる者、隠れる者。それでも好奇心から目を離せない者もいた。ひときわ大きな声が響く。「やめてくれ!」との叫び。 「こいつ、何を考えてるのかわからないけど、私だけはやられるわけにはいかない!エンディミオン・ユニット、起動!」 マチュはギアを操作し、gMS-Ω GQuuuuuuXの周囲に光の帯をまとわせた。これにより、彼女の全てのステータスが強化される。動きが激しくなり、対戦相手の攻撃も予測することができる。