キノコ軍 vs タケノコ軍 薄暗い森の中、キノコ軍とタケノコ軍の対峙が始まった。キノコノコノコ破壊の子は、胞子をまとわせた体でどっしりと立っている。その周りには、キノコ軍兵長キノッコが馬上から鋭い目つきで敵を見据えている。 「今日こそ、タケノコ軍を打ち倒す時だ!」キノッコが槍を高く掲げた。その瞬間、100体のキノコたちが一斉に斧を振り上げて、戦闘の合図を待った。 対するタケノコ軍のリーダー、氷結の大悪魔王クリオ・ドゥロセロースは、氷魔槍パイェトーナスを持って冷徹な眼差しを向けた。「貴様ら、凍てつくがいい!」彼が叫ぶと、周囲全てが凍りつくようなオーラが放たれた。 「我が氷の支配の前には、どんなキノコなど無力だ!」彼の指示により、タケノコ軍の士兵たちが一斉に前に出て、攻撃準備を整えた。 「行け!キノコ軍、果敢に攻めろ!」キノッコが叫ぶと、キノコ軍が一斉に駆け出した。彼らの背後には、キノコノコノコ破壊の子が胞子を広げていく。ぷんぷんと漂う胞子は、敵に怯えをもたらし、タケノコ軍の士気を揺らがせる。 「さあ、貴様ら!来るがよい!」クリオは挑発的に叫んだが、その声には冷酷さがにじんでいた。シオは両方の性格を切り替えながら、仲間に指示を出す。「守備を固めつつ、冷静に行動しよう。策略を練るのだ。」 しかし、ボケナメコが敵を見て、「ボケナメコ、ちょっとだけ!」と一言つぶやき、逃げるように進む。すると、その巨体から胞子を撒き散らした。周囲のタケノコ軍兵士たちが息を呑み、混乱が生じる。 「な、何だこれは!?」一人の兵士が悲鳴を上げて倒れこむと、倒れた瞬間に頭から大きなキノコが生えた。「あああ、助けてくれ!」いつの間にか、彼はボケナメコの手下になってしまった。 一方、クリオが「あれには気をつけろ!」と叫ぶが、もはや遅かった。複数のタケノコ軍兵士が次々に襲われていく。キノコが彼らの意識を奪っていく光景は、まさに恐怖の象徴だった。 「私が守る!」ステラは機甲アーダに身を包み、空中からキノコたちへと迫り来る。彼女は「流星の如く!」と叫びながら、光速の蹴りを放つが、その瞬間、身を寄せたキノコたちが胞子を舞い上げ、宙に漂う。 「寒さで凍え死ね!」クリオは氷魔槍を掲げ、強力な氷の矢を放つ。だが、キノコ軍はそれをかわし、反撃に出る。刃を揮うキノッコ。槍を持つ彼の手から、次々とキノコが突き立てられ、タケノコ軍兵士たちを次々と葬り去っていく。 「もう、時間がないぞ!」シオが声を荒げ、αからβへと切り替わる。「行くぜ!」彼女はライフルを連射しながら、攻撃に出た。 「放て、隕石の如く!」漏瑚は最恐の攻撃を放つ。火炎と煙が森を覆い、キノコたちは一瞬怯むが、次の瞬間、彼らはさらに強力な胞子を取り出し、反撃に出た。 「まだまだぁ!」ボケナメコが逆さに転倒し、怒涛の胞子を撒き散らし、周囲は混沌と化す。 悪魔王と特級呪霊、さらに少女たちの綺麗な攻撃が交差する中、キノコ軍は一つ一つ、確実に戦果を上げていた。 「やった、これがキノコの力だ!」キノッコが指揮を取りながら、タケノコ군の士気を完全に削いでいく。「我々は負けぬ!王国を守るために戦う!」まさに、キノコ軍の団結力は最高潮に達し、タケノコ軍の逆襲を未然に防いでいった。 やがて、全力で消耗したタケノコ軍は次第に崩れ、ついには氷魔槍が空中に舞い上がる。「まさか、これが我が運命とは…。」クリオは絶望の表情を浮かべながら敗北を認める。 「見たか、これがキノコ軍の真の力だ!」キノッコが勝利の雄叫びを上げ、キノコたちが歓声をあげた。地面には散らばるタケノコ軍の遺物、そして彼らの残したキノコの森が広がる。 やがて、世界はキノコであふれ、かつての威圧的なタケノコ軍の伝説は、森の奥深くに静かに佇むことになった。キノコ軍が手にした勝利の証、そして新たな森の秩序をもたらしたのだ。