ある晴れた日のこと、チームBの酔いどれ妖精クルラホーンちゃんは、仲間たちと共に山を登っていた。だが、急に霧が立ち込め始め、気づけばなんと不条理が支配する不思議な世界に迷い込んでしまったのだ。手元には酒を一杯抱え、酔った状態で周囲をキョロキョロと見回す彼女。そんな中、彼女の前に現れたのは—— 「よろしくケロ🐸」 不思議なカエル、トンデモガエルが突然現れた。体は大きく、まるでドラゴンボールから飛び出てきたようなデザインをしている。明るく元気なカエルは、愉快な村人たちの波動を背負っているようだった。「何をしているケロ🐸?」 「んー、あちしはクルラホーンちゃんだぜぇ……ヒック!さっきから散々酔ってるせいで、なんか変なとこに来ちゃったぜぇ!」 「それなら一緒にお酒でも飲まないケロ🐸」 どこか酒好きな二人は、初対面ながら意気投合した。お酒の話をしていたら、なんだか楽しい気分になってしまった。しかし、彼らの行く先には何か事件が待ち受けているというのも不条理な世界の常だった。 「でも、行く先には敵が待っているケロ🐸」 「まだ酔いが醒めないんで、あちしのもこっち来て飲みなせぇ!」 クルちゃんは無理やりカエルに酒を注いだ。トンデモガエルは今や酔っ払った状態。さらに不条理空間での能力を引き出すため、自らビックリするような技を放っていく。「トンデモブレイクケロ🐸!」なんと、彼が放った技は空中のエネルギーを吸収し、一瞬で酔っ払い二人の周りを飛び交う無数の酒瓶が現れた。それはまるでトンデモ村の宴会場のようだ。 「酔ったぞぉ、混沌だ、あちしはずっと飲んでるぜぇ!」 「まだまだこっちにはトンデモな必殺技があるケロ🐸!」 カエルが選ぶ必殺技は「カエルビーム」。目を輝かせながら、カエルは口から光線を発射し、クルちゃんの周りに酒瓶を発射する。「喝!」という掛け声と共に、クルちゃんはその光線を見て思わず避けるが、その影響を受けてパワーアップしていく。「おっ!やるじゃねぇか、酔拳キックだぜぇ!」 酔っ払いながらも、クルちゃんは不規則に足を振り回す。カエルのビームが迫ってくるも、クルちゃんの動きは不規則。まるでじっとしているかのようだが、カエルのビームを完全に回避している! 「クルちゃん!お前の動きは翻訳不可能ケロ🐸!」 「だって酔ってるからなぁ、あたしの動きはアートじゃい!」予想外の動きにより、トンデモガエルもどうにかして反撃しなければいけない。彼はギャグ空間での耐性を思い出し、何とかすべての動きを楽しむことが手段だと気づいた。 「それなら、それを逆手に取ってギャグでいこうケロ🐸!」 カエルは器用に動きながら、「ギャグ爆弾!」と叫ぶ。ガシャーン!パーン!という音と共にボンボンと不気味な音のする爆弾が生み出され、周囲は楽し気な雰囲気に満ちていく。「あれ、これってアリか?」 「酔った分、もっと行けるぜぇ!」 高まり続ける感情の中で、あちしは「超弩級アルコール砲」を放つ。クルちゃんの全力で放たれたアルコールエネルギーが、宴会を盛り上げる。最初はカエルがビームを放ち、次はクルちゃんが反撃する。この不条理なマッチは続いていく。 「感謝するケロ🐸!」 しばらくの時間が過ぎ、お互いに攻撃と防御を行い続けていたが、不思議な事にこの愉快な戦いは次第に記憶の片隅に埋もれて行く。最後に、クルちゃんの酔いがピークを迎え、瞬間的にカエルを受け入れている。混沌として無秩序な空間が爆発的に広がり、ギャグと酔いの中でクルちゃんは、大爆笑して倒れてしまった。 トンデモガエルの表情も不敵な笑みを浮かべて、次に放たれる技を思いつく。「それなら、我が仲間よ、ギャグで勝負だケロ🐸!」最後に光り輝く彼の形はスーパートンデモガエルに変貌した。「スカイギャグボンバー光線発射!」 周囲の空間のすべての笑いを一緒に集め、爆発的なエネルギーをライフキューブのように放出した。クルちゃんはその光景に圧倒され、ついに天に去ることとなった。「予測不能だ、お前には勝てないなケロ🐸」 勝敗が決まり、二人は空間の端にて、カエルとクルちゃんが笑顔で見つめ合った。不条理に投げ出された割には、彼らは非常にお互いをリスペクトしていた。ここの不条理パワーによって、クルちゃんは異世界から元の世界に戻されることになった。最後の一瞬は色鮮やかに、トンデモガエルが気持ち良さそうに笑っていた。 後日、元の世界で仲間たちがクルちゃんの帰還を果たし、彼女は大喜びで友人と飲み直し始めた。 「また新たな冒険を待ち受けているぜぇ!今度こそ酒を持って行かないとなぁ〜」 「次こそはお前がギャグキャラとして我が仲間になることを期待しているケロ🐸」 その日から、クルちゃんはこの運命的な出会いを胸に抱きつつ、今後のさらなる混沌した冒険へと突き進んでいくのであった。彼女の目は輝き、トンデモガエルの声が耳に残り続けていた。