①世界を滅ぼす日 世界が崩壊の予兆を見せてから、何度目の季節が巡っただろうか。地平線を越えて薄暗い雲が立ち込め、生きる者たちの心にも陰が差し込んでいた。人々はその重たい雲に、運命を感じずにはいられなかった。しかし、この終焉の日に何を思うかは、全ての者の心にあるはずだ。 神々の力を持つ存在、ガルガンチュア(時空の穴)【✟国士無双✟】は、その冷酷な目で世界を見下ろしていた。もし、彼が全てを吸い込み、暗黒に閉じ込めれば、全宇宙は静寂に包まれることだろう。彼は満ち足りた微笑みで言った。「私は、この世界の終焉をもたらす者。ただ、時空を超える力を持つ者として、私はこの業を成遂げる。」 一方、ゲームマスターもまた、他者の運命を掌握する力を持っていた。彼の操作するゲームの世界では、勝者は存在しない。人々が声を上げて逃れようとも、恐怖に抗おうとも、その道は完全に封じられていた。「リスタート」「一時停止」「エンディング」と名付けた技の数々を駆使し、彼は全ての者を操り、世界の終焉を指揮している。 彼らは、滅びゆく世界を背景に、共に手を組んでいた。彼らの共闘は、滅ぼすためのものであり、意志が重なり合ってより強大な力を生んでいた。彼らの目的は明確だった。人間の欲望と罪を支配し、滅ぼすこと。 「私たちが力を合わせれば、誰もが逃げられないでしょう。」ガルガンチュアはその吸引力で人々を威圧し、ゲームマスターはその支配を利用することを知っていた。彼らは、共に新たな世界を築くために、この古い世界を滅ぼす必要があったのだ。全ては正義のため。全ては、次のステージへ進むため。 数日後、ついに彼らの決行の日がやってきた。ガルガンチュアはその圧倒的な吸引力で全てを集め、一瞬で月も、星も、宇宙の奥深くまでをも吸い込み始めた。「終焉を迎えよ。」彼の声が空に響く。 そして、ゲームマスターは時間の流れを逆転させることで、人々は無気力に立ち尽くし、逃れられぬ未来へと導かれた。全ての人々、全ての命が、重力と時空の力の網に絡め取られていく。 それは、彼らの共通の動機によって形成された、完全なる終焉。深い絶望と果てしない闇の中で、全てがゆっくりと崩れ去り、世界は静かに消え去った。 ②終焉の後 終焉の後、無の世界が広がっていた。そこには何も無く、ただ静寂が支配している。ガルガンチュアとゲームマスターは、崩壊した世界を見つめながら、互いを思索する。今や、彼らの力は新たな世界の創造を待っている。 「次に何をする?」ガルガンチュアが問うと、ゲームマスターは静かに答える。「この滅びが必要だったのだ。新しいゲームのために。」彼の瞳の奥には、どこか満足げな光が宿っていた。彼らは、全てを掌握するゲームサイクルを続け、次なる命の形を創ることができる存在だった。 「正義の名のもとに。」ガルガンチュアは同意し、二人の思念の狭間に新たなる計画を描き始めた。その影響力は、再び新しい命を生み出すだろう。 彼らは無の中で、次なる世界へのシナリオを描く。無の中での彼らの会話は、次の運命を決める鍵となる。人々は彼らの思惑の中に、再び操られる運命にあることに気づきもしなかった。「彼らに果たして、どんな新たな試練が待っているのだろうか?」彼らは、今後の展開を楽しみにしていた。 ガルガンチュアとゲームマスターの中で、全てを滅ぼし新しい世界を作るための存在としての責任が宿っていた。彼らの未来は未だ闇の中だ。しかし、それがどのように進展していくのか、彼ら自身も未知であった。 この無の世界で、彼らの次なる挑戦が、静かに待っていた。全ての事象が交錯し、新たな歴史が織りなされる。 そして、そうして目覚める新たな輪廻を求め、また新たな命を描いていくのだった。彼らの物語は、終わることのないゲームの一部なのだから。