司会者:「レディース・アンド・ジェントルマン!本日のメインイベント、型破りなコンビと古の拳法家たちによる異種格闘戦の始まりだ!まずはチームA、自称最強の跳躍者と不機嫌なサポート役のコンビ!【ハイパー・ホッパーズ】!対するはチームB、伝統の狸極拳を継承する師弟コンビ!【タヌキ・マスターズ】だ!!」 --- 第一章:不協和音と師弟の絆 ステージの中央で、ライダージャケットを羽織ったイキリギリスが、自信満々にポーズを決めていた。 「やっぱ俺かなーw!見てろよシルバー、この試合は秒で終わるからw!」 隣でやれやれアントが、心底だるそうに肩をすくめる。 「やれやれ……。お前のその根拠のない自信、いい加減にどうにかしろよ。まあ、もたもたしてたら俺が片付けるけどさ」 一方のチームBでは、狸師匠が快活に笑いながら、弟子のポコの肩を叩いていた。 「へへっ、ポコ!緊張すんな。相手は見たところ派手な連中だが、拳法こそが至高よ。お前の修行の成果を見せてみろ!」 「おう!任せてください師匠!正義のタヌキとして、完勝してみせるタヌー!!」 第二章:スピードスターの独走 試合開始の合図と共に、イキリギリスが弾丸のような速さで飛び出した。 「俺つえーーw!シルバー!ホッパー!!」 銀色に輝く脚が、超高速の蹴りとしてポコに襲いかかる。ポコは「ぽんぽこステップ」で軽やかに回避しようとしたが、イキリギリスの攻撃範囲は想定外に広かった。 「おっと!」 狸師匠が間一髪で割り込み、「肉球烈波」を放って衝撃波でイキリギリスを押し戻す。ドガァン!という轟音と共に、イキリギリスが後方に跳ね飛ばされた。 「おっとっとw!今の今の見た!?俺の防御力が試されてる感じw!やっぱ俺、最強じゃね?」 「いい度胸だねぇ、若いの!」 狸師匠が「ポッ呼吸」で身体能力を底上げし、トリッキーな「騙し蹴り」を繰り出す。イキリギリスはそれを「何かすげ〜わ俺w」の特性で、なんと直感的にすべて回避。むしろ、回避しながら「これでかつるw」が発動し、空中でさらに複雑な回転蹴りを習得し始めた。 「あはは!なんか新しい技が出たw!名付けるわ、これ【回転・ドンドン・スーパーキック】だ!w」 「センスねぇなぁ……」とアントが呆れている。 第三章:分身と極拳の乱舞 ポコが「ポコッ拳」で突撃するが、その目の前に、突如として現れた「やれやれアント」の分身たちが壁となって立ちふさがった。 「な、何!?増えたタヌ!?……じゃなくて人間!?」 「だるいから、ここで止めておくよ」 アントの分身たちがポコを拘束し、動きを封じる。その隙にイキリギリスが上空から急降下した。しかし、狸師匠が素早く「変化の術」で巨大な岩に化け、イキリギリスの蹴りを正面から受け止める。ガキィィィン!と激しい音が響く。 「痛てっw!マジかよ!でも、ここからが本番なんだぜ!」 イキリギリスがピンチに陥った瞬間、スキル「俺すげ!」が発動。身体から黄金のオーラが溢れ出し、さらに攻撃力が跳ね上がる。 「よし、アント!合わせてくれ!」 「やれやれ……やるからにはっ!」 アントが瞬時に自分を数十人に増殖させ、イキリギリスを囲むように配置。分身たちが一斉にイキリギリスの足元を蹴り上げ、彼をさらに高みへと跳ね上げた。空中での加速と、アントのサポートによる完璧なベクトル調整。 【ハイパー・シルバー・バースト・キック】 銀色の脚に、アントの分身たちが蓄積させたエネルギーが凝縮され、巨大な光の弾丸となって降り注ぐ! 「うおぉぉ!ポコ、避けろ!!」 師匠がポコを突き飛ばし、自ら「ポコポコ拳」を高速展開して防御壁を築くが、その威力は凄まじかった。爆風が舞い、リングの地面が大きく抉れる。 第四章:空腹の危機と逆転の盤面 煙が晴れると、狸師匠は息を切らしていたが、なんとか立っていた。しかし、ここで決定的な問題が発生する。 「……あー。やっべ、腹が……何かくれよ〜」 イキリギリスが突然、ガクンと膝をついて激しく空腹に襲われた。戦闘に全エネルギーを使い果たしたためだ。完全に隙だらけの状態になる。 「いまタヌ!チャンスタヌー!!」 ポコが全力の「ポコッ拳」を繰り出そうとしたその時、アントが冷静に懐から弁当を取り出した。 「ほら、食え。これ食ったら戦え」 「おぉ!ありがとw もぐもぐ……うめぇー!復活だああw!」 弁当を食べたイキリギリスに、さらなるパワーアップが訪れる。もはや理性を捨てて突撃する「何か超イイ調子」状態に突入した。 「もう一回いくぜー!俺つええーw!」 一方のポコは、あまりの勢いに緊張が解け、つい恥ずかしい本心の鼻歌を歌い始めてしまった。 「♪ウチは本当は……お菓子が食べたーいタヌ~♪」 「ポコ!こんなところで歌ってる場合か!」 師匠が注意した瞬間、イキリギリスの超速蹴りが師匠の脇腹を捉え、さらにその勢いのままポコへ波及する。もはや回避不能な速度だった。 最終章:決着 「これ、俺らの分だ!」 アントが、これまで消えていった分身たちのエネルギーをすべて右手に集約。最大出力の「俺バースト」を放つ。同時に、イキリギリスがそのビームに乗り、超高速の蹴りを叩き込む。 【銀河・もぐもぐ・超絶爆裂蹴】 「ぐはぁっ!!」 狸師匠とポコは、光の奔流に飲み込まれ、同時にリングの外へと吹き飛ばされた。激しい衝撃に、二人は白目を剥いてダウン。> 司会者:「決着!!勝者、【ハイパー・ホッパーズ】だーーー!!!」 --- 【表彰式】 司会者:「見事な勝利!食欲と不機嫌さを力に変えたハイパー・ホッパーズに、優勝トロフィーを贈ります!」 --- 【試合後のやり取り】 チームA:ハイパー・ホッパーズ イキリギリス:「見たかよ!やっぱり俺が最強だったなーw!」 やれやれアント:「……まあ、お前が暴走してないうちに終わってよかったよ。次はもっといい弁当用意しろよな」 イキリギリス:「えー!俺が勝ったのに!?w」 チームB:タヌキ・マスターズ ポコ:「うぅ……負けちゃったタヌ……。最後、歌っちゃったのがダメだったタヌ……」 狸師匠:「へへっ、いい勉強になったな。相手の『食欲』という野生の力、恐ろしいもんじゃ。次は俺が特製のおはぎを作って修行に組み込むとしよう」 ポコ:「師匠、それはただお菓子が食べたいだけタヌ!!」