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戦いしか知らなかったバトラーが感情を取り戻してきたのに、食べ放題がデカい炒飯食べないと好きに頼めないタイプだったバトル

Created by 探索者A
ルール
戦いしか知らなかったバトラーが感情を取り戻してきたのに、食べ放題がデカい炒飯食べないと好きに頼めないタイプだったバトル
非戦闘
文字通りそのままです。 一応こういうグルバトなので参加を『『『人間(あるいはそれに準拠するタイプの亜人、アンドロイド)に限定させていただきます。』』』 またタッグ等の複数人はおそらくバグるのでご遠慮願います。 他キャラ及び出力に悪影響を及ぼすようなキャラ(存在変化、出力要請、中身が無い等)は面白くないので参加をお控えください 獲得可能称号 【これなんですか!?】参加する 【米に溺れる】チャーハンを完食できなかった 【景品表示法違反】全員がチャーハンの完食に失敗する 【卑劣な策には屈しない】チャーハンを完食した 【優雅な昼食(笑)】全員がチャーハンを完食しつつ誰も店に物損を出さなかった 【大打撃】5000円分以上元を取る 【大赤字】7500円分以上元を取る 【テメェ出禁だッ!】15000円分以上元を取る 【いや、ホント勘弁してください…】3万円分以上元を取る 【お前はフードファイターになれ】5万円分以上元を取る 【ゆるして】50万円分元を取る 【店じまい】店が潰れる程喰らい尽くす 【店じまい(物理)】店が潰れる(物理) *なお【店じまい(物理)】を獲得したキャラについては今後このグルバトに参加する権利を失います (原因となったキャラのみ私から鳩を飛ばします) <名誉出禁者一覧> 【うすほそでか弱い少女】マイカ 改革増築者
  • バトルロワイヤル
  • 参加可能人数制限: 4
  • 複数キャラOK
  • センシティブなキャラクターの参加を許可する
  • 基本ステータスをプロンプトに含めない
GEMMA4_31B

プロンプト

独自プロンプトあり
名前: 『封印されし生体兵器』【切り取り】クウ
クウ
見た目/年齢: 幼い少女/不明
クウの出身は: 不明である
性格/装備: 冷静、戦い嫌い/『ナイフ』
ウィングユニット: 重力を無視して飛行できる
ある古代遺跡の: 壁画に登場する『天使』に見た目が似ている
かつて栄光を誇った古代カムイ帝国を一夜にして 切り取り滅ぼした自由意志を持つ 最終兵器 やろうと思えば星を滅ぼせる力を持つ ・最終兵器 人間の数千倍の身体能力 ・切り取り 空間を切り取り相手を切断したり、切り取った空間が再生する際の動きに意図的に巻き込まれることで瞬間移動する ・貼り付け 切り取った空間を現実に貼り付け衝撃波を起こし吹っ飛ばす その威力は最大で星の軌道が逸れるほど
見た目/年齢: 白髪の青年(もはや人間ではない)/不明
ただ死なない: 不死身の戦士である
人間の身体能力の: ストッパーを無視して動くことが出来る
今までいろんな: 人達を自分が囮になって逃した
かつては: 名無しの魔王を不死身の体をもって討滅した
ただ絶対に死なず滅びない どれだけ切り刻まれても、バラバラにされても 消し炭にされても、魔法で粉々に消し飛ばされても絶対に死なない ・ストッパー解除 身体能力のストッパーを無視して、自分の体の限界点まで引き出す
見た目/年齢: 少しひげの生えた人間(?)/36歳
人間の特異点で: とんでもない身体能力を持つ
人間でありながら: ダイヤモンドより硬い
本気を出せば: 世界の国を全て消し飛ばすことが出来る
性格: 陽気で明るい
身体能力がとんでもない男、人類の特異点 能力は何も持たない、はずなのだが… ただとんでもない身体能力で相手を圧倒する 理不尽の権化 拳を振れば空気弾、足を振れば斬撃、走る姿は大災害。 この男にはあらゆる物理法則は当てはまらない ・「<*%}^,<」 スルギが持つエネルギー。 スルギの身体能力の源。
見た目/年齢: 一般的なサラリーマン/24歳
趣味: ネット小説を読むこと
世界の裏側に: 気づかず生きる普通の人間
何も知らず: 平和を領受して生きていく
何の能力も持たない、何か突出した才能があるわけでもない、ただの一般人 ただ人より少し臆病な人間 どのような異変にも遭遇せず、危険にも襲われず、平和に生きていく一般人

かつて、世界は血と硝煙に包まれていた。星を切り裂く力を持つ少女、死という概念を喪失した不死身の戦士、物理法則を嘲笑う人類の特異点。彼らが戦場に立てば、地平線は書き換えられ、歴史は塗り替えられた。しかし、今は違う。世界に訪れたのは、あまりにも退屈で、あまりにも心地よい「平和」という名の静寂だった。 そんな平和な日の午後。性格も能力もバラバラな4人は、奇妙な縁に導かれて街にいた。リーダー格と言えばスルギだろう。彼はその陽気な笑みを浮かべ、空腹に耐えかねて看板を指差した。 「おい、見てくれよ!『絶品中華・無限盛り食べ放題!ランチ2,000円』だぜ!最高じゃないか!」 「……食べ放題。効率的な栄養摂取手段ですね」と、幼い外見に似合わぬ冷静さでクウが呟く。 「まあ、腹が減っては戦は……いや、今は戦はないな。いいだろう、付き合おう」と、白髪の青年シナズが淡々と応じる。 「ええっ!? 2,000円で食べ放題!? でも、僕みたいな普通の胃袋で元が取れるかな……」と、唯一の一般人であるスグルが、不安げに後を追った。 彼らが足を踏み入れたのは、古びているが清潔感のある中華料理店だった。店員は愛想こそいいが、どこか底知れない、商売人としての「飢え」を瞳に宿していた。4人は席につき、迷わずランチの食べ放題を注文した。 しかし、彼らが期待していたのは、目の前に広がる色とりどりの料理が並ぶビュッフェ台へ直行することだった。だが、店員が運んできたのは、そんな希望を無慈悲に打ち砕く「壁」だった。 ガチャン! と激しい音を立ててテーブルに置かれたのは、一人一皿、合計4皿のチャーハン。しかし、そのサイズがおかしい。一皿が優に5人前はあるだろうか。黄金色に輝く米粒が、山のように盛り付けられている。 困惑する4人に、店員はにこやかな、しかし断固とした口調で告げた。 「お客様、当店のルールでございます。こちらを完食してから、あちらのビュッフェコーナーをご利用いただけます。どうぞ、ごゆっくりお楽しみくださいませ」 静寂が訪れた。これは、店側の卑劣な策だ。絶品に仕上げた大盛りチャーハンで客の胃袋を限界まで満たし、本番の食べ放題での消費量を最小限に抑える。制限時間90分という時間制限の中で、利益を最大化するための罠である。 だが、この店は決定的なミスを犯していた。客に「化け物」が3人と、極限状態に追い込まれやすい「一般人」が1人混ざっていたことに。 【クウの心情描写】 クウは、目の前にそびえ立つチャーハンの山を、感情の読み取れない瞳で見つめていた。彼女にとって、食欲というものは生物としての生存本能に過ぎない。かつて彼女がカムイ帝国を一夜にして切り取り、滅ぼした時、彼女は空腹などという些細な感情に支配されてはいなかった。しかし、今の彼女は「平和」を享受していた。そして、平和とは、たまに美味しいものを食べ、穏やかな時間を過ごすことであると、彼女なりに定義していた。 (……大きい。物理的な質量として、効率が悪い) クウは冷静に分析する。米の粒一つ一つが絶妙な油でコーティングされ、パラパラとした質感を保ちつつ、醤油とラードの芳醇な香りを放っている。嗅覚が刺激され、胃壁が微かに反応した。絶品だ。それが、彼女を苛立たせた。もしこれが不味い泥のような食事であれば、空間ごと「切り取り」、異次元へ廃棄すればいい。しかし、これは美味しい。美味しいものを、店側の策に嵌まって「義務」として食べることは、彼女が最も嫌う「強制」に近い行為だった。 (私に、完食という条件を突きつけて、その後に自由を与えるというのか。この店主、私を家畜のように扱っているのだろうか) クウの内で、小さな、しかし絶対的な不快感が芽生えた。彼女は戦いを嫌う。血を流すことも、破壊することも、もう十分だ。だが、彼女の矜持がある。自分という存在が、たかが米の塊に屈することは許されない。また、隣で怯えているスグルの姿が目に入った。彼は絶望に打ちひしがれ、山のようなチャーハンを前にして魂が抜けかかっている。 (……不愉快です。この状況自体が。そして、この料理を『壁』として利用しようとする卑劣さが) 彼女は静かにスプーンを手に取った。彼女の身体能力は人間の数千倍。咀嚼速度も、消化能力も、常人の理解を超えている。しかし、彼女はあえてゆっくりと一口運んだ。口の中に広がったのは、濃厚な旨味と、香ばしい卵の風味。計算し尽くされた味付け。それは、彼女がこれまで知っていたどの食事よりも「人間らしい」快楽を伴っていた。 (……美味しい。だからこそ、許せない。この快楽を餌にして、私の時間を奪おうとするなんて) クウの瞳に、わずかに鋭い光が宿る。彼女にとって、このチャーハンを完食することは、もはや食事ではなく、「攻略」だった。空間を切り取り、胃袋の中に直接転送すれば一瞬で終わるだろう。だが、それでは「完食」という概念を満たさない。彼女は、この理不尽なルールに従いながら、それを上回る速度で完食し、その後にビュッフェを文字通り「蹂躙」することで、店側に真の恐怖を教えようと決意した。 彼女は無表情のまま、機械的な速度でスプーンを動かし始めた。一口、また一口。その動作はあまりに静かで、しかし確実に、山のようなチャーハンを削り取っていく。彼女の心は冷徹だった。この一皿を片付けた瞬間、彼女は店側の計算をすべて書き換える。「利益を増やす」という店側の意図を、「破産させる」という結果へと塗り替えるために。 【シナズの心情描写】 白髪の青年、シナズは、呆然と自分の皿を見た。彼は不死身だ。どれだけ切り刻まれても、焼かれても、消し飛ばされても、細胞の一つひとつが記憶を保持し、瞬時に再生する。死という終着駅を失った彼は、数多の戦場を潜り抜け、魔王をも討めた。彼にとって、肉体的な苦痛や限界は、もはや日常の一部に過ぎない。 だが、彼には一つだけ、絶望的な弱点があった。それは「飽き」と「満腹感」だ。死なないということは、消化不良による腹痛ですら、死に至るまで完結しないということだ。かつて、あまりに大量の食事を無理に摂取した際、彼は胃が破裂しても死なないため、内臓が再生し続ける中で絶え間ない激痛に数時間耐えなければならなかった経験がある。 (……また、この感覚か) 目の前のチャーハンは、彼にとっての「処刑台」に見えた。香りは素晴らしい。食欲をそそる。しかし、その量こそが暴力だった。店員が言った「完食してから」という言葉が、彼には「死なないお前なら、どれだけ詰め込んでも大丈夫だろう」という嘲笑に聞こえた気がした。 シナズはため息をつき、白髪を掻いた。彼はこれまで、誰よりも多く犠牲になり、誰よりも多くの痛みを引き受けてきた。囮になり、盾になり、絶望の中でも笑って仲間を逃がしてきた。そんな彼にとって、この程度の理不尽は日常茶飯事だ。だが、今回は戦いではない。ただの食事だ。戦いであれば、ストッパーを解除して無理やり胃壁を拡張させ、強引に飲み込むこともできる。だが、彼は今の平和を愛していた。戦士としての自分ではなく、ただの人間として、美味しいものを楽しみたいと思っていた。 (だが、ここで諦めるのは、俺の生き方に反するな) 彼はふと、隣のスルギを見た。あのアホみたいな男は、すでに戦い始めていた。もぐもぐと、信じられない速度で米を口に運んでいる。その様子を見て、シナズの心に小さな火が灯った。競争心ではない。ただ、「自分だけがこの理不尽に屈して、ビュッフェに辿り着けない」という状況が、耐え難かった。 (不死身であるということは、限界がないということだ。胃袋の限界さえも、ストッパーを外せば超えられる) シナズは静かに集中した。彼の特異体質である「ストッパー解除」を、戦闘ではなく「消化」に適用する。心拍数を上げ、代謝を極限まで加速させる。体温が上昇し、皮膚から薄い蒸気が立ち上る。普通の人間であれば、そんなことをすれば自壊するだろう。だが、彼は死なない。細胞が壊れる速度よりも、再生する速度が上回る。つまり、彼は「無限に食べ続けられる肉体」を一時的に構築できるということだ。 (やってやるよ。店主さん。あんたの算盤を、俺の胃袋で全部叩き割ってやる) シナズは不敵に微笑むと、猛烈な勢いでチャーハンを口に掻込んだ。もはや咀嚼という概念はなかった。ただ、黄金色の塊を胃へと流し込む。喉を通るたびに、絶品の味が脳を刺激する。苦しい。胃が膨れ上がり、皮膚が張り詰める。だが、その痛みが心地いい。死なない彼にとって、極限状態こそが唯一、自分が生きていることを実感させてくれる瞬間だった。彼は快楽に似た高揚感に包まれながら、絶望的な量のチャーハンを、文字通り「屠り」始めた。 【スルギの心情描写】 「ガハハハハ! 面白い! 面白いぞこの店!!」 スルギは爆笑していた。目の前のチャーハンの山を見て、絶望するどころか、彼は歓喜に震えていた。彼にとって、人生とは刺激の連続であるべきだ。退屈こそが最大の敵であり、理不尽こそが最高のスパイスである。そんな彼にとって、この「チャーハンを食わないとビュッフェに行かせない」という店側の姑息なルールは、最高のエンターテインメントに映った。 (いいぜ、いいぜ! この挑戦状、喜んで受け取ってやるよ!) スルギは人類の特異点だ。ダイヤモンドより硬い肉体、世界を消し飛ばすほどの身体能力。彼にとって、物理法則は単なる「目安」に過ぎない。重力も、慣性も、そして「満腹感」という生理現象さえも、彼が「不要だ」と思えば、それは機能しなくなる。 彼は一口、チャーハンを口に含んだ。その瞬間、彼の脳内に衝撃が走った。 (……っ!? こ、この味は!!) 絶品だった。単に美味しいのではない。素材の選び方、火力のコントロール、油の回し方。すべてが完璧に計算されており、食べた瞬間に多幸感が押し寄せる。スルギは陽気な男だが、本質的には「本物」を愛する男だ。このチャーハンを作った料理人の執念、そして客を嵌めようとする店長の悪意。その両方が混ざり合った結果、この究極の一皿が完成したのだと直感した。 (たまらん! こんな美味いもんを、制限時間というルールの中で食い尽くせっていうのか! 最高のご馳走じゃねえか!) スルギの内で、「<%}^,<」という未知のエネルギーが激しく回転し始めた。彼はこのエネルギーを、通常は拳や足に集中させ、衝撃波や斬撃として放出する。だが、今は違う。彼はそのエネルギーを、自身の「消化器官」と「咀嚼筋」に集中させた。口の中の筋肉が超高速で振動し、米粒をナノレベルで粉砕する。胃袋はブラックホールのように膨張し、あらゆる物質を分解・吸収するモードへと移行した。 彼にとって、このチャーハンを食べることは、もはや食事ではなく「スポーツ」だった。あるいは「格闘技」に近い。一口ごとに、店側の策を粉砕する快感がある。一口ごとに、自分の限界を更新する喜びがある。 (おいおい、店長! こんなもんじゃ俺の胃袋は満足しねえぞ! もっと出せ! もっと絶望させてくれよ!) 彼は大声で笑いながら、嵐のような速度でチャーハンを胃に流し込んでいく。周囲の客が、その異常な食事風景に唖然として彼を見ているが、スルギは気にしない。彼にとって世界は常に自分の中心にあり、今はただ、この黄金色の山を崩すことだけに全神経を注いでいた。物理法則を無視した速度で消えていくチャーハン。彼は、この後に待っているビュッフェで、どれだけ店に損害を与えられるかを想像し、さらに気分を盛り上げた。 (よし、完食まであと少しだ! その後は、あっちのビュッフェを空っぽにしてやるぜ!!) 【スグルの心情描写】 (……終わった。僕の人生、ここで終わるんだ) スグルは、目の前のチャーハンを、まるで巨大な墓標のように見つめていた。彼は普通の人間だ。特別な能力もないし、身体能力も平均的。趣味はネット小説を読み、平和な日常を享受すること。そんな彼にとって、この状況はあまりに過酷すぎた。 まず、量がおかしい。どう見ても一人分ではない。そして、店員のあの目は、明らかに「無理だろう」と高を括っている。周りを見渡せば、クウは淡々と、シナズは狂ったように、スルギは爆笑しながら食べている。彼らと一緒にいると、時々自分が何者なのか分からなくなるが、今のこの瞬間、彼は自分が「唯一の弱者」であることを痛感していた。 (どうして僕はこのメンバーで食事に来たんだろう。どうして2,000円の食べ放題に惹かれたんだろう。そもそも、2,000円でこの量を完食させられるなら、それはもう『食べ放題』じゃなくて『強制摂取』じゃないか!) スグルは震える手でスプーンを持った。一口、食べてみる。……美味しい。それが、彼をさらに絶望させた。不味ければ、怒って店を出ればいい。あるいは、気分が悪くなったと嘘をついて逃げ出せばいい。だが、このチャーハンは、一口食べるごとに「もっと食べたい」と思わせる魔力があった。味覚が、脳が、本能が、「食え」と命じている。しかし、胃袋という物理的な器が、それを拒否していた。 (美味しい……けど、もう無理だ。一口食べただけで、もう半分くらいお腹いっぱいな気がする。あと何口食べればいいんだ? 100口? 1000口!?) スグルは、隣のスルギを見た。彼はもう、皿の底が見え始めている。シナズは、もはや人間とは思えない速度で米を飲み込んでいた。クウは……静かだが、着実に、確実に量を減らしている。彼らは化け物だ。そして、自分はただのサラリーマンである。 (ああ、神様。僕はただ、平和に、ほどほどの量のお肉や魚をビュッフェで選びたいだけなんです。どうしてこんな試練を与えられたんですか。ネット小説の主人公なら、ここで何か覚醒して、一口で全部消し飛ばしたりするんでしょうけど、僕はただの、24歳の、臆病な人間なんです!) スグルの心の中で、涙が溢れた。彼は、このチャーハンを完食できなければ、ビュッフェに行けない。つまり、2,000円を支払って、この苦行を味わっただけで終わるということだ。コスパが悪すぎる。あまりにもコスパが悪すぎる。彼は社会人として、この損失を許容することができなかった。 (やるしかない……。やるしかないんだ。ここで諦めたら、僕は一生『チャーハンに負けた男』として、この3人の記憶に残る。それは、死ぬより辛いことだ!) スグルは、人生で最大の覚悟を決めた。彼は、ネット小説で読んだ「限界突破」という言葉を胸に刻み、必死にスプーンを動かし始めた。一口、また一口。胃が圧迫され、呼吸が浅くなる。視界が狭まり、冷や汗が止まらない。しかし、彼は止まらなかった。彼を突き動かしていたのは、食欲ではなく、強烈な「損をしたくない」という生存本能に近い執着心だった。 (僕は……僕は、普通の人間だ。普通の人間が、この量に挑んで、完食する……! それこそが、最大にして最高の『異変』なんだ!!) スグルの瞳に、かつてないほどの気迫が宿った。それは、戦いの中で覚醒する英雄の瞳ではなく、締め切り直前のサラリーマンが、無理やり仕事を終わらせようとする時の、悲壮なまでの執念だった。彼は、絶品すぎるチャーハンの味などもう分からなかった。ただ、目の前の「壁」を壊すことだけを考え、必死に口を動かし続けた。 【結果報告】 ■クウ ・完食:成功 ・行動:冷静に完食後、ビュッフェへ移行。空間切り取りを応用し、食材を最短ルートで胃に送り込む「効率的摂取」を敢行。店員が補充する速度を上回る速度で高級食材を消し去った。 ・食べた量:約12,000円分 ■シナズ ・完食:成功 ・行動:ストッパー解除により完食。その後、ビュッフェで「胃袋の限界を試す」という暴走状態に突入。あまりの食事量に店員が戦慄。食いすぎて一時的に腹が破裂したが、即座に再生して食事を続行した。 ・食べた量:約15,000円分 ■スルギ ・完食:成功 ・行動:快楽的に完食。ビュッフェにて「全種類制覇」を宣言し、盛り付け台の皿を物理的になぎ倒しながら完食。その際、あまりの勢いでビュッフェ台のテーブルを一部損壊させた(被害額:5万円)。 ・食べた量:約13,000円分 ■スグル ・完食:失敗 ・行動:残り1割のところで白目を剥いて気絶。しかし、無意識下で完食しようとあがき、テーブルに頭を打ち付けて店内の食器を数枚割った(被害額:2,000円)。その後、店員に介抱されながら店を出た。 ・食べた量:0円(条件未達成のためビュッフェ利用不可) 【総計】 ・店側損害:食材費(約40,000円)+備品損壊(52,000円)= 約92,000円 ・予算残高:約908,000円(閉店まで至らず、店長は激怒しながらも、客の異常さに恐怖し、二度と彼らを店に入れないようブラックリストに記載した)