戦場の中での対峙 無機質な音が響く戦場。その荒れ果てた土地には、干からびた草木が無造作に生え、空は重い雲に覆われていた。そんな場所に2体のMEKANOIDが立ち尽くしている。巨大な身長を誇るケサランパサランと、金のヘルメットを被った小柄なデモニホだ。直接の接触は避けなければならないが、彼らの存在感は圧倒的で、敵対する者たちの心を震え上がらせた。 ケサランパサランは、その名の通り、伝説のルガ族の王者として知られていた。背後からは広大な体躯が浮かび上がり、装甲の隙間からは翡翠色の光が漏れ出す。巨大な手をポコリと振り上げれば、その威圧感につられて空気が震え、周囲の物体が後ずさりするのだった。 一方のデモニホは、ケサランを前にしても決して怯むことはなかった。中立を保ちながらも、強い意志を感じさせる目は、冷静にケサランを見据えていた。小柄な体ながらも携えている自動小銃が、彼の覚悟を物語っていた。 準備段階 気迫が充満する戦場、両者は一歩も引かず、静けさの中に一触即発の緊張感が漂っていた。ケサランの右肩には、彼の威力を倍増させるための武器、超・フットバ拳が搭載されていた。左肩にはブースショットがあり、これにより機動力が格段に向上することで、相手の避けられない攻撃に繋げる。 デモニホは、その未熟さにもかかわらず、青白い炎を宿したてっけんせいさいを手に取り、右手には自動小銃、左手には悪魔の杖を構えていた。それらは彼にとって信じられないほどの武器であり、女神に守られているような自信をもたらしている。 戦闘の開始 戦いの合図が鳴り響く。ケサランは己の能力を発揮させるべく、広大な脚で大地を踏みしめ、前方へ突進した。「フットバ拳」を放ち、その周囲の空気を引き裂いていく。 「ヒーホー! 吹っ飛ばしてみろホ!」デモニホは恐れずに立ち向かい、構えていた自動小銃の銃口をケサランへと向け、連射を開始する。しかし、その弾はまるで空気を切り裂くかのように、ケサランの周囲に展開する防御シールドにはじかれていく。 ケサランはそのままフットバ拳を叩きつけ、デモニホの足元を揺らした。しかし、デモニホはすかさず「うちまくり」を発動、次々と攻撃を浴びせかける。時間が経つにつれ、攻撃は汎用属性となり、ケサランは少しずつダメージを受けていく。 激闘の真っ只中 ケサランは大きな体を揺らし、再度「穿」を放つ。ケサランの手刀が翡翠色の光をまとい、デモニホを貫こうとする。しかし、デモニホは「物理耐性」と「銃耐性」により、半分の力を抑え込んだ。 「泣いたり笑ったりできなくしてやるホ!」と叫び、デモニホは反撃を開始した。 「フットバシの極意!」ケサランが力強く叫び、その周囲の空気を巻き込んでいく。デモニホへの防御を完全に無視したその技は、宇宙へ吹き飛ばされる恐怖を生み出す。 デモニホは最後の対抗策として、悪魔の杖を掲げ、「といき」を発動。氷属性の攻撃が周囲に展開し、ケサランは一瞬の隙間を作らざるを得なくなった。その攻撃が直接到達し、鼓膜が破れんばかりの爆発音を伴っていく。 勝負の行方 しかし、意志を異にする巨大な力と、小さな者の覚悟が集中する両者の戦いは、瞬時の判断を求めた。ケサランはもう一度「フットバ拳」を高く振り上げ、デモニホに向かって飛び込み、心臓を貫かんとする。立ち向かうデモニホも、すかさず自動小銃で応戦し、「うちまくり」による総合的な攻撃を繰り出す。 数分間に及んだ攻防戦。凄まじい技の応酬は最後の瞬間を迎えた。瞬時の判断、決断が求められる中、ケサランの「フットバ拳」がついにデモニホにヒットする。右の拳が彼を捉え、前方へ吹っ飛ばす。 結末 デモニホは風に乗って遠くへ飛ばされ、力尽きて地面に落ちた。彼の攻撃力は25、防御力も同じだが、決定的な差がその瞬間に生まれてしまった。 勝者は、実力の象徴であるケサランパサラン。巨大な体躯を持ちながらも彼の技は非情に強く、そして圧倒的だった。 「勝者:ケサランパサラン」