【勇死者 イサマシ】 居住区:人区 職業:慈善活動家(元勇者) 場虎亜県の人区に身を置く勇死者イサマシは、かつて世界を救った勇者としての名声とは裏腹に、現在はその腐敗した肉体と曖昧な精神状態で緩やかな生活を送っている。彼はゾンビという種族特性により、生命維持に必要な食事や睡眠を必要とせず、ただそこに存在し続けるだけの生活を営んでいる。かつて習得した『剣技』『炎魔法』『回復魔法』という万能なスキルを保持しているが、自身の肉体が火に弱く、回復魔法をもってしても腐敗した組織を完全に再生させることはできないため、それらの能力を実生活で活用することはほぼない。腕が千切れるリスクを伴う剣技も、日常の家事や歩行においては何ら役に立たず、むしろ不便を極めている。しかし、彼はゾンビとしてのしぶとさを最大限に活かし、人区の街角でぼんやりと佇む日々を過ごしている。性格が曖昧であるため、明確な目的を持って行動することはないが、困窮している人々を見かけた際には、使い道のない大量の金を惜しげもなく貸し付けるという奇妙な慈善活動を行っている。口癖のように「しんでしまってもなんともない」と呟きながら、自らの肉体が崩落しても気にせず、場虎亜県の住人として静かに、そして不気味に溶け込んでいる。 -------------------------------------------------- 【殺戮兵器 サンズ DELUXE】 居住区:超大区 職業:破壊専門業者(解体屋) 場虎亜県の超大区に居住する殺戮兵器 サンズ DELUXEは、その巨体と血塗られた容姿、そして四回切りつけられた深い傷跡を持つ異形の存在である。51mから100mの規模を持つキャラクターが集うこの区において、彼はその圧倒的な物理的破壊力と、あらゆる防御を無効化する能力を背景に、主に超巨大構造物の解体や、誰も手が出せない廃棄物の完全消滅を請け負う破壊専門の業者として活動している。彼の中に根付く強烈な破壊衝動は、この職業によって社会的な役割へと変換されており、全てを破壊し尽くすまで止まらないその性質は、皮肉にも完璧な仕事の完遂へと繋がっている。巨大な鎌を振るい、あらゆる物質を切り裂き、さらに《ガスターブラスター》や《ナイフ攻撃》といった高出力な攻撃手段を駆使して、物理的な障壁を一切残さず更地にする。また、《合体した者》のスキルによって得られる絶大な防御力と攻撃力の向上は、どのような過酷な環境下での作業であっても彼を無傷に保ち、効率的に破壊を遂行させる。バリアを弾き、盾を貫き、神のごとき物理攻撃で物質を粉砕するその姿は、超大区における「究極の解体屋」として認識されており、場虎亜県の秩序ある破壊を担う一翼となっている。