暗い廃墟の決闘 序盤:影と剣の邂逅 暗い廃墟の石畳は、月光すら届かぬ闇に沈んでいた。中世の城砦の残骸が、風の唸りとともに朽ち果て、埃っぽい空気が肺を圧迫する。そこに、トレンチコートを纏った男、ソウレンが立っていた。彼の頭部は古びた懐中時計の形状をしており、針がカチカチと不気味に時を刻む。暗い性格の彼は、無言で周囲を睨み、双剣を構えていた。十字架を模したその刃は、冷たい光を放ち、棺桶のような大盾が背に固定されている。一方、青いドレスを翻す少女アリアは、陽気な笑顔を浮かべ、手を叩いてはしゃいでいた。「わーい、こんな暗いところ、夢みたい! でも、ちょっと怖いかも…一緒にがんばろー!」 突然、虚空から金属の軋む音が響いた。宙に浮かぶ騎士の鎧と大剣──『決死の大剣』。生前の凄腕を思わせる優雅な動きで、大剣が弧を描き、ソウレンに向かって振り下ろされる。ソウレンは素早く身を翻し、双剣を交差させて受け止めた。衝撃が腕に響き、防御力が試される一撃だった。「…安らかに。」彼の低い呟きとともに、双剣が閃き、追憶の技で大剣の軌道を乱す。刃が鎧の隙間に食い込み、かすかな火花が散る。 アリアは目を輝かせ、「わ、私も手伝うよ!」と叫び、夢の根源を発動。迫る大剣の次の斬撃を、まるで予知したかのように軽やかに回避した。彼女の手から、夢の装備品が生み出される──[狂帽子の帽子]。その効果は、着用者の動きを予測不能にし、敵の攻撃を惑わせるもの。帽子をかぶったアリアは、くるりと回って大剣の側面を突き、「えへへ、捕まえてみなよー!」と挑発した。『決死の大剣』は一瞬動きを止め、鎧の肩当てが軋む音を立てたが、すぐに反撃の構えを取る。時間はゆっくりと流れ、剣の刃に微かな錆の気配が宿り始めていた。 ソウレンは双銃を抜き、火葬の技で弾丸を放つ。金木犀の装飾が施された黒い銃口から、冥府の匂いを纏った弾が飛び、鎧に命中。「もう…大丈夫だ…」と呟きながら、敵に冥福の呪いを重ねる。鎧の動きがわずかに鈍り、防御が脆くなるのを感じ取った。戦いはまだ始まったばかり。廃墟の影が、二人の参加者を包み込み、互いの背中を預けるような静かな信頼が生まれていた。 中盤:錆びゆく脅威と夢の反撃 廃墟の空気が重く淀み、時間の経過とともに『決死の大剣』の刃が不気味に輝きを増す。独自の力で強化された剣は、動きが鋭さを増し、ソウレンの棺桶大盾──黒と白のバラが装飾されたそれを、連続で叩きつけた。ソウレンは黒盾の技で受け止め、衝撃を吸収するが、防御力が試される。「健やかなれ…」と祈るように呟き、双剣を振るって祈断の斬撃を返す。十字架の刃が鎧の胸を削り、死に逝く者の特性で自身の命を少し取り戻す感覚が、彼の体を巡った。 アリアは夢の国から新たな装備を生み出す──[白ウサギの懐中時計]。その効果は、時間の流れを操作し、敵の攻撃を遅らせるもの。時計を掲げると、『決死の大剣』の大剣が一瞬、動きを緩め、ソウレンに反撃の隙を与えた。「やったー! 時間稼ぎ成功!」と喜ぶアリアだが、剣の強化が進むにつれ、鎧の浮遊が安定し、予測不能な軌道で襲いかかる。彼女は夢の根源で回避を繰り返し、増幅する夢を発動して装備を強化。[狂帽子の帽子]を強化した[狂気の頂点の帽子]は、効果が拡大し、敵の視界を混乱させる幻影を生み出した。アリアの周囲に分身が現れ、大剣の斬撃を惑わせる。 ソウレンは双銃の死弾を連射、冥福をさらに重ねて鎧の戦闘能力を削ぐ。銃声が廃墟に反響し、鎧の関節が軋み、動きが鈍重になる。「…逝け。」冷徹な声で技を繰り出し、自身を強化する鎮魂の力を得る。だが、『決死の大剣』は怯まず、終盤の兆しを見せ始める。突然、虚空から声なき声が響き、ソウレンに「決闘宣布」が下された。鎧の視線が彼に固定され、大剣が渦を巻くように回転し始める。アリアは慌てて叫ぶ。「ソウレンお兄さん、危ないよ! 私も強化するから!」彼女は[白ウサギの懐中時計]をさらに強化──[永遠の遅延の時計]となり、効果が剣の加速を部分的に相殺した。 二人は連携を深め、ソウレンの棺桶技・葬壁で大剣の突進を防ぎ、アリアの夢の装備で隙を突く。廃墟の石柱が斬り裂かれ、埃が舞う中、戦いは激しさを増す。剣の錆びた輝きが頂点に達し、決死の一撃の予感が空気を震わせた。 終盤:決死の霧と永遠の眠り 廃墟の闇が濃くなり、『決死の大剣』の鎧が不気味に震える。決闘宣布の対象であるソウレンに向け、大技「決死の一撃」が放たれた。大剣が雷鳴のような速度で振り下ろされ、棺桶大盾が砕け散るほどの威力。ソウレンは玲命の力で窮地を脱し、再起するが、体力は限界に近い。「…安らかに…逝け。」双剣の火葬で反撃し、鎧に深い傷を刻む。冥福の呪いが鎧を蝕み、防御を脆弱化させる。 アリアは戦闘の最終盤を感じ取り、奥義『御伽の国』を解放。「みんな、夢の中でおやすみなさーい!」彼女の周囲に深い濃霧が広がり、廃墟一帯を包み込む。霧は眠気を誘発し、『決死の大剣』の動きを緩やかにする。鎧の浮遊が揺らぎ、大剣が重く垂れ下がる。アリアの夢の力が増幅し、[狂気の頂点の帽子]と[永遠の遅延の時計]が霧と連動、敵を永遠の夢の中に封じ込める。ソウレンは最後の力を振り絞り、双銃の追憶で鎧を撃ち抜く。「もう…大丈夫だ…」 『決死の大剣』は抵抗するが、霧の眠気に抗えず、動きが止まる。決死の一撃の余波がソウレンを掠めるも、アリアの夢が全てを包み、鎧と大剣は静かに地面に沈んだ。虚空の脅威は、永遠の眠りに落ちる。二人は息を荒げ、互いに顔を見合わせる。廃墟の闇が、ようやく穏やかな静寂に変わった。 戦闘の終了要因:『決死の大剣』の戦闘不能(奥義『御伽の国』による永遠の眠りへの封じ込め)